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記者クラブを利用できない理由は「徳島市の方針」だから...内藤市長は質問を無視!

7/29徳島市役所記者クラブの応接室で、受任者が7000人になったことを報道各社のみなさまに記者会見していただきました。

私たちは7/15にこの発表を「市政記者クラブで《記者会見》をしたい」と申し入れてました。
けれども徳島市政記者クラブの方から

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「市の方針で、
市政記者室を使って記者会見が行えないことになった」
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と連絡をいただきました。
徳島市広報公聴課は市政記者室での記者会見を拒否しましたが、記者室は市の干渉を拒否して上述のような形で応接室記者会見をしてくれました。


市政記者クラブと内藤佐和子市長に質問状を送付

この記者会見までに私たちは「市の方針で、市政記者室を使って記者会見が行えないこと」について「市政記者クラブ」「内藤市長」に質問状を送りました。

市民の疑問に誠意を持って回答をくださった市政記者クラブに対し、
内藤市長からは何ら回答がいただけませんでした。

双方に送った質問書と記者クラブからの回答は以下のようになります。

市政記者クラブに送った質問書と回答

質問書
2021年7月22日
市政記者クラブ加盟報道各位

内藤市長リコール住民投票の会
代表 久次米尚武

平素は報道活動お疲れさまです。
さて、7月15日に私たちの会は、活動経過を広く市民のみなさまに報告する記者会見を開催するため、市政記者室使用の申し込みをいたしました。
ところが市政記者クラブ幹事社さまから「市の方針で、市政記者室を使って記者会見が行えないことになった」との返事をいただきました。
今まで、私たち市民は、さまざまな活動の中で、市政記者室を使って記者会見を行い、市民に活動を広報するということを行ってまいりました。
そのことによって支障が生じたということは一度も経験しておりません。
それにもかかわらず、突然の使用禁止とのお返事に戸惑っております。

幹事社さまの説明によれば、市政記者クラブの方針ではなくあくまで市の方針であるとのことです。
市という権力に全面的に従う市政記者クラブというのも納得がいきません。

2000年6月21日に制定された「新聞倫理綱領」には、
国民の「知る権利」は民主主義を支える普遍の原理である。この権利は、言論・表現の自由のもと、高い倫理意識を備え、あらゆる権力から独立したメディアが存在して初めて保証される。
新聞は公正な言論のために独立を確保する。
あらゆる勢力からの干渉を拝するとともに、利用されないよう自戒しなければならない。とあります。
権力におもねる報道による市民生活への不利益は歴史が示しています。
そのための「新聞倫理綱領」であると私たちは理解しております。

そこでお尋ねいたします。
なぜ市の方針を全面的に受け入れ、市政記者室を市民の記者会見の場として提供することを拒否なさるのでしょうか。
理由を市民ができるように明確にお示しください。
ご回答は7月28日必着でお願い致します。

7/29に市政記者クラブから回答がありました

7/29に徳島市市政記者クラブは誠意を持って市民からの質問に回答してくれました。回答内容は以下の通り。

2021年7月29日
内藤市長リコール住民投票の会
代表 久次米尚武 殿

徳島市政記者クラブ

市政記者室の使用に関する回答書

平素よりお世話になっております。
さて、7月26日に市政記者クラブ加盟各社に提出された質問書(7月22日付)について、当クラブの総意として回答いたします。

市政記者室で会見を行えないというのは徳島市の方針であり、
当クラブはその方針を受け入れはいない。
従って、公序良俗に反しない限り当クラブが
市民の記者会見を拒否することはない。
尚、徳島市の方針を含めて、
市政記者室の使用方法については市と協議中である。
当クラブとして、報道のために市民の声に耳を傾ける姿勢は変わらない。

以上

記者クラブに送った質問書と回答はこちらからすべてご覧いただけます。

内藤市長にも質問書を送りました

同じ質問を内藤市長にも送りました。
けれども回答期限の7/28までに内藤市長からは何の返答もありません
内藤市長はいわば「市民の質問を無視」したこととなります。

質問書
2021年7月22日
徳島市長 内藤佐和子殿

内藤市長リコール住民投票の会
代表 久次米尚武

平素は市政運営ご苦労様です。
さて、7月15日に私たちの会は、活動経過を広く市民のみなさまに報告する記者会見を開催するため、市政記者室使用の申し込みをいたしました。
ところが市政記者クラブから「市の方針で、市政記者室を使って記者会見が行えないことになった」との返事をいただきました。
今まで私たち市民は、さまざまな活動の中で、市政記者室を使って記者会見を行い、市民に活動を広報するということを行ってまいりました。
そのことによって支障が生じたということは一度も経験しておりません。
それにもかかわらず、突然の使用禁止とのお返事に戸惑っております。
そこでお尋ねいたします。
なぜ急に市政記者室を使っての記者会見を禁止にしたのでしょうか。
理由を市民が理解できるように明確にお示しください。
尚、部屋が狭いということであれば他市のように、市庁舎内の他の部屋を準備すれば済むことであることを申し添えておきます。
ご回答は7月28日必着でお願い致します。

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市長定例記者会見で
徳島新聞記者から内藤市長への厳しい質問

また、7/28の市長の定例記者会見では徳島新聞の記者から「記者室の利用」について厳しい質問と批判の声が上がりました。
内藤市長「事務方レベルの問題」といい、対応はすべて市職員が行いました。記者会見の様子を文字起こしした記事をご覧ください。

報道された記事

7/29に記者会見していただいた記事は下記のように報道されました。
ありがとうございました。

この他、読売新聞が「徳島市長リコール衆院選後、署名活動」との見出しで、これまでの受任者集めの広報活動にも言及する記事を書いてくださいました(ネット記事のURLが分かり次第掲載いたします)


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