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市政記者クラブは誰のもの?

7/6に遠藤前市長教育会館で記者会見を行いました。

けれども、遠藤氏は当初その前日の7/5に「徳島市政記者クラブ」で記者会見を行う予定でした。けれどもできませんでした。

理由は端的に言うと
「徳島市が市政記者クラブを貸してくれなかったから」。

遠藤氏が7/4の朝に徳島市市政記者クラブの幹事社に「記者会見をしたい」旨を申し入れると、幹事社からは「徳島市の許可が必要だと言われ、7/5に徳島市に確認を取ると「使えないんです」と言われたそうです。

この件について、徳島市広報広聴課に市政記者室で記者会見が出来ないと明記した条例規則等を問い合わせました。
すると、

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「そのような条例などはない」、とのこと。
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遠藤前市長が2016年の市長選挙に立候補した時も市政クラブで記者会見を行いました。
また、これまでにも市民団体が徳島市政クラブで記者会見を行ったことも何度もあります。
なのになぜ、遠藤氏の記者会見を徳島市政クラブで行うことができなかったのでしょう。

他の市町村の場合

市政クラブの利用についてホームページで積極的に利用を呼びかける行政もあります。

例えば東京都立川市岡山県倉敷市の場合

東京都立川市 立川市政記者クラブ
https://www.city.tachikawa.lg.jp/koho/shise/koho/kishaclub.html
市は、事務事業やまちの話題、催しなど、市に関する情報を「立川市政記者クラブ」を通して積極的に報道機関に提供しています。
市政記者クラブは、誰でも利用することができます。

事前に申し込みをすれば、誰でも利用することができると記載してあります。

岡山県倉敷市 倉敷記者クラブ等への情報提供
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/32367.htm
倉敷記者クラブ等の報道機関を通じて情報提供したい場合は、記者クラブの受付窓口へ資料を必要部数提供してください。

記者クラブに資料を必要部数提供することで、市政記者クラブに加盟している報道各社に情報提供すると記載しています。

尼崎市も同じように記載しています。

尼崎市政記者クラブへの情報提供
尼崎市政記者クラブに、地域の話題やイベントなどの情報提供をしたい場合は、事前に広報課に連絡していただき、資料20部を広報課まで持参ください。
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/shisei/1001823/press_release/1015785.html

徳島市はどのような規則になっているのでしょうか。
また、市政クラブは誰のものなのでしょうか。

民主主義の根本に関わる重大な問題だと思います。





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