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《Youtube》内藤市長が前市長に4.6億円の請求!? ❶新町西開発の真相

新町西地区開発は3回シリーズでお伝えします。
新町西地区開発は1本目は18分と少し長めの映像に。


テーマはこちらです。

問題点

30年以上 市議会議員として市政をみつめてきた代表の久次米尚武ならではの視点で、新町西地区開発の問題点を語っています。
市民がなかなか知ることができない驚くような話も...。

新町西ってどんな場所?

遠藤前市長のところに送られてきた4.6億円の請求書は、 新町西地区開発 に対する当時の市長としての「不法行為」による損賠賠償請求だと述べた #内藤市長
そもそも、新町西地区とはどのような場所だったのでしょうか?

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(桐山)
今回の場所である新町西地区とはどのような場所でしょうか?

(久次米)
小池市長が当選した2年後に東新町にあった丸新百貨店が閉店。
少しずつ人通りは減っては来ていたものの、東新町アーケードはまだ賑わいは残っていました。
けれども同じようにアーケードがある西新町はシャッターを降ろす店も多く、閑古鳥が鳴いていました。
1991年には地元の商店街振興組合が再開発構想を策定してました。

(桐山)
2005年に新町西地区にホールを建てると表明
してからも、なかなか計画は進まなかったですよね。それはどうしてですか?

(久次米)
当時は都市開発を行うには県知事の許可が必要でした。
飯泉知事は財政問題を理由に計画に同意せず、計画自体が頓挫してしまったんです。
けれども、2012年に都市開発を規制する法律の改正があり、知事の許可の必要がなくなりました。そこで原市長は徳島市が新町西地区の再開発事業を都市計画決定しました。
2年後には徳島市を含めた地権者で事業の実施主体となる再開発組合が発足。
ホール建設を含めた新町西地区開発計画が動き出しました。

ホール建設の問題点は?

(桐山)
動き出した再開発ですが、4年後に遠藤元市長が白紙撤回をされています。何が問題点だったんでしょうか?

(久次米)
この事業を進めるうえでの問題点は大きく分けると3点あったんだろうと思います。
1点目はお金の流れが不透明な事業でなあったこと
2点目は原元市長の進め方への疑惑
3点目は住民から反対運動がおこり、多くの市民が反対したことです。

お金の流れが不透明って?

(桐山)
では、まず1点目のお金の不透明さについて教えてください。

(久次米)
2012年
にこの都市計画決定がなされたとき、総事業費は154億円でそのうち徳島市の負担は116億円でした。
それが2014年に再開発組合が設立されると、総事業費は168億円(当初より+14億円)市の負担額は132億円(当初より16億円)に膨れ上がりました。
さらに驚くことに、その1年後の2015年には総事業費が225億円(当初より+71億円)市の負担額は181億円(当初より+65億円)と、さらに大きく膨れ上がりました。

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徳島市は、事業費の値上がりを震災復興や東京オリンピックの影響により全国的に資材や労務単価の上昇傾向が続いていることなどによる経済状況の変化などを理由にしていましたが、とても納得できるものではありません。
当時の職員は "値上げ見積書" を作らされていたとか...。

信じられないような相場とかけ離れた高額な地代

(久次米)
その事業費の中には地権者の方々から買い取る土地や建物代も含まれていたわけですが、1坪平均174万円という高額、裏通りまで全て補償金が提示されていました。

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(桐山)
非常に高額な印象ですが、相場観がないので少し分かりずりずらいです。

(久次米)
国土交通省が発表している土地の価格の目安で路線価というものがあります。固定資産税の産出もとになるものですが、当該エリアの路線価を調べ1坪換算すると約16万~35万円くらいなんです。
最新鋭の建物を建てた場合ですら1坪100万円いくかどうか…。
今回の1坪平均174万がいかに高額な事業であるかが分かります。

原市政の強引な進め方

(桐山)
ホール建設の問題点、2点目は原市政の進め方への疑惑です。
実は先ほど出てきた住民側であるはずの西新町再開発組合には最大の地権者として徳島市が入っていたとか。

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(久次米)
その通りなんです。新町橋南詰にある公園は徳島市の土地です。
そしてその隣には生命保険の会社のビルが建っていました。
原市長時代、徳島市はこのビルを2億円で購入しました。
このビルの購入によって徳島市は再開発区域で最大の地権者にのし上がりました。

(桐山)
徳島市はなぜ2億も出して購入したんですか?

(久次米)
新町西地区開発は地域の住民が作った「組合」が主体で事業を進められていました。
これまでの問題点でも挙げていたように地権者が金銭的に得をするようにしたが、依然として反対する方も多くてなかなか意見がまとまらなかった。
徳島市が最大地権者として再開発事業を引っ張っていくために2億円もの大金を出してこのビルを買い取ったんです。

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(桐山)
徳島市
再開発事業を管理、監督する行政の顔組合のトップとしての顔この2つの顔があったということだったんですね。

地域住民からも白紙撤回の声が上がっていた

(桐山)
徳島市は再開発事業を管理、監督する行政の顔と組合のトップとしての顔、この2つの顔があったということだったんですね。

(久次米)
新町西地区開発 はそこに長年住み、商いを営む住民からも反対の声が上がっていました。
ビルの前には「白紙撤回を」と書かれた看板が書かれています。
また同じように新町川沿いの窓にも「白紙撤回を」という文字が大きく描かれています。
またこのような看板も掲げられています。

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市は私たち家族が暮らすこのビルを、相談もなく、勝手に再開発区域に組み込みました。
私たち家族は、生活の糧である武道具店(創業明治元年)を取り上げられたら、途方に暮れてしまいます。
みなさんこの白紙撤回に協力してください。

(桐山)
他にも反対運動されていた方はいらっしゃいましたか。

(久次米)
このビルから少し西にいったところにある喫茶店にこのような看板が掲げられていました。

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原徳島市政は、この店を強制的に再開発区域に組み込みました。
私のほかにも、この地域で真面目に営業し、生活している10軒余りの方々を、強制的に追い出すのが新町西開発です。
この店を存続させるため、強力な応援をお願いいたします。

徳島市民の多くも西新町でのホール建設に反対

(桐山)
そうだったんですね。徳島市民の新町西再開発に対する賛否はどうだったのでしょうか。

(久次米)
新町西の住民だけでなく、市民から反対の声が上がり反対署名運動も起こりました。
反対署名運動で集まった署名は、4万6423人そのうち有効署名は41466筆でした。
この数は2012年の徳島市長選挙で原秀樹さんが獲得した33,524 票 を大きく上回っていました。

(桐山)
新町西再開発事業は特定の受益者のために原元市長が強引に進めようとしていた事業であり、それらが明るみに出た結果、反対運動が起こっていた事業だったということがよく分かりました。

久次米さん、ありがとうございました。

概要欄に小見出しを

概要欄に小見出しをつけ、少しずつ見たい場所からご覧いただけるようにしています。

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