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【9/6勉強会記録帖-6】徳島市の保育園事業担当者とどんな話をしたの?

2020年9月6日に「徳島の未来を守る会」が主催した、山本武生徳島市議会議員を招いてのオンライン勉強会の記録を共有いたします。

《山本市議への質問6》
山本市議が徳島市の保育園事業担当者へ接触した理由と内容を教えていただけますか?

参考
岡孝治市議が6月議会の代表質問で「特定の第三者たちによる事業への過度な介入が行われたという疑念が払拭できない」として、市に調査を求める場面があり、これを受けて内藤市長は「刑事的な問題に発展する可能性も」と述べました。
▼徳島の保育施設整備 「第三者介入」の疑念 接触の市議は否定
https://mainichi.jp/articles/20200617/ddl/k36/010/359000c
▼刑事的な介入とは?
https://note.com/pftokushima/n/n623fa5f8c8f0

コンサル

《山本市議の回答》

「意見交換」のための「接触」

私は市議会議員として、徳島市の様々な事業にたいして様々な部・課の担当者の方に接触はします
接触をする理由は、もちろん「市民の声」であるとか「徳島市の業界が今どういう状況で流れていますよ」とか「将来例えば国がこの事業にはこのような考えを持たれていますよ、また将来徳島市のこの事業はこういうふうにやっていったら良いんじゃないでしょうか」とか、様々の情報を提供させていただいています。
または市役所の職員の方から「こういう事はできませんよ」とか「こういった形でなければ、こういうのは進みません」と教えていただくこともあります。
こうして、この保育事業に限らず様々な事業に対して徳島市の職員さんと様々な意見交換を行っています。

私は今、市議会議員として3期目10年目になります。
何よりも「徳島市ががよくなることを一番に」と思ってやっております。
そのそういった意味で市の職員さんと意見交換をすることはよくあります。

社会福祉法人が担ってきた、徳島市の保育事業の歴史
そして、現在の待機児童の状況

そしてご質問の「保育事業者への接触」ということについて。
保育事業に対して先ほども申しましたけども、徳島市は長年に渡って社会福祉法人が民間の事業者としての担い手でした。
これは徳島市の保育園の半分ぐらいが私立で、基本的にはすべて社会福祉法人で進めてきたということです。

(参考)
https://note.com/pftokushima/n/n055364a945c7

ほどなくして制度が変わって、民間事業者が参入できるようになりました。
けれども、民間事業者が参入することでもともとずっと徳島市の保育行政を担ってきていただいた社会福祉法人の経営が行き詰まるということはあってはならないんですよ。

だから「社会福祉法人だけで待機児童の解消ができるのであれば、まずは社会福祉法人が教育保育施設を運営すべきではないんですか」ということもお伝えしました。
でも、先ほどもお話ししました通り、現状は認定こども園に入園させたいというニーズが多くあり、社会福祉法人だけではそのニーズを満たせないという現状があるということを担当課長から意見をいただきました
よって、今回の教育保育施設等整備費補助事業に関しては、民間の事業者も参入するという形で進めたと認識してます。

(守る会)

どうしても「政治家が関わると危険」とか、そういうふうに解釈される方がいらっしゃるようにあります。私もそんな風に感じてしまうこともあります。でも実際市民の声を届けるというのは、市議会議員として大切なお仕事ですよね。実際私達有権者も「もこういうことで困っとんです」というのを聞いて動いてくださるる議員さんに一票を投じますし、大切なことだろうなと思います。
けれどもどうしても政治家はそういう「悪い」イメージ付きやすいんでしょうね….。

《山本市議》

ドラマ等でもだいたい政治家は悪者になりますのであれですけど、ただ本当に今の時代、良くも悪くもそういう利権政治は本来あってはならないし、無いと思います。
もしかしたら一部にいらっしゃるかもしれませんけど…。
ただ私は10年間徳島市議会議員としてやってる中でですね、「利権で儲かりました!」という話は聞いたことがないですし。
実際には例えば入札も電子入札で職員の方も何もわからないという状況ですし、そんな簡単な利権なんかが横行するような行政ではない。
徳島市も他の自治体の行政もそうだと思いますけど、今の自治体ではそういったドラマのようなお話はなかなか現実にはないとご理解いただいたほうが有り難いなと思っております。

山本市議の「紙面演説」もぜひ併せてご覧ください


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