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厚生労働省からのアドバイス...?
先日、厚生労働省から 徳島市議会自由民主党徳島市議団宛にこのような書面が届きました。
「令和2年度教育・保育施設等整備費補助事業における事業承認および交付金の内示について」に対する回答について
厚生労働省の「子ども家庭局保育課」「子育て支援課」の連名で発行されています。
「厚生労働省子ども家庭局」は厚生労働省の内部部局のひとつで、児童の心身の育成や発達に関することや、児童の福祉のための文化の向上に関することを取り扱っています。
内藤市長の「政策判断」で取り下げられた交付金
待機児童解消のために今年度の当初予算に盛り込まれていた民間保育園などの補助事業。
3月議会で既に内示が決まっていた厚生労働省からの交付金の取り止めを決めたのは内藤佐和市長です。
6月の文教厚生委員会で内藤市長は「私の政策判断である」と述べました。
その後、厚生労働省は二度にわたり徳島市に対して「なぜ補助事業をやめるのか」と経緯説明を要請し、それに対し徳島市は7/14と7/28に厚労省に回答を送付したと言います。
民間保育園への補助金を取り止めた徳島市に対し、厚労省が二度にわたり、「なぜやめるのか」と経緯説明を要請。徳島市は7月14日と28日、厚労省に回答書を送付…
— トリビューンしこく (@tribune_shikoku) August 12, 2020
自民党徳島市議団が厚労省に問い合わせ
それを受けた自民党徳島市議団は、厚労省の担当部署に交付金の内示に対する照会を行いました。
厚労省から返ってきた回答がこちらです。
まだ徳島市から正式な内示の取り下げ依頼は受け取っていないとのこと。
そして地域の実情や住民のニーズに応じて適切に実施するように、さらに「関係者に対して丁寧にご説明いただくことが必要と考えている」と結ばれています。
厚生労働省から徳島市政に対するアドバイスでしょうか...。