どうなる!?そごう徳島店閉店後
2020年8月31日。
徳島都市開発が保有するアミコビルに入居する「そごう徳島店」が37年の歴史に幕を閉じます。
徳島都市開発株式会社は徳島市の第三セクターで、過半数の株を保有しています。
内藤市長に公開質問状を提出
2020年7月。
徳島の未来を守る会代表代行の小野が、そごう徳島店の後継テナントについて内藤佐和子市長にFacebook上で公開質問状を出しました。
FBのタグ機能を使って 内藤市長 にタグをつけて投稿しました。
選挙戦中の内藤佐和子氏の発言
まず、問題として提起しているのが徳島市長選中にNHKで放映された「そごう閉店後の中心市街地活性化」についての 内藤佐和子氏の発言です。
当時一般人であった内藤氏はこのように答えています。
NHK選挙web 徳島市長選
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/local/tokushima/16396/skh48021.html?fbclid=IwAR0zQoP0v9gFuNqcl8fju2DipCl8HxRqdahomkqsn4YfoRhanyiOEo415rc
「そごうの跡地についても、今まちづくりの企業とか誘致が得意な企業さんとかと一緒になって百貨店も含めたところと、私も今交渉中です。」
この言葉は、番組を視聴していた多くの市民有権者並びに県民に大きな期待を抱かせたのではないかと思います。
この放送から約3カ月余り経過しており、内藤市長 が「交渉中です」と言われた案件については現在どのような状況になっているのでしょうか。
放送で語られていた「まちづくりの企業とか誘致が得意な企業」の企業名と、現在の百貨店との交渉の進捗状況並びにその構成される概要など、内藤佐和子 市長自ら市民に報告する責任があると思います。
公開討論会では、具体的な企業名も
また徳島青年会議所が3/18に主催した立候補予定者公開討論会で「若者が徳島に残る策」について #内藤佐和子 氏はこのように語りました。
「リバースプロジェクトさん、リターンズさんといった
まちづくりが得意な会社とコラボしたい」
と具体的な企業名を出していました。
(3分11秒あたりからの発言)
これらを踏まえて内藤市長へ6つの質問
これらを踏まえて、内藤佐和子市長にお尋ねしたい以下の6点をまとめ、公開質問状を出しました。
1 百貨店との交渉はいつ頃から始めたのか
2 どのような方法で百貨店とコンタクトをとったのか
3 百貨店側の担当者の地位および立場
4 徳島市の第3セクターでアミコビル所有者である徳島都市開発株式会社がコンサル契約しているデロイト・トーマツ社が #徳島そごう 後継テナント誘致の交渉を行っている最中、一般人であった内藤さんがどのような権限と資格をもって百貨店と交渉されていたのか
5 徳島都市開発株式会社とデロイト・トーマツ社は、当時一般人であった 内藤佐和子 さんに、契約条件等をどのように伝えたのか
6 通常このようなコンサル契約は、専属専任契約で行うものであり、何人たりともデロイト・トーマツ社を飛び越えて第三者と交渉することは、越権行為(無権代理行為)に当たり民法上問題があると思われますが、どのような認識を持って交渉していたのか
明確な答えがないなら「公選法違反」の可能性も!?
これら6つの質問に対して明確な答えがない場合、内藤さんは何の資格も権限も持たず、更に賃貸借の詳細な条件も賃料等も知らないまま、勝手に「百貨店も含めたところと、私も今交渉中です」と選挙期間中に放映された、NHKの番組の中で発言したということになります。
この発言は「公職選挙法235条の虚偽事項公表罪」
当選を目的に公共の電波を使い、不特定多数の有権者に間違った認識をさせた重大な選挙違反を #内藤佐和子 氏自ら行ったことになる可能性があります。
この問題について、6月議会で山本武生議員から質問がありました。
けれども、内藤市長は「就任前のことについてはお答えできません」と答弁されましたが、それで済まされる問題ではありません。
市民に明確な答えを示すべきです。
自ら外したタグ、市民の声は届いたか....?
これらの内容をFacebookで内藤佐和子氏にタグ付けしたところ、内藤佐和子さんは自らの手でタグを外されました。
よって公務でお忙しい中、投稿は読んでいただけていると信じたいです。
閉店10日前のテナント説明会では
また、8/21の徳島新聞ではアミコビルを運営する徳島都市開発が非公開の説明会を8/20に開いたと報じられています。対象はそごう徳島店閉店後も営業を継続する店舗で約20店舗が参加。会の冒頭では「後継のテナントが決まっていない」と報告されたそうです。
説明会に参加した出店者は「そろそろテナント名を聞けるかと思っていたのに残念」と不満の声を漏らしています。
徳島都市開発株式会社の鈴江社長は取材に対し「8月末をめどに後継テナントの発表を目指すという考えは変わっていない」と述べたとのこと
アミコビル9月以降の状況 後継テナント「未定」徳島都市開発が説明会
https://www.topics.or.jp/articles/-/407519
8/17の記者会見での内藤市長の発言
(読売新聞社)
半月後に、そごう徳島店が閉店するという段階まで来ましたが、現時点での後継テナント誘致の進捗状況を教えてください。また、テナント誘致が9月以降にずれ込んだ場合に、徳島市として考えていることがあれば教えてください。
(内藤市長)
前回の記者会見のときと同じ答えになってしまいますが、基本的には徳島都市開発株式会社と話をしながら交渉を進めている状況は変わっていませんので、特に徳島市から発表できるものはありません。
9月以降にずれ込んだ場合に徳島市として何ができるかについては、引き続き、徳島都市開発株式会社と緊密に連携をしながら、早急に発表できる態勢を整えたいと思っています。
7月29日の記者会見でもお話させていただいたように、徳島市コロナ危機突破プロジェクト創造支援補助金の採択事業の中に、まちなかを活性化させるような事業もありましたので、そういったところとも連携しながら、できるだけ徳島駅前やまちなかを衰退させないよう、徳島市としても関わっていきたいと考えています。
2020年8月17日 内藤市長記者会見https://www.city.tokushima.tokushima.jp/shisei/mayor/mayor_press/press_2020/kaiken20200817.html
85%の店舗が見切りをつけて、退店
8/30の毎日新聞の報道によると、
「そごうが管理するフロアに限れば、293店舗中44店舗と15%が営業を継続。不透明な先行きに85%の店舗が見切りを付けた形」
だと言います。
あす、そごう閉店 最後の週末、名残惜し 感謝のセール開催/徳島
https://mainichi.jp/articles/20200830/ddl/k36/020/245000c
そごう徳島店が閉店となる8/31午後、
未だ後継テナント名は発表されていません。
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