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《5/10追記》リコール署名縦覧時の「委任状」について、徳島市選挙管理委員会に公開質問状

総務省は「徳島ルール」だと回答

4/25、徳島市選挙管理委員会にリコール署名縦覧時の「委任状」について公開質問状を提出しました。
総務省に問い合わせたところ、今回の徳島市選管のこのような対応は「徳島ルール」だと回答をいただきました。

以下、徳島市選挙管理委員会に提出した「公開質問状」です。


徳島市選挙管理委員会御中

2022年4月25日

公開質問状

「内藤市長リコール署名」縦覧の際にそれまで何の説明もなかった委任状を発行した徳島市選挙管理委員会。なぜこのような措置を行ったのか質問させていただきます。

徳島市では平成17年3月24日に「個人情報保護条例」を制定しております。
にもかかわらず、徳島市選挙管理委員会は、「内藤市長リコール」を求める署名に対して、解職を求められている市長をはじめとして、すべての市民が縦覧できるような措置をとりました。
そのうえ、市長の委任状を乱発し、市長の委任状をもった多数の市民に紙と筆記用具を渡し、署名簿に記された氏名、住所などの個人情報を転記させるというおよそ個人情報保護条例に逆行するようなことを行いました。

総務省に問い合わせたところ、「条例、条文の中には、委任状発行という言葉はありません。また、今回の委任状の発行、署名の転記などは総務省が推奨したものでもありません。ですから、今回の対応は、徳島市選挙管理委員会が独自に行った徳島ルールです。」との回答をいただきました。

今回の徳島市選挙管理委員会の対応は、個人情報保護を重要視し、そのための条例まで制定している徳島市の方針とあまりに乖離しております。
なぜ、今回このような方針で縦覧および異議申し立ての手続きを行ったのか、徳島市選挙管理委員会の見解を文書にて、5月10日までにご回答いただきますようお願いいたします。
尚、ご回答は、さまざまな形で一般公開させていただきますことをご承知おきください。

内藤市長リコール住民投票の会
代表 久次米尚武


4/12に縦覧に関する情報公開請求を行いました

去る4/12に以下の情報を「情報公開請求」を行いました。

1.「署名縦覧申し込み書」の縦覧年月日 住所/氏名/生年月日/目的 全員分
2. 受付た市議会議員の縦覧申込書 全員分
3.内藤市長の 委任状 全て 代表請求人2名の 委任状 全て
4.市長委任状でメモされた「異議申し出記入シート」131枚 と「異議申し出記入シート」に記載された2,289名 の署名簿番号/署名番号/署名者氏名 有効・無効事由 その他の欄の記入 全て
5.市議 岡孝治氏に委任状なしで許可した「異議申し出記入シート」の原本

4/18に470枚の公文書の回答がありました。
個人情報に関わる部分は黒塗りされています。


今回の公開質問状の回答締め切りは5/10。
選管からの回答が届き次第、市民の皆様にも共有いたします。


《追記》
5/10に徳島市選挙管理委員会から文書で回答が届きました

PDFはこちらから

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