なぜ? なかなか情報公開されない内藤市長の公費出張履歴や資料
それは必要?度重なる内藤資料の東京出張
内藤市長はこの夏、毎週のように東京など県外に出張に出かけています。
阿波踊りへのインフルエンサー招致のための映像や千原せいじさんとのコラボ動画や、徳島市から公式に発表されたMIYABIさんとの映像も、おそらく東京で撮影されたものだと思われます。
これらは徳島市という行政を運営する首長として必要な出張なのでしょうか。
公費出張の資料を情報公開請求
徳島市民の方が、7月24日に「内藤市長と遠藤前市長の公費出張の資料のすべて」を徳島市に情報公開請求しました。
こちらが「公文書公開請求書」です。
そしてこちらが8月8日に徳島市より届いた通知書です。
表の三段目と四段目にご注目ください。
当初、徳島市から伝えられていた提出期限は8月8日。
にも関わらず、「9月22日まで延長がしてほしい」という通知が届きました。
なぜそんなに時間がかかるのか?
首長であれ、市職員であれ、公費を使って出張したのであるならば、行程表や報告書、旅費などは公文書として管理されているはずです。
なぜ、そうした文書を公開するのにそのように時間がかかるのでしょうか?
しかも9月22日には徳島市議会9月議会も終了しています。
遠藤前市長分は「公文書を保存していない」
また、遠藤前市長分は5年間の保存期間が過ぎたので「公文書を保存していない」とのこと。
理由に「平成28年度分は令和4年に、平成29年度分は令和5年に廃棄」と記載されていますが、遠藤前市長の任期は平成28年4月から令和2年4月まで。なぜ平成31年度、令和元年度の出張記録も出せないのでしょうか。
そしてまた東京へ
そしてまた今週、内藤市長は週始めと週終わりに2度も上京します。
今週末は土曜日は高円寺や南越谷の阿波踊りへ、
日曜日は「公民連携アワード」に参加のため、とのこと。
「公民連携アワード」のイベントディレクターは、内藤佐和子氏ともTwitterなどSNSで親しくやり取りされている木下斉さんが主催です。
徳島市旅費条例
首長や行政職員の旅費については、各地方自治体の条例で定められています。徳島市は「職員旅費支給条例」により定められています。
内藤市長の出張については、これまで徳島市議会でも追及されました。
釈然としない、度重なる内藤市長の出張に関する書類の情報の公開の遅れ。
なぜこのように多くの時間を必要とするのでしょうか。
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