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【9/6勉強会記録帖-12】10年かけてこども園をつくるという内藤市長の提案がよくわかりません

予算が今回の計画の中では2020年9月6日に「徳島の未来を守る会」が主催した、山本武生徳島市議会議員を招いてのオンライン勉強会の記録を共有いたします。

Zoomで参加してくださったみなさまからも、直接山本市議にたくさん質問をいただき、とても活発な意見交換ができました。

《山本市議への質問12》
「10年かけて既存の幼稚園を活用してこども園を増やしていく」という内藤市長の政策には説得力がありません。

先日、内藤市長は「10年かけて既存の幼稚園を活用してこども園を増やしていく」というような話をしていたと思いますが、具体的な金額や対象施設など発表がなかったため、説得力がないと感じました。
市議会などでは十分な説明はあったのでしょうか。

《山本市議の回答》

この件について、私もいろいろ聞きたいことがありました。
まず、これらの計画に対する予算が今回の計画の中では示されていなかったのです。
これでは判断ができません。
よって「予算が示されていないと判断ができない」ということを文教厚生委員会の方でも申し上げさせていただきました。

示された計画には様々な事業が載っているんですね。
例えば、優先的に取り組む施設等ということで、城東中学校区の沖洲保育所の定員枠を私立こども園に移管するという計画があったり、八万中学校区も八万保育所を私立こども園に定員を移管するとしていたり、不動の中学校区では既存の施設を市立こども園にしていくとなっていたり。
これらすべてが令和3年度の事業としてやるということで説明されているけれども、「ではこれらにどのくらいの予算がかかるのですが」と尋ねると、「まだわかりません」という話でした。

これらの事業に関する財政負担がどの程度かかるかといったことを、この9月議会で示さなかった。
徳島市は「12月議会でこの財政負担等についても説明させてもらいたい」というようなことを言っていました。

けれども、先ほど言っていた城東中学校区と八万中学校区では、9月下旬から12月上旬にかけて受け皿となる民間事業者を新たに募集するとも記載されていました。
また募集して財政負担が大きくなってできないということになったら、また見直しということになるのかなとも思うのですが、どうやら募集するそうです。
これではダメだと言いましたけどね。
どうするんでしょうね..。

山本市議の「紙面演説」もぜひ併せてご覧ください


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