練習なんてやってらんねえ
筆が止まって考えたこと。
RASからのアファメーションの具体的な手段を綴ろうと思ったのですが、どうにも筆が止まってしまい、そのまま数日が過ぎてしまいました。
日々の練習でもこういうことってある。
そういうときにどうするか。
一旦夢実現の記事から離れてそこを内観してみることにしました。
別に練習しなくたって誰も困らん
そもそも練習って誰のためにするのでしょう。
誰でもない、あなた自身のためですよね。
別にあなたが練習しなかったところで誰も困りゃあしないのです。
あなたが勝手に困るかもしれないってだけです。
それでも地球はまわってます。
果たして本当に困るのか
さてさて。練習しなくてあなたは本当に困るのか。
ここで最初の3歩がきいてきます。
あなたはどこに向かっているのか。いつまでにそれを成すのか。
例えば私が実体験で困ったことをシェアしてみる。
・次の練習の時に指慣らしに余計時間がかかる
・限られた時間の中で指慣らしに時間を取られる分、肝心の曲の表現の方に時間を取れない
・一回あたりの練習の質が下がる
・想定したスケジュールより曲の仕上げが遅れる
・曲の仕上げが遅れることで焦り、自分自身を責める
…うん、あんまりいいことないですね。
私が所属している脳の講座、THE GATEの中では、こういったことを"マイナスリターン"と呼んでいます。
雪だるま式にマイナスリターンが膨らんでいくことを、"マイナスリターンの複利運用"と呼んでいます。
まさに一回練習しないことでマイナスリターンの複利運用にスイッチを入れてしまっているわけです。
どうせならプラスリターンしたくない?
"プラスリターンの複利運用"をするには
練習の本質ってピアノに向かったことよりも、練習の質だとはわかりつつ。感情に支配されてどうにも動く気にならない時は、アクションのハードルをとことんまで下げる必要があると思ってます。
私なら、
1音だけでもいいやと決めて、ピアノの前に行き、蓋を開けます。そのとき頭に浮かんだ曲をテキトーに弾きます。
このとき、"1音だけでもいいやと決めて"と"テキトー"がミソ。適したようにではなく"テキトー"です。
これをやるかな。
そうしたら私の場合だと納得いかない箇所が絶対出てくるのでそこから勝手に練習スイッチが入ります。
そうしたらしめたもんです。
みなさんにとっての一番低いハードルはなんだろう?
考えてみてください。考えたら、書いてどこか目につく場所に貼っておきましょう。
あなたはマイナスリターンを選ぶのか、僅かでもプラスリターンにつながるアクションをするのか。
ため息みたいな記事
はー。そんなわけで、記事の更新、今日はやっとできました。
筆が止まってみて、そして再開してみて感じたのは、ため息みたいな記事でないと書けないなということ。
ため息って思わず漏れますよね。
かっこつけんぞ、誰かに見せんぞ、って少しでも思っていたら熱が乗らないし、書いたとしても誰にも伝わらない。
そしてこうやって出るため息はきっと誰かのため息でもあると思う。人間らしいから届いたりするんだと思います。
わかる。やってらんねえよな
やってらんねえ。そんな時はあります。人間だもの。
やってらんねえけど、どうしたい?めちゃめちゃ省エネでも1歩踏み出す?それともマイナスリターンを選ぶ?
日々その繰り返しです。お互い頑張りましょう。
というわけで最後に素敵なため息を。