しのぶ奥様ストーリー⑩
しのぶちゃんとのシャワーを堪能したあとは、いよいよベッドインだ。
「それじゃあ、しのぶちゃん。例のものを」
私がそう声をかけると、しのぶちゃんは嬉々とした様子でカバンを開き、その中から大人のオモチャを取り出してきた。
しのぶちゃんが取り出したのは、私がオプションで指定した電マだ。
それを彼女は嬉しそうに私に手渡してくる。
彼女は責めるのも好きだが、責められるのも好きという、男としてはなんともありがたい性質をしていた。
中でも道具を使った責めには目がないほどに大好物らしく、いま喜びが溢れているのもそれが原因だ。
私は彼女から受け取ったそれをコンセントに繋ぎ、ちゃんと動作するかを確認する。
――ブブッ、ブブブブブ……!
問題ないようだ。激しく振動する電マを見て、しのぶちゃんの目が期待にキラキラ輝いていた。
「よし。ベッドに寝て」
「わかりましたっ」
素直に応じたしのぶちゃんが、ベッドの上にあがる。
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