テリア犬の顔マグネット作り
ワークショップの見本用にぬいぐるみマグネットを作りました。
こちらのぬいぐるみマグネットはP.F.A.C.(プファク)でも扱っている商品でして、
せっかくなので大まかな作り方を記事にしてみました。
土台を準備します
まずは軽量粘土で土台を作るのですが、自然に乾くまで3日ほどかかります。4センチ×6センチくらいの卵型の球体を丸め、風通しの良いところへ置いておくだけなので、作りたい日の3日以上前までに土台を仕込んでおきましょう。ドライヤーを使う手間を考えるとこの方法が一番楽です。
土台を毛皮で包んで縫います
土台の長手を軸に毛皮で筒状に包み、重なった部分を目立たない色の糸でぐし縫いします。毛皮の毛足が長いので荒く縫っても縫い目は見えません。
短手の端も同様、毛皮を土台にきっちり沿わせて縫います。
耳を作ります
タテ3センチくらいの木の葉型に毛皮と薄い革をカットし、ボンドで貼り合わせて耳を作ります。
耳を2つ折りに縫い止めてから、後頭部へ縫いつけます。前からみたときに見える耳の大きさを確認して縫い位置を決めてください。
顔上部に毛皮を付け足します
幅1センチくらいの毛皮を頭部の横幅分くらいにカットし、額に沿って貼り付けます。よりテリア犬っぽさが出ます。
目と鼻先を作ります
画鋲にアクリル絵具や油性ペンなどでペイントして目を作り、好きな位置に刺します。次の工程で鼻先を付けた後、バランスを見て目をつけるのも良いですね。最終的な位置が決まったら、ボンドで固定します。
鼻先の出っ張りを作るための毛皮を用意します。1.5センチ幅くらいの細長い毛皮をくるくると巻いていき、巻き終わりを縫いどめます。長さは10センチくらいでしたが、毛皮の厚さによって違うと思うので、好みの大きさまで巻いてください。
鼻先用毛皮を本体に縫いつけます。多少目が荒くても構わないので、目立たない色の丈夫な糸で顔の中心に縫いつけてください。
鼻をつけて、口元を縫います。
鼻パーツをボンドでつけます。
鼻の上の毛皮を真ん中で分けるとテリア犬っぽいニュアンスが出ます。
毛皮のクセを固定したい場合は、水で薄めたボンドで毛皮をセットすると良いみたいです。
口元を太めの刺繍糸などで縫います。
今回はレース編み用の糸(チャコールグレー)を使用しました。
マグネットパーツを付けます。
後頭部にマグネットをつけます。
マグネットよりやや大きめの円形に毛皮を切り抜き、その中にマグネットを貼り付ける土台(くり抜いた円形よりやや大きいサイズ)を入れ込み、ボンドなどで固定します。この土台は厚手のフェルトでも良いですが、椅子の足につける傷防止シートを使用すると、すでに両面テープがついているので楽です。
マグネットを金属接着が可能なボンドでフェルト土台にくっつけます。円形にくり抜いた毛皮はマグネット周りをなみ縫いし、マグネットの周辺が毛皮で埋まるように縫い縮めます。
首にリボンを結んで完成!
これで、ぬいぐるみマグネット、テリア犬が出来上がりました!
(飽きずに読んでくださった方々、本当にありがとうございました。)
一応リボンを結んで完成したのですが、
その後ちょっと紳士っぽくしたくなって、さらにシャツ襟をつけてみました。
こちらのぬいぐるみマグネットのワークショップは
手芸ショップのneedle(ニードル)さんで行う予定ですので、
ご興味ある方はHPで情報をご確認くださいね。(情報が出るのは9月頭くらいになります。)
スタッフ小作