挫折
って言っているうちはいつまで経っても成長できていないんだなってふと考えた
大人になって、今までの人生で挫折(と言えるものかはわからないけれど)だと思ってきたものたちがそうじゃなくなっているような気がして、考えてみた
3歳の頃、部分調節性内斜視という斜視だと診断された
幼稚園の3年間で3回、肺炎になった
4歳でピアノを習い始めてから、検定やコンクールに挑戦したけどなかなか結果に結びつかなかった
中学校・高校と続けた吹奏楽も大変なことがたくさんあった
高校受験、1回落ちて少し絶望した
多忙を極めた高校生、耳を悪くしたり味覚障害になったりした
大学受験、2回落ちて結構絶望した
19歳、お互いにがんばるために別々な道に進むことを決めた
20歳、おなかに大きな腫瘍ができた
最後のひとつを除いて、すべて経験に変わったんだなと思った
自分にしか見えない世界を私は見ることができるし、
肺は強くなって吹奏楽をできるまでになったし、
最終的に全国大会で自分のピアノを評価してもらうことができたし、
東北大会や金賞を経験することができたし、
諦めなかったら高校も合格できたし、
ほんのちょっとのストレスになんて負けなくなったし、
面接や口頭試問、実技、小論文とかいろんな受験パターンを経験できて、これも諦めなかったら大学も合格できたし、
人を想うことの大切さを教えてもらった。
挫折という言葉は 挫け折れる という意味だけど、今思い返したら、どれも考え方が変わったり 乗り越えてしまっているから もうすでに挫折じゃなくなってるんだなあと思った
つまり今私がぶち当たっている壁も、乗り越えればそのうち変わるんだろうな~
なんて今日 MRIの順番待ちしながら考えた