ウマ娘のアドマイヤベガはHSPなのではないか という話
はじめに
初めまして。ペヤングです。このnoteでは私が常々思っているにもかかわらず、この広いインターネットの世界で一人も提唱者を見かけたことがない、「ウマ娘のアドマイヤベガはHSPやその類の精神疾患なのではないか」という説についてオタク語りをしていきます。ウマ娘を知っている方はもちろん、ウマ娘を知らない方にもその都度説明しながら進めていきますので、最後まで読んでいただけるとうれしいです。
※このnoteはスマホアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」や、YouTubeで無料公開されているアニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』のネタバレを少し含みます。ネタバレが嫌な方はご注意ください。
また、今後の文章では「ウマ娘のキャラクターであるアドマイヤベガ」を「アドマイヤベガ」と表記します。(実際の競走馬を検索しようとしてウマ娘の画像が出てくるのが大嫌いなので極力棲み分けたいけどこの文章でいちいち「ウマ娘のアドマイヤベガ」と書いていたらくどすぎるのでしょうがなく)
最後に、このnoteにアドマイヤベガを貶す目的は一切ありません(実馬も含む)。二次元キャラクターを精神疾患呼ばわりするなんておぞましいと感じる方もいるかもしれませんが、これはキモいオタクの歪んだ愛みたいなものです。こんな風に解釈する人もいるのか~と、広い心で読んでいただければ幸いです。それではどうぞ。
HSPとは
記事のタイトルを読んで、そもそもHSPって何ぞやと思った方もいるでしょう。ググッてみると以下のように出てきます。
要は、他人と比べて過敏な人のことですね。 これを読んで自分ってHSPかもな~と思った方や時間のある方は、HSP診断テストもやってみると良いでしょう。HSPに対する理解がさらに深まると思います。
アドマイヤベガというキャラクター
HSPについて説明したところで、アドマイヤベガというキャラクターについて説明していきます。ウマ娘を知っている方はおさらいのような感じで読んでください。見た目はこんな感じ↓ ダウナーで一匹狼なキャラクターです。キャラクター説明も重要なので引用しておきます。
次はこちら↓ YouTubeの公式チャンネルに公開されているキャラクター紹介映像です。アドマイヤベガのボイスやスマホアプリ内で動く姿を見ることが出来ます。この映像を見たウマ娘を知らない方は、「あの子」って誰やねんとなることでしょう。この「あの子」が、キャラクター説明にもあった幼少期に起こったこととつながってきます。
実は「あの子」とは、双子の妹のこと。そして、幼少期に起こったこととは、双子の妹を亡くしたことです。しかも、どちらが死んでもおかしくない状況で自分だけ生き残ることが出来たという設定。つまり、アドマイヤベガは、自分は妹の犠牲のもとで生きているという思いを強く持ちながら、罪滅ぼしとして妹のためにレースに出走しているキャラクターなんです。
余談ですが、モチーフとなった実在の競走馬であるアドマイヤベガも、双子として生まれたのちに、片方の子供が亡くなっています。Cygamesもこのエピソードを核にアドマイヤベガのキャラクターを考案したのでしょう。
アドマイヤベガHSP説
アドマイヤベガのキャラクターを紹介したところで本題に入ります。私がアドマイヤベガってHSPじゃね?と感じたきっかけは、YouTubeで無料公開されているアニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』の1シーンを見た時です。開始時間はリンクから設定してあるので、6:15あたりまで見てみてください。何か気づいたり感じたことは無いでしょうか。
皆さんお気づきですよね。そうなんです。モブキャラたちの置くノートがバラバラすぎるんです。私がはじめてこのシーンを見た時には「いや、ノート綺麗に重ねろよ」と声が出たほどのバラバラ具合。もはや芸術の域です。
それに比べてアドマイヤベガはどうでしょう。ノートを直接手渡すことでバラバラに置くのを回避しただけでなく、ナリタトップロード(作中でトプロ委員長と呼ばれていたキャラクター)本人ですら気づいてない足の擦り傷に気づいて手当てしてあげています。気づき力が高すぎる。(気づき力って可視化を見える化って言ってるみたいで気持ち悪いんだけど他にちょうどいい日本語が無いんだよな)
もちろん、これだけでHSPだと断言するのは時期尚早かもしれませんが、アドマイヤベガをHSPだと仮定して、アドマイヤベガの気持ちになってこのシーンの一挙手一投足を見てみると、そうとしか思えなくなってくるんです。
まず最初のシーン、ノートがバラバラなことに気づいたHSPの皆さんはどう思うでしょうか。そうですよね。ノートを綺麗に並べ直したくなりますよね。しかし、モブキャラたちの目の前でノートを並べ直そうものなら「バラバラに置くなよ」と嫌味を言って、楽しい会話に水を差しているようなものです。そこでアドマイヤベガは、仕方なくノートを直接手渡しすることにします。
次のシーン、アドマイヤベガはナリタトップロードの足の擦り傷に気づきながらも、無視して自分の座席に戻ろうとします。このシーンはどのように考えているでしょう。恐らく、ナリタトップロードの足の傷に気づいてしまったけど、本人が気づいてないことを他人の自分が指摘するのはお節介かなと考えているに違いありません。絶対そう。
最後のシーン、擦り傷に気づいたのに無視するのも自分に罪悪感が残って嫌だと感じて少し逡巡していると、ナリタトップロードに声をかけられます。そこで、逡巡の理由ををいちいち説明するのもめんどくさいし、罪悪感が残るのも嫌だからと思って手当てをする という感じです。
そう言われてから見返してみるとそのようにしか見えないのではないでしょうか。この気づく力、他者への配慮、罪悪感の持ち方、完全にHSPですよね。そうなんですよ。
1度アドマイヤベガをHSPだと思って見てみると、そうとしか思えない言動がどんどん出てきます。
まずはこれ、ウマ娘のアプリ内で見ることが出来るアドマイヤベガのプロフィールです。苦手なことに賑やかな場所とあります。これはHSPの典型で、人の声で賑わっている場所はもちろん、電車内のようなただ人が多いだけの場所でも、そこに居るだけで精神的に疲れます。ちなみに、言わずもがなですが誕生日ケーキを毎年2つ用意するのは自分の分と亡くなった妹の分ですね。これを見て「アドマイヤベガって意外と食いしん坊なんだな」とか言ってる人はネタなのかガチで無神経なのか分からないので反省しましょう。
次にこれ。アドマイヤベガをアプリのホーム画面に設定した時に聞くことが出来るボイスです。これまたいかにもHSPという感じ。無言の空間は気まずくて精神を消耗するけど、無理に会話を続けるのも精神を消耗するという地獄の板挟み。しかも相手が美容院の店員さんという絶妙な距離感。HSPの人はこういう社交辞令的なやり取りでも疲れます。アドマイヤベガは絶対愛想笑いする度にどのタイミングで表情戻せばいいんだろうって思ってる。(オタクの拡大解釈)
語ろうと思えばもっとHSPっぽいところや思考回路がわかりてすぎるところをいくらでも語れるのですが締め切りの8日も近づいてきたので止めておきます。あと眠い。
おわりに
これを読んでアドマイヤベガというキャラクターに興味が出てきた方、アニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』を見てください。全4話でボリュームもちょうどいいし、何よりYouTubeで無料で見られます。アドマイヤベガというキャラクターをさらに知ることが出来るでしょう。
もともとウマ娘は知っていたけどこれを読んでアドマイヤベガというキャラクターの見方が広がった方、これからアドマイヤベガを見る際に少しHSPのことを念頭に置いて見てみてください。アドマイヤベガというキャラクターの魅力がさらに増すことと思います。
ここまで、二次元キャラクターを精神疾患呼ばわりする奇怪な文章を読んでいただきありがとうございます。このnoteでウマ娘やアドマイヤベガというキャラクターに興味が湧いたり、好きになってくれる方が一人でもいてくれればうれしいです。コメント等もお待ちしています。お気軽にどうぞ。
最後に、アドマイヤベガのソロ曲と共に一番言いたかったことを言って締めとさせていただきます。
二次創作でオタクが描くアドマイヤベガ、HSPじゃなさすぎ。
ありがとうございました。
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