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【チワワ初心者】迎える時に確認したい2つの病気のこと。

ペットの実家では、厳選したブリーダーさんと、そこで過ごす子犬・子猫を紹介しています。

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チワワの平均診療費

チワワは犬の中でも、年間治療費が安い犬種で、平均年間診療費は0 ~ 12 歳で58,875円かかっています。
ちなみに犬全体の平均70,683円です。チワワは1万円安いですね。

なるべく長く元気に暮らしてほしいと思うのが親心。その元気が長く続くために、迎える時に確認してほしい事柄が2つあります。

①進行性網膜萎縮(しんこうせいもうまくいしゅく)

PRA(Progressive Retinal Atrophy)とも呼ばれ、網膜が徐々に薄くなり、最終的に失明する眼疾患です。発症年齢が6歳と若いので、景色を楽しんでお散歩する、ということができなくなります。
これは遺伝病なので、遺伝子検査を行えば迎える前に分かります。
その子や親がこの遺伝子を持っているかはブリーダーやペットショップに確認してみてください。

ペットの実家では、この遺伝病と向き合い検査を行っているブリーダーのみ紹介していますが、まだまだこのようなブリーダーさんは少数派です。
劣性遺伝子なので、遺伝上は片親がクリアであれば子は発症しません。が、「父親が実は違った!」なんていう血統書の偽装や交配の偽装はブリーダー業界ではよくある話なので、両親検査をしていると、より安心です。

遺伝の仕組みはペットの実家サイト「ペットの実家について」に掲載しています。

②神経の病気

水頭症やてんかんなどの病気です。どちらも動きがおかしい、けいれん、体を触ると痛がる(特に首)、足がもつれる、まっすぐ歩けない、成長が遅いなどの症状がでます。
予防法はありませんが、生まれつきの病気や若い年齢で症状が出やすく、命に関わる病気です。
お迎えするときには、動きがおかしくないか、兄弟犬と体格差がないか比較することがなにより大切です。「小柄でかわいい」と、そのまま信じてはいけません。 

いかがでしたか?
チワワは大人気犬種ですが、そのため大量生産されているのもまた事実・・・。隠さずブリーディングしているブリーダー、またその子をしっかりお世話をしているペットショップから迎える必要があります。
また、診療費の58,875円はあくまでも平均。これ以上かかることがあります。家庭に負担のならないように、ペット保険も検討しましょう。

厳選したペットの実家のブリーダー出身のチワワちゃんはこちらから。

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参考文献

JACAP202100179