ペットショップでのお迎えトラブルについて、店長の本音
ペットショップで購入した犬や猫に、
「寄生虫がいた。」「感染症をもっていた。」「下痢をした。」
などが理由でペットショップと飼い主さんがトラブルになることは多々あります。
このようなお迎えトラブルは、日常茶飯事です。流通を経てお店にやってくるペットショップでは、感染症や寄生虫、ストレスからくる体調不良を防ぎきることはできません。
そんな理由のあるペットショップ側が、感染症や体調不良についての説明を怠ると、トラブルになってしまします。
生き物である以上、ペットは「現状販売」しかできません。
現状販売とは、歯並びが悪くなる可能性もあり、毛色も変わる可能性がある、ということだけではありません。
潜伏期間のある感染症に感染している可能性もあり、成長しないと分からない内蔵奇形が見つかるかもしれません、ということです。
昨今では、ペットショップの責任問題について何度も告発されていますが、ペットショップで働いていた立場から見れば、寄生虫や感染症からくるの体調不良や死亡については、店員の説明不足による、飼い主の処置の遅さが原因だったと思います。
しかし、店員の説明不足が原因だったとしても、「これから家族が増える!」というハッピーな場で、このような話を聞きたいでしょうか。
このような話、店員もできればしたくないはずです。ハッピーな気持ちだけでお迎えしてほしいと思っています。
それでも伝えなければならないので、多くの店員は「何かあれば病院へ行ってください。」とだけ伝える店員さんは多いです。
私はトラブル防止のために、上記のような説明を皆さんにしていました。
「今は元気だよ。」と。
生き物をお迎えするということは、少なからずリスクがあります。そのリスクを全く想像せず迎えようとしていないでしょうか。
ペットも人と同じように、成長しなければ分かりません。妊娠しても臨月まで育つとは限りません。健康に生まれたとしてもなんらかの障がいが成長してから見つかる可能性があるのは、人も動物も一緒です。
「購入したから健康だ」とは言えません。
どれほど高値で購入しても、保証できません。
みなさんは、このリスクを見えていますか?
それでも元気な子を迎えたい
しかし、迎えるまでの飼育の仕方や管理の仕方、親への対応、ワクチンスケジュール、駆虫、流通はそれぞれ違います。
ペットの実家では、あなたと出会うまでの幸せを考えて、母親や子犬・子猫にとって素敵な環境を整えている犬猫ブリーダーさんを紹介しています。
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みなさんが素敵な家族を迎えることができますように!