保護犬ビジネスでは?定期フードやペット保険加入が義務付けられている訳
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前回は保護犬ビジネスについて・ペットショップにはいけない子はどうなってしまうのかについて投稿しました。詳しくはこちらから。
今回はその続きで、保護犬ビジネスと言われている愛護団体さんがどうして
これらについてペット業界の裏側から解説していきます!
ペット保険の義務
ある保護団体では、
という決まりがあります。
保険の種類ってたくさんありますが、どうして特定の保険だけなの?これは手数料がほしいのでは!?と思ってしまいますよね。
もちろん手数料がほしいというのもひとつの理由ですが、そもそも保護犬や保護猫のようなハンデのある子が加入できる保険って少ないのです。
しかもネットで加入できる保険と、愛護団体のような保険代理店で加入できる保険は、同じ保険会社であっても、保険の種類が違うことがあります。(※全ての保険に共通するものではありません。)
が違ってきます。
これは、第三者として犬猫の健康状態を保障することができるからこそ、内容が違ってくるのです。
ネットで加入する人の中には病気なのに病気じゃないと偽る方がいるんです。そのため保障される病気も制限されることがあります。
しかも、多くの場合保障開始までの審査期間(待機期間)があるため、里親になった直後の一緒に暮らせるか試すお試し期間(トライアル中)は無保険で過ごすことになります。
例えば、里親になった当日にネットで保険に加入するとします。そしてトライアル中に骨折すれば実費で治療しなければなりまへん。審査には約1ヵ月かかりますので無保険でトライアル期間を過ごすことになります。
そのまま治療費を払って一緒に暮らしていただければいいですが、トライアルを中断した場合、その骨折の治療費は誰が払いますか?トラブルにもなりかねませんよね。
無保険の期間があっては、引き渡す側も里親さん側もリスクがあります。
動物愛護団体さんで加入できる保険の多くは翌日には保障が開始されるので安心してトライアルに送り出せます。
こういった理由から、特定の保険への加入を義務付けていることは多いです。
そのため「手数料がほしい」という理由だけで保険への加入を義務付けてはいないと思います。
定期フードの義務
次はなぜ「特定のフード」を長期で義務付けているかについてです。
よくある保護団体の定期フードというのは、里親になった後に半年~5年と長期で特定のフードを購入しないといけない仕組みになっています。
ワンちゃん猫ちゃんたちは特定のフードだけを何年も食べないですよね。なにより病気になった場合療法食が必要です。これってフード代で儲けたいだけでは?と言われてもしょうがないと思います。
ですが、このフードサービスが足切りに使えるのです。
というのも、譲渡したくない里親さんというのは
このような家族には迎えてほしくありません。
通常、動物愛護団体さんはかなり厳しい審査があります。お家や年収、家族構成などを確認をしています。
その審査には時間や人手も必要です。実際にお家に見学をしにいく団体さんもいます。
このような背景を考えると、定期フードに加入しないといけないという前提があれば「家族として迎えない方」への抑止力になります。
これで全て審査が必要なくなるかと言えばそうではないですが、実際には審査には限界があります。そのためこういった仕組みが取り入れられているのもひとつの案としてはありだと考えています。
ペット保険の加入についても、加入が中断されれば動物愛護団体側で一緒に暮らせているか確認を取ることもできます。
いかがでしょうか。
ちょっと見る目が変わりましたでしょうか。
動物と関わる全ての人が、動物好きで最後まで愛情をもって飼育をしてくれるわけではないので、あの手この手を使って仕組み化されています。
その仕組みに賛否両論ありますが、
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