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少しやせましたね

野菜などを栽培しています まるはな です🍅

農業を始めるようになて20年、
専業農家である我が家、親から学ぶ以上に、お世話になった
同じ作物、同じ出荷団体に所属している先輩に久しぶりに会いました。

事情もあり、数年前に出荷団体を抜け、産直出荷に切り替えていた先輩

久しぶりに産直売り場でばったり
「 こんにちは 久しぶりです なんかやせましたね 」
の言葉をかけました。

マスク越しに、懐かしい目をしてくれて、おもむろに胸元を見せてくるんです
すぐにわかりました、手術を行ったあとが見えました。

「 生きて帰ってきたとこ 心臓へ人工弁を入れてきたんだよ 」

今では医療も進み、ロボットアームや内視鏡カメラによる傷口を最小限にするものもあるが、
今回は緊急を要したのか、従来の胸骨を正中切開して、心膜を切開した後に心臓を露出させての手術だったらしく、縦に大きな切開あとがあり痛々しいものでした。
肋骨も切開したらしく、胸骨がつながるまでは無理もできないとの事でした。

生きるか死ぬかだったようで
無事に帰ってきてくれて、久しぶりの再会に感謝しました。

この心臓疾患に陥るまでに気をつけろよと言われた事。

先輩

幼少期、心臓弁膜症の疑いがあると言われ、何となく過ごしてきた、
運動が苦手、体力がないなどは自分の体質と疑わずいた先輩
還暦を迎え、歳かな?息切れがひどい、長く作業ができなくかったなどの症状が
出ていたようでした。

自分の親もそうですが、農家で作物を育てていると日々管理することばかり、
自分の体を気にする前に日々の仕事が気になる。
ちょと体が痛い、調子が悪いは、少し無理をしたのかな、少し休めば大丈夫 と
無理をみんなしています。
そして我慢できないぐらいになってから病院へ行く、そこで先生に言われるのは

「長年無理をしてきましたね、無理がった立ったんですね、
 よくはならないですが、ひどくならないように治療していきましょうね」

我が家の両親はこの言葉からなのか、性分なのか少しは通うのですが、
無理をしてきて治らない、少し通ってたのに改善がすぐに出ない、
家では作物の管理をしないといけないなどで行かなくなってしまう。

このような状況は、農家だけではなく自営業をされている方は同じ思いで、無理をしてでも生活を守っていると思います。

先輩は言います

心臓は痛みを言わない!
心臓の悲鳴は、心臓とは違うところから筋肉痛にような痛みを出すので、重大の病気とは思わないから一気に症状が進み悪化していまうので気をつけろよ!
自分も幼少期に心臓の弁膜症の疑いがあってから、体力のなさは体質なんだと勝手に判断するのではなく、定期的に診察していれば、農家で仕事でやる事ばかりと思い年に一度の検診にも行かなかったのを行っていれば気づけたかも知れない
そうすれば人工弁を入れることにはならなかったかも知れない。
日々の生活の変化、健診はやっておいた方がいいぞ と。

心臓弁膜症
65歳を過ぎると一気に増えるとされる心臓弁膜症

気にしてこんな症状

散歩の途中で立ち止まるようになった
お風呂掃除、洗濯物を干す時に息切れがする
階段を上るだけで息切れが長引くことがある
この頃辛いので、坂道や階段をさけてしまう
早足で歩くと胸が痛むことがある
突然、気を失ってしまうことがある
トイレに行くだけで、胸がドキドキすることがある

心臓

心臓は血液を身体中に循環させるポンプ、1日10万回休まず拍動しています。
心臓にはいろんな弁(フタのようなもの)があり、この弁が閉じたり、開いたり
する事で血液が一方方向へ流れています。
心臓弁膜症には、狭窄タイプ・弁の開きが悪くない、血液の流れが妨げられるものと、閉鎖不全タイプ・ベンの都地方が不完全なため血液が逆流してしまう状態
があります。

心臓弁膜症は高齢になるとともに多くなる。
55〜64歳・1.9%、65〜74歳・8.5%、75歳以上・13.2%
65歳以上の心臓弁膜症潜在患者は148万人にもなるようです。

症状に気づきにくい点
加齢にともなう変化(体力のおとろえ)とよく似ている。
歳だからしょうがないと思ってしまう。

症状に気付く
日頃から少しでも体を動かし,変化にきずいたら循環器科にかかる事で早期発見につながります。

農家,体だが思わないように動けなくなった,重病になって仕事ができなくなっった事で仕事の一戦から退く人がほとんど。

今回人工弁を入れた自分,この人工弁,金属であれば100年,今回の弁は15年の使用期間。
15年後またこんな手術に耐えられないかも,今回15年の命をもらえた事に感謝
して家族の為、やっとできた孫のため頑張らないとね。

この先輩の言葉に 会えたことに嬉しく
無意識に動いている心臓に感謝しながら記事にしました。

ありがとうございます。




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