人間不信

実は
調停2回目の前日に
とても嫌な事があったんだ
いつも相談に乗ってくれる司法書士の先生と
調停前の打ち合わせでの出来事。

その日は私の都合に合わせてもらって、日曜日の午前中に2時間程、先生の事務所で私の心境と相手方に対する議事録のまとめの打ち合わせという名目。
先生は70代の白髪の男性
ダンディと認定しても良い雰囲気の上品な方
信頼できる人からの紹介でもあり
父親くらいの年齢である事に、初めから何の警戒心もなく依頼をした。
数回お会いしてきた中で、真摯に私に寄り添う姿勢が安心感を増していた。

「僕は女の人の心理や体の事をよく勉強していて熟知しているんだよ。女性の性器も細部までデッサン出来るくらいに詳しいんだ」

え？？？
何の話し？？？

頭が一瞬真っ白になった
それでも適当に相づちを打ちながら
先生のトークを聞いていた

「あなたもまだ若いのだから、息抜きに出かけたりしなきゃだよ。乾いてしまうよ」
は？？？
何の事？

だんだん身体中が緊張してきて
気持ち悪い
それでも冷静を装って頷いてみた

「土曜日とか休めないの？気分転換にドライブがてら連れて行きたいところがあるんだけど。
とても良いところだよ。きっと君も気にいるはず。もちろんお泊まりで」

キモイ…
帰りたい…
てか、わたし何しに来たん？

話しを逸らすために
おトイレに立ち上がって
その場を離れた

帰り際
「ハグさせて」
早く帰りたかったので
息を止めて
さっさとハグして事務所を出た

帰ってから寝込んだ
体が重い気持ち悪い

ショックと怒りで
感情がぐちゃぐちゃ

今の私に何が起きてるんだ
引き寄せだとしたら私の何がそうさせたんだ
悔しくて悲しくてしかたない