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【全頭見解】東海ステークス2021編

初めましての方も、初めましてじゃない方も!
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。

中京1800mで行われる第38回東海テレビ杯 東海ステークス(GⅡ)。
今回は中央競馬の全頭見解です。
今週はTCK女王盃で2021年の交流重賞がスタートし、来週には川崎記念(JpnⅠ)も行われます。
東海ステークスも2月のフェブラリーステークスに続く前哨戦なだけに、要チェックです!!

東海S全頭見解

ここからは近走の内容から、各馬の個性について探っていきます。 

1グレートタイム
インを立ち回るのが上手いので最内枠は〇。
ただ、15頭立てでスタートがあまりうまくないので道中の位置取りが取れない。
OP入り後は壁にぶつかっているが、その理由はスタート。
スタートから位置を取れたブラジルCは2着に好走している。
1800mGⅡで前目に行けるか。

2ダイシンインディー
逃げ馬なのでハナを奪えるかどうかだが、東京2100mのブラジルCでは出ムチを入れていた。
つまり、馬の潜在能力的にはスタートはそこまで速くない。
今回は1800m戦。
インティという逃げ馬もいるので、逃げられるかも怪しいうえに、仮に逃げられてもインティにマークされるので、いずれにしても厳しい。

3コマビショウ
OP入り後はLで4着が最高。
昨年の東海Sでは10着に敗れている。
単純に能力的に厳しいだろう。

4タイキフェルヴール
非常に飛びの大きなストライド走法をする馬。
中京コースは形態上外からまくるのは困難。
それでいて飛びが大きいので、内ラチ沿いを立ち回るのも得意ではないだろう。
中京は3~4角で下り坂なので、加速すると外に振られやすい。
ハイペースの追込決着を、直線まで脚を溜めることに徹して臨めばチャンスはあるか、程度。
相性は悪いと思います。

5テーオーフォース
直近の成績から格上GⅡで着順を上げるのは困難だろう。
能力的に厳しい。

6インティ

逃げ馬ながらスタート自体は速くないので、外枠の方が良い。
行き脚は付くので、最初のコーナーが長ければ長いほど先行できる。
実際に昨年のチャンピオンズCもスタート自体は平均以下で、そこからの行き脚で2番手好位を取っている。
2走前のマイルCS南部杯はハイペースに泣き、3走前のフェブラリーSは道中4番手と本来の位置が取れなかった。
歳をとってスタートが遅くなってきているので、ワンターン競馬は向かなくなってきている。
コーナー4つで先行争いが激しくない中距離戦向き。
ハナを奪えれば中京1800mなら勝ち負けなので、気になるのは内枠でスタート直後に前に壁ができてしまうことだけ。

7ケイアイパープル

2勝・3勝クラスを好位から連勝しているがスタート自体は上手くはない。
鞍上にしごかれて好位を取っている。
前走マリーンSでは
8番手からの差しをしていることからも、OPクラスでテンのスピードは足りない。
先行できれば面白い馬だが、先行するには鞍上の手助けが必要。
そして、中京1800mは急坂スタートなので、スタートから強めに押し出されるとスタミナ面で不安が出る。
飛びが大きい走りをするので、坂スタートで加速も付きづらいだろう。
それでも先行できれば面白いが。。。

8ムイトオブリガード
瞬発型の芝馬なのでダート適性を感じない。
昨年3月以来の休み明けもマイナス。
GⅡ勝ち馬(芝)だが、ここは軽視。

9ダノンスプレンダー

先行馬にしては飛びの大きな馬。
急坂が得意ではない。
前走ポルックスSではスタートから急坂の中山1800mでスタートは上手く決めたものの、そこからの行き脚が付いていない。
その理由としては、坂だったからだと思われる。
今回も同じように急坂スタートの中京1800m。
競馬場別で見れば、中山に次いで苦手なコースだろう。
それでも前走は勝利しているので、単純に地力が高い。
3走前のシリウスS(中京1800m)もスタートで躓いて後手を踏みながらも4着と結果を残している。
2走前のカノープスSもハイペースで先行勢では本馬がのみが残っている。
崩れずらく、かつオールマイティーな馬。

10ハヤヤッコ

本馬に関してはこちらから是非!!

11オーヴェルニュ

12アナザートゥルース

実績はあるものの、前走チャンピオンCは13着と惨敗。
飛びの大きなストライド走法なので、基本的には急坂のあるコースは向かない。
ただ、本馬は最も傾斜のきつい中山コースで4勝している。
これは新馬戦からOP入りするまでの間で、この時は適性よりもスタミナ面で他を上回っていた。
交流重賞のダイオライト記念(2500m)を勝っているように、本馬はスタミナに長けている。
重賞級相手に中距離の1800mとなると、スタミナだけでは勝ちきれない。
直線の瞬発力も求められるので、その点が今回もカギとなる。
インティにハナは譲ると思うが、本馬もなるべく前で競馬がしたい。
ストライド走法は下り坂からの急激な上り坂は向かない。
急坂が苦手なので、それまでにリードを保ち、坂で追いつかれても残り200mの平坦直線で巻き返すのが理想。

13デュードヴァン
直線の長く平坦な東京コースに高い適性を示している。
それでも新潟1800mのレパードSで4着なので、まだ力が足りない印象。

14ロードアクシス

ピッチ走法なので中京1800mは合う。
前走太泰Sはスタートで好位を取れると思いきや、鞍上が下げたのが位置がズルズル下がってしまい、さらに道中はかかりっぱなしで全く折り合えていなかった。
直線では一旦は3番手にまで押し上げるも最後はガス欠となり6着。
ちぐはぐな競馬だった。
逆に2走前のラジオ日本賞は好位3番手から折り合い、直線でも勝ち馬と叩き合っての2着。
結果的には直線の坂でのたたき合いで敗れたが、中山で2勝している馬なので決して坂が苦手というわけではない。
中京コースは初めてだが、走法と脚質を見る限るは合う。
外枠に入ってしまったこと、当日は馬場が堅そうなのでパワー<瞬発力寄りになってしまう点が残念だが、穴としては非常に面白い馬だと思う。

15メモリーコウ

ピッチ走法の差し馬ながら、3走前のオアシスS(東京1600m)で差して3着に入っている。
直線が長い東京コースは得意ではないと思ったが健闘している。
また、2走前のブリーダーズゴールドCは門別2000mという非常にタフな条件でのレースで2着に好走。
この馬、適性が謎である。
まったく適性の異なる競馬場で、それぞれ好走している。
特にオアシスSは牡馬相手でもあるので非常に中身が濃い。
ロードアクシス同様大外枠が不運な印象だが、それでも内ラチ沿いべったりの直線一気作戦ができれば面白い。

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以上、第38回東海テレビ杯 東海ステークス(GⅡ)全頭見解でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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それでは、次の記事でまたお会いましょう✋

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