【重心後ろのうちに】白嶺賞2020予想見解
初めましての方も、初めましてじゃない方も!
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は11頭立ての6頭見解です。
それでは、ABS秋田放送杯 第29回白嶺賞(M3)の出走馬見解をしていきましょう!
白嶺賞見解
【お品書き】
・水沢競馬場の特徴
・1600mに求められる適性
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・有力馬見解(6点)
・予想(12/19時点)
展開や馬場状態は当日やってみないと分からない不確定要素ですが、コース形態・競馬場の砂の深さ・スタート位置は基本変わりません。
この変わらない条件から、求められる適性を探っていきます。
その上で、展開予想を含めて好走可能性の高い馬の見解を述べていきます。
水沢競馬場
・1周1200mの小回りコース
・直線300m(正面、向正面)、コーナー300m×2(1~2角、3~4角)
・最後の直線は230mと短い
【1600m】
・4角ポケットからのスタート
・スタートして170mで4角に合流し、緩やかなカーブを曲がり直線に向く
・コーナーは最初の緩いカーブ+4つ
→前半のペースは落ちやすい、距離も踏まえると好位~先行有利
逃げ=1番手、好位=逃げ馬のすぐ後ろの2~3番手
先行=4~6番手、差し=先行以降~中段まで、追込=中段以降
1センティグレード(追込)
コーナリングが上手いので内枠+小回りの水沢は歓迎。
それでも、前走同舞台でタイセイブラストに0.7秒差の完敗しているので、ここの逆転は考えづらい。
2ハイパーチャージ(追込)
前走はA二組だが、内容は濃い。
前日(12/6)に行われタイセイブラストが勝利した師走特別(A一)よりも0.3秒速い勝ちタイム1:41.9。
当日(12/7)の馬場状態は本馬の日の方が時計がかかっていたので、その上でタイムが速いということはそういうことである。
(12/7は-0.7、12/6が-1.5(C1 1400m戦の連対平均値との差分))
ペースも速かったことが勝利の一つだが、今回もペースは上がりそう。
後述するがグランコージーは速い流れを作る逃げ馬なので、この馬との相性は良いだろう。
前々走(11/22)の盛岡1600m戦も、当日は時計のかかる馬場状態だったので、そのことを考慮すると1:39.2というタイムは評価できる。
(11/22は+0.5(C1 1400m戦の連対平均値との差分))
ちなみにこの時も前半のペースは速かった。
速い流れになれば出番は来る。
3タイセイブラスト(先行)
ギアチェンジが速いので、ワンターン競馬よりもコーナー4つの緩急があるレースの方が良い。
前々走(盛岡1200m)は距離もあっておらず、テンから押し出さないと追走できていなかった。
本馬の好走パターンは中段からの差しなので、前半からゴリゴリ押し出していく競馬ではない。
今回の水沢1600mは、そういった意味では非常に相性が良いだろう。
スタートしてすぐにコーナーが来るので前半のペースが落ちやすい。
緩急のある展開になりやすい舞台である。
ただ、逃げ馬のグランコージーは前半から飛ばして逃げるタイプなので、その点は相性が悪い。
ハイパーチャージのところでも触れたように、タイム的にはチャージに劣っている。
しかしながら、今回のメンバーを見るに差し・追込馬が多く、前に行く馬が少ないので中段前に位置する本馬は位置取りの優位性が出ると思われる。
どちらかというとライバルは前にいるグランコージーで、マークする相手を間違えなければ勝ち負けだろう。
いずれにしても、大崩れの少ない馬なので印は打つことになる。
ただ軸馬ではない。
9フェンドオフ(好位)
前走は出遅れてしまったので度外視。
前々走は絆カップで3着に好走するパンプキンズの2着で、タイム差も0.2秒と小さい。
先行馬が少ない今回は位置取りの優位性があるので、スタートが決まれば面白い1頭。
ただ、南関時代は船橋で最も結果を残しているので、コース的に似ている盛岡の方が適性が高い印象。
個人的には、適性はここではないように思う。
10スカイサーベル(差し)
砂を被るのが嫌いなのか、それとも馬群に包まれるのが苦手なのか。
本馬は外々を走って好走する。
なので10番枠という外枠は歓迎で、力は発揮できると思われる。
ただ、前走の内容から1センティグレードとの逆転はあってもタイセイブラストとの逆転は考えづらい。
1秒差をひっくり返すのは至難。
ご協力の後に紹介する馬が、白嶺賞の軸馬です。
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8グランコージー(逃げ)
何度も述べているが、今回は先行馬が少なく逃げ馬の本馬は走りやすい。
その上で、春には同じ舞台で重賞ダイヤモンドカップを快勝。
まだ本格化する前ではあるが、ダービーグランプリ勝ち馬のフレッチャビアンカに1.5秒という大差をつけている。
逃げ馬という特性上、コーナーがゆったりとしている盛岡よりも、小回りの水沢の方が逃げやすい。
小回りコースで外を回す差し・追込馬は加速がしづらく、かつコーナーが多ければ多いほど距離ロスも多くなる。
盛岡1600mはコーナー2つだが、水沢1600mはコーナーが5つもあるので、それだけ逃げ馬には有利となる。
緩急のある展開よりも前半から飛ばして後続に脚を使わせてのスタミナ勝負が得意なので、今回もそのような戦法を取ると思われる。
2番手に来る馬が想定ではフェンドオフorユイノムサシだが、前者は逆に緩急のある展開が好きで、後者は飛びが大きいので水沢向きではないと感じる。
よって、強力な馬からマークされる展開というのはないのではないかと思う。
先述したように、タイセイブラストが普段よりも前目で好位につけてきたら話は別だが。
前走のイーハトーブマイルは3着ながら1:37.8という優秀なタイムで走破。
同じ舞台の古馬重賞絆カップの勝ちタイムが1:37.7で、今回のメンバーで最先着したセンティグレードの走破タイムが1:38.8なので、その差は歴然。
しかも、馬場は本馬の前走(11/8)の方が若干ではあるが時計がかかっていた。
(11/8が-0.5、絆カップの11/23が-0.9(C1 1400m戦の連対平均値との差分))
馬場差を考慮すると、絆カップの勝ちタイムよりも速くなる。
しかも、今回はその時よりも2kg軽い斤量で出走できるので、1kg=0.2秒換算だと0.4秒速い1:37.4が前走のタイムとなる。
初の古馬戦というのが懸念点だが、懸念点以上に魅力が多いので、今回の軸馬とする。
予想(12/19時点)
※最終予想はレース当日Twitterにて!!
◎8グランコージー
〇3タイセイブラスト
▲2ハイパーチャージ
【馬連】◎-〇▲(2点)
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以上、ABS秋田放送杯 第29回白嶺賞(M3)出走馬見解でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは次の記事まで、ぐっど・ばい✋
(明日は中央競馬の朝日杯FSの血統見解です)
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