被されなければ大丈夫~第54回フィリーズレビュー(2020)最終見解~
※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください※
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第54回フィリーズレビュー(GⅡ)の見解をしていきます。
上位評価2頭のどちらを本命にするか、それは最後まで悩みたいと思います。
暫定ではこの序列です。
フィリーズレビュー見解
◎カリオストロ(3.7)
前走は今回と同じ舞台で2歳コースレコードで勝利。
阪神1400mを非常に得意としていて、すでに2戦2勝をしています。
逃げor先行脚質ですので最内1番枠は好都合。
ハナを切れれば勝機はぐっと上がります。
2走前は京都1400mのりんどう賞を7着。
ここにこの馬の弱点が見えました。
道中はインの3番手を追走、そこから直線に向くも全く伸びずに敗れています。
直線では口向きが非常に悪く、顔を右に向けながら走っていました。
それが直線で伸びを欠いた要因だと思います。
馬群に包まれると他の馬が気になってしまう、それがこの馬の弱点です。
最終追切でも2頭併せで追っていますが、隣の馬を気にしながらの併走でした。
馬が隣にいると集中力を欠き力を発揮できません。
なので前走の逃げは理にかなっています。
周りに馬を置かない方が良いのです。
番手でも、外を回していればまだ大丈夫。
馬群に包まれると集中力を欠きます。
最内枠の今回、陣営も逃げ宣言をしていますので、思惑通りに逃げられれば勝機は高いです。
ですが最内枠で逃げられないと包まれる可能性が高くなるので危険です。
スタートが超重要。
そこで半分は決まります。
〇マテンロウディーバ(10.6)
走法に可能性を感じます。
阪神内回りの1400m戦はスタートから平坦で直線で急坂を迎えるコースです。
直線は350mほどしかなく小回り。
そして稍重馬場。
土曜日の1400m戦(3勝クラス)は道中インを走った馬が好走していたので、トラックバイアスはイン有利。
この条件で最適なのがピッチ走法の馬。
馬場が荒れると飛びの大きいストライド走法よりも飛びの小さいピッチ走法の方が滑らないので上手く走れます。
小回りコースもピッチ走法の方がうまく回れます。
急坂もピッチ走法の方が登れます。
これは人間でも同じで、坂を上るときに大幅で走るよりも小幅で走る方が走りやすいです。
小回りにしても荒れた馬場にしても、人間に置き換えるとイメージしやすいです。
本題に戻りますが、マテンロウディーバはピッチ走法です。
まだ2戦しかしていない馬ですが、2戦とも1400m戦で新馬戦は今回と同じ阪神でした。
条件が揃っています。
前走紅梅Sでは道中7番手からの差し競馬で、直線では進路がふさがりながらも3着に好走。
直線でスムーズさを欠いていたので、着差ほどの敗戦ではありません。
懸念点は枠くらい。
イン有利想定なので外枠15番は1番枠カリオストロと比較すると割引が必要になります。
以下3頭ざっくり
ヤマカツマーメイド(5.5)
阪神JF5着、ファンタジーS4着と実績が最上位。
この2レースは3歳牝馬戦線でも屈指のハイレベルレースですので、そこでいずれの掲示板にも載っているのは評価できます。
レースセンスが高く、大崩れのない馬ですが、反面決め手に欠ける印象もあります。
休み明けでもあり、パンチ力に欠ける印象です。
ナイントゥファイブ(47.4)
未勝利勝ちが阪神1400mでタイムが1:21.3と優秀です。
前走はマイル戦ですので、距離を戻して巻き返しも。
フェアレストアイル(14.5)
新馬戦を阪神1400で快勝し、2戦目は1勝クラスを2着。
前走は出遅れが響き5着に敗れていますが、妙に気になる馬です。
ミッキーアイルの全妹ということもそうですが、鞍上の坂井君がこちらを選んだところに期待値の表れを感じます。
というのも裏開催の金鯱賞ではお手馬のサトノガーネットが出走するにもかかわらず、こちらを選んでいます。
普通に考えたら重賞勝利をもたらしたサトノガーネットに乗ると思うのですが、選んだのはフェアレストアイル。
そこに妙に期待してしまいます。
予想
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以上、第54回フィリーズレビュー(GⅡ)最終見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。