【高知競馬】~先行から追込編~6頭4分で読める高知優駿(2020)全頭見解
※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
第48回黒潮ダービー 高知優駿(エスポワールシチー賞)の全頭見解(逃げ・好位編)をしていきます。
今回は先行以降の脚質6頭を取り上げています。
各地方のダービーの中で最も交流色が強いのが今年の高知優駿です。
大井・園田・佐賀から1頭ずつ参戦していますからね。
たいようのマキバオー時代は高知といえば地方でも最弱で賞金も低い足を引っ張る存在でしたが、今となってはよさこいナイターにネット投票の導入で大成功のスーパーV字回復。
高知優駿も最低期は1着賞金なんと27万円ですからね、サラリーマンの月収並みですよ。
それも今年にはなんと700万円までに回復、というか過去最高額です。(これまでは2017~19年の500万円)
大井・園田には及びませんが、佐賀のダービーとは同額までに。
ヒノデマキバオー(高知所属)は佐賀に挑戦した構図でしたが、今はどっちが格上なのでしょう。
高知中心とした地方競馬の'00年代当時の現状がわかる、たいようのマキバオーはおすすめですよ。
閑話休題、それでは見解に参りましょう。
高知優駿全頭見解(先行~追込編)
7エアーポケット
前走九州ダービー栄城賞では珍しくスタートが上手く決まらなかった。
それでも、そこからの先行力で定位置の先頭グループの後ろを確保。
仕掛けどころでも、いつも通りに反応の悪さを見せ、勝ち馬にはここで決定的な差をつけられる。
直線はじわじわと差を詰めるも、勝ち馬とは1.1秒差と力の差を見せつけられる2着となった。
対佐賀所属では、仕掛けどころでの反応の悪さが敗因となっていたが、ここでもそれは変わらないだろう。
鞍上のテン乗りは、仕掛けどころが難しい馬なのでマイナス。
初めての長距離輸送もあり、能力的には馬券圏内の力はあるが近走よりも評価は落とさざるを得ない。
9フリタイム
仕掛けどころでじわじわとしか上がれないので、ゴールまで脚は持つものの、単純にキレが足りない。
かといって前につけられるほどの先行力もないので、これだと中々に好走は難しい。
ハイペースのスタミナ勝負になれば、ワンチャン出てくるか。
ただ、今回はハナ争いがそこまで激しくはならなそうである。
5マイネルヘルツアス
スタミナ豊富で距離は長ければ長いほど良い。
消耗戦に強いイメージ。
1400m以下だと条件戦ならば対応できるが、レベルが上がるにつれて道中のペースという意味で忙しくなってくるだろう。
3走前に2着に敗れているが、この時は距離が1300mと短く、キレ負けしていた。
短距離戦だと周りの馬も脚が余っているので、瞬発力という点でリスクが上がる。
一方前走1800m戦の山桃特別(1着)では消耗戦となった。
向正面から徐々に進出し、3角あたりから3着の12フルゴリラに外から被されるも、すぐに反応してかわさせていない。
そのまま直線まで併走するが、本馬は馬なり、フルゴリラは一杯に追われており、直線で一気に差が開く。
中距離戦の方がスピードの緩急が緩いので対応でき、スタミナ面でも優位性があるので、総合力で強さをみせることができる。
中央出身なのでこれまで重賞経験がないが、いきなりでも十分戦えると思われる。
11ユニバーサルタイム
まずスタートが悪い。
位置を押し上げる時間が必要となるので、距離は長いほうが良いだろう。
そして、仕掛けどころでもズブさが出るので非常に乗り難しい馬。
3角での加速についていけずに、直線では差が開いた状態で向くこととなる。
スタミナがあり長く良い脚は使えるので、最後は差を詰めてフィニッシュするのだが、時すでに遅し感が強い。
直線向いた時点で決着がつくほどの差ができてしまうほど、ズブい。
スタートが悪く、仕掛けどころの加速もズブいので、高知移籍後は2戦して2着2回だが、ポテンシャル以上の結果が出ていない。
ハナを主張できるようになれば面白そうだが、それは未来の話。
現状では自在性で上位勢との差がある。
距離延長でその差は幾分縮まるが、まだまだこれからの馬だろう。
12フルゴリラ
道中でズブさを見せる馬で、前走山桃特別でもスタートで促されて好位が取れそうだったが、徐々に位置を下げて道中は9番手まで下がってしまっている。
そこから向正面では進出するも、直線ではスタミナが尽き勝ち馬に1.8秒差の3着と、力の差を見せつけられる結果に。
スタミナがないというわけではないが、位置取りが後方になってしまうので勝ち負けを狙うなら向正面からのロングスパートを強いられる。
ただ、前走も前々走の黒潮皐月賞でも一騎打ちで敗れているように、直線ではスタミナが尽きてしまう。
直線を向いた段階で単騎先頭になっていないと厳しい。
外からのまくりなので内にいる馬の方が距離ロスがなくスタミナを残せる上に、併走したまま直線を迎えると相手の馬もまだ集中力を切らさずに走れるので踏ん張りがきく。
理想的なのは仕掛けどころで相手を追い抜き、やる気を削いでしまうこと。
そうすればある程度スタミナが切れても、相手も集中力が切れているので盛り返してくることもない。
それが今回できるかだが、前走で5マイネルヘルツアスに完敗しているので難しいだろう。
距離が延びることもスタミナ面で不安となる。
6エトゥープ
見どころのない近走。
自己条件でも好走できておらず、3走前の黒潮皐月賞も3着に1.6秒差。
自力での逆転は難しい。
今回黒潮皐月賞1-3着馬が揃って出てくるので、馬券圏内はないだろう。
予想について
予想は見解の答え合わせ、競馬の醍醐味でもあります。当日の馬場状態を見たいのでTwitterで当日レース1時間前頃にツイートします。気になる方はそちらをぜひ!& Follow me!!
以上、第48回黒潮ダービー 高知優駿(エスポワールシチー賞)全頭見解(逃げ・好位編)でした。
ご覧頂きありがとうございました。
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