【予想】オールカマー(2019)~上位勢強し~
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第65回産経賞オールカマー(GⅡ)の予想です。
予想のポイントは以下。
馬場:雨なら外差し、雨上がりならイン(雨予報)
中山2200m:スタートから1角まで距離がある、高低差は5.3m、直線310mおむすび型のコースで直線が短い右回り
重視:非根幹距離適性と中山適性
血統:①キングマンボ持ち、②ディープインパクト系
【参照】【傾向・血統】先週の結果からオールカマーを分析する - club keiba
ここらへんを踏まえて予想していきます。
オールカマー予想
◎レイデオロ
これまで秋初戦は3歳時の神戸新聞杯、4歳時のオールカマーといずれも勝利しています。
基本的にこの馬は内弁慶なので、関東>関西>海外の順で結果が良いのが顕著です。
今回は中山で行われるGⅡ戦、言わずもがなホームタウンでのレース。
ちなみに関東のレースでは(6-2-0-1)、中山の場合は(3-1-0-1)で着外は長期休養明けぶっつけで臨んだ皐月賞の5着のみです。
良馬場向きですが、馬場が渋っても有馬記念で2着など結果を残せています。
昨年のオールカマーではのちに大阪杯を勝つアルアインを子ども扱いにして勝利していますので、ここでは役者が違うでしょう。
血統的にも魅力で父はキングカメハメハ、母父は中山に強いロベルト系のシンボリクリスエス。
先週のセントライト記念では勝ち馬がルーラーシップ産駒、3着馬の母父がキングマンボ、祝日(月)に行われた最終12R(1200m)でも勝ち馬はエイシンフラッシュ産駒、3着馬はキングズベスト産駒と、今の中山馬場にキングマンボ系は合っています。
今年いっぱいでの引退を表明している当馬、有終の美への始動戦です。
〇ミッキースワロー
2200m巧者で中山ではセントライト記念勝利、AJCC2着と重賞でも結果を残しています。
雨予報ながら先週のセントライト記念から高速決着であると考えられるので、そうなるとこの馬は台頭します。
まくり差しが得意でロングスパートができますので、後方からの馬ながら自分から仕掛けられるのが魅力。
中山外回りはロングスパート戦になりやすいので、この馬の中山2200m戦の好走はそういった裏付けがあります。
高速決着も昨年の世界レコードとなったJCで5着と結果を残していますので問題なし。
血統面でも先週のセントライト記念の2着馬はディープ産駒、3着馬はトーセンラーですので父父がディープインパクトなので、トーセンホマレボシ産駒というのも〇。
GⅠだと届かない印象ですが、GⅡレベルであれば馬券圏内まではあるかなと思います。
▲ウインブライト
この馬は成長力が魅力で、どこまで成長しているか楽しみな馬。
今年に入ってからは3戦3勝、うち2勝は中山コースでのものです。
言わずと知れた中山巧者ですが、今年に入ってからは成長もしてさらにパワーアップしている印象です。
緒戦の中山金杯では58kgという斤量を背負いながら勝利、2戦目の中山記念ではラッキーライラック、ステルヴィオ、スワーヴリチャード、エポカドーロ、ディアドラといった並みいるGⅠ馬を蹴散らしての勝利。
極めつけは3戦目のQE2世Cで海外GⅠ制覇と、その成長力は目を見張るものがあります。
今年の充実度だけで言えばレイデオロ、ミッキースワローを凌ぐものを感じます。
ただ不安もないわけではありません。
個人的には馬場適性という点で、持ち時計がなく高速馬場での実績が乏しいのが気になります。
中山巧者ではあるのですが、好走はほとんどが時計のかかる冬から年明けの時期です。
今週は雨予報なので馬場が渋ると思われますが、先週のセントライト記念は重馬場にして直近3年よりもタイムが速い結果となっていたので、高速馬場に変わりはありません。
高速馬場と考えた場合、この馬の強みが削がれる可能性が出てきます。
また間隔はあいていますが海外帰りという調整の難しさもあるので、軸にはしづらい馬です。
△2頭一気に
△1クレッシェンドラヴ
血統的にステゴ×サドラーと、先週のセントライト記念2着馬のディープ×サドラーに似た配合をしています。
今週も先週のように雨予報なので、瞬発力型×スタミナ型の配合はハマるのではと思います。
中山も(4-1-1-2)、2200m戦も(2-0-1-1)と舞台設定も〇。
△2ショウナンバッハ
かつてAJCCで2着あり、2200m戦での勝利経験もあります。
8歳馬ながらまだ衰えをみせておらず、前走新潟記念でも上がり最速の33.6をマークしての6着で勝ち馬とは0.5秒差でした。
3着までなら。
買い方
◎レイデオロ
〇ミッキースワロー
▲ウインブライト
△1クレッシュンドラヴ
△2ショウナンバッハ
【3連単フォーメーション】
◎→〇▲→〇▲△1△2
計5点
予想を終えて・・・
雨が降っても降らなくても高速馬場ということで、馬場適性でレイデオロを本命に。
昨年のオールカマーのレースぶりを見てしまうとね、なかなかに軸から外すのは難しく。
人気どころを買っているので、その代わりに点数を抑えてガミらないようにしています。
面白いのはショウナンバッハで、上位3頭(レイデオロ、ミッキー、ウイン)を除くとかなり混戦で、しかもスティッフェリオ・鞍上の丸山君は2200mを苦手としていますので、舞台設定〇なクレッシュンドラヴ、ショウナンバッハは今回のメンバーなら来てもおかしくはないと思います。
【参考】 騎手のお勉強~関東の正統派な優等生:丸山元気編~ - club keiba
こちらも併せてぜひ!
【適性】オールカマー~甘く危険な人気馬たち~ - club keiba
以上、第65回産経賞オールカマー(GⅡ)最終予想でした。
ご覧頂きありがとうございました。