レイチェルウーズの相棒はボンボンショコラしかいない~第66回桜花賞(2020)予想見解~
※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください※
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
いよいよ始まります。
南関牝馬3冠の第1弾、第66回桜花賞(SⅠ)です。(南関の桜花賞です)
ドバイW杯が中止という悲しいニュースが飛び込み、国内でも依然として無観客競馬が続いています。
しかしながら、競馬は行われているので、ファンとしては少しでも予想して、馬券を買うことで貢献していきたいですね。
今年は無敗の2歳牝馬女王レイチェルウーズ(本田)がいます。
現状無敗で隙がなく、メンバーを見ても決着付けが済んでいる印象ですが、果たして逆転はあるのか。
早速見解を述べていきます。
桜花賞見解
レイチェルウーズ
戦績的に隙が無いのは間違いないのですが、レースを見ても隙が見つかりませんでした。
桜花賞は浦和1600mでのレース。
つまり3角スタートで内枠が圧倒的に有利で、かつ今の浦和競馬場のトラックバイアスは先行有利。
・スタートの変化
レイチェルウーズは差し馬ですが、レースごとにスタートが上手くなっています。
これが本命にした最大の要因です。
前々走の東京2歳優駿牝馬と前走ユングフラウ賞のスタートから2Fの比較です。
東京2歳優駿牝馬:24.8
ユングフラウ賞:24.4
ローテ的に東京2歳優駿牝馬の時は連戦からのレースで、前走ユングフラウ賞は2か月の休養明けでした。
普通に考えれば休み明けの方が出遅れや折り合い不安があるにもかかわらず、ユングフラウ賞の方がスタートを決め2F通過のタイムが速くなっているのです。
今回叩き2戦目なので最低でも同じようなスタートは切れると想定でき、何ならもっと良くなる可能性すら秘めています。
・成長力
デビューからまだ5戦しかしておらず、新馬戦も9月末と今回のメンバーの中ではアンジュエトワール(11月)、ボンボンショコラ(10月)に次ぐ遅さです。
その分成長力が見込め、それはスタートでも垣間見えているので、全体的にスケールアップしていてもおかしくありません。
東京2歳優駿牝馬時においては重賞未挑戦でいきなりの大舞台でしたが難なくクリア。
底を見せていません。
・前走のパフォーマンス
前走はスタートを決め先頭グループの後方、全体的には中段よりも前の5番手からの競馬でした。
結果的にハイペースで流れて前が総崩れ、それを5番手から快勝しています。
2,3着馬は道中9番手、10番手の追い込み競馬でしたので、いかに先行グループが苦しかったかがわかります。
そしてレイチェルウーズの強さを物語っています。
しかもこの時は56kgのハンデも背負っていましたからね。
先述したスタートを含めて、休み明けでこれだけのパフォーマンスができれば負けることはまずないと思います。
先週のスプリンターズSのヴェルトライゼンデや阪神大賞典のキセキはそれぞれ懸念自体は持っていましたが、この馬の場合は懸念すらないです。
トラックバイアスを考えると差し馬のレイチェルウーズには幾分不利に働くのですが、スタートが上手くなっているので問題なく勝てるでしょう。
ボンボンショコラ
・恵まれた枠
3枠3番と内枠が引けました。
逃げ馬なので内枠は絶好で、自身よりも内枠に逃げ馬がいないので競り合うこともありません。
この馬以外の逃げ馬は東京2歳優駿牝馬で逃げたテーオーブルベリー(4番)が考えられますが、前走ユングフラウ賞では直接相まみえて楽にハナを切れているので問題ないでしょう。
ちなみに東京2歳優駿牝馬でテーオーブルベリーが逃げた時の最初の1Fは12.2、ボンボンショコラが逃げたユングフラウ賞の最初の1Fは12.1です。
・移籍、叩き2戦目
中央馬で前走が移籍初戦でした。
環境の変化などで調整の難しい中でのレースながら4着と健闘、逃げること自体はできています。
今回は移籍初戦目、かつ叩き2戦目でもあります。
デビューが遅いので成長力も見込め、上積みが見込めるのは明らか。
レイチェルウーズとの差も少しは詰まると思われます。
・トラックバイアス
今の浦和コースは逃げ・先行有利のトラックバイアス。
逃げ馬のボンボンショコラにとっては朗報でしょう。
3番枠から楽にハナを確保できれば、馬券圏内に関しては確率がぐっと高くなります。
前走ユングフラウ賞は逆にハイペースの差し競馬になったので、逃げたこの馬にとっては厳しいレースで4着というのはむしろ評価できる着順です。
先頭集団の中ではレイチェルウーズにこそ先着を許していますが、テーオーブルベリーには0.5秒先着できているので、ここの逆転はないかなと思います。
自信の持てる2番手馬です。
予想
予想は見解の答え合わせ、競馬の醍醐味でもあります。当日の馬場状態を見たいのでTwitterで当日12:00頃ツイートします。気になる方はそちらをぜひ!& Follow me!!
以上、第66回桜花賞(SⅠ)最終見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。