アーモンドアイ

【予想】秋華賞(2019)~馬場と小回り~

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第24回秋華賞(GⅠ)の予想です。
予想のポイントは以下。
馬場(Aコース):週末は台風で雨予報=重馬場予想
京都2000m:京都内回りコース、スタートから200m位で1角になるので先行争いが激化傾向
重視:ジョッキー、内回り適性、トラックバイアス
血統:マキャベリアン、ヌレイエフ、ストームキャット、サンデー持ち
ここらへんを踏まえて予想していきます。

秋華賞予想

◎フェアリーポルカ

・前走は勝ちに等しい2着
前走紫苑Sでは道中4番手から直線ではインを突いて強襲、一度は先頭に立つも最後の最後でパッシングスルーに差されての2着でした。
直線に向いて馬群を捌くのに少しだけ時間がかかったのは敗因の一つでしょう。
勝ったパッシングスルーは関東所属馬でこの馬は関西所属馬。
休み明けで斤量は+16kg、関東への輸送もあったことを考えると、内容は悪くありません。
今回は叩き2戦目ですし馬体重も絞ってくるでしょうし、地元でのレースなので調整しやすいはず。
紫苑Sが重賞に昇格してから秋華賞で馬券に絡んだのはヴィブロスとディアドラ。
この2頭の共通点は関西所属馬で紫苑Sに連対していること。
ジョッキーも関西所属という点ではフェアリーポルカ(鞍上は三浦君)は異なりますが、関西所属騎手で紫苑S連対という点は共通しています。

・小回り重馬場適性〇
新馬戦は阪神2000m戦で勝利、2戦目の若駒S(京都2000m)ではヴェロックスの3着、そして前走紫苑Sは2着と小回り適性の高さを示しています。
ピッチ走法気味でコーナリングがスムーズ、直線に向いてからすぐに加速できる点は今回の京都内回りコースに合っています。
逆に直線の長いコースでは加速力があるので一旦は先頭に立つことはできますが、ン額いい脚を使えないので最後に差されてしまっています。
この馬の持ち味を最大限に生かすには直線の小回りコースです。

・血統面
重馬場経験はありませんが、血統面では重馬場をこなせそうです。
父のルーラーシップはキセキでおなじみの種牡馬で、キセキは不良馬場で菊花賞を制しています。
母父はアグネスタキオン、母父としてはダート馬を多く輩出している点からパワーを生む出す血統。
そして母母父はヌレイエフとこのレースと相性の良い血統。
重馬場は歓迎な血統背景といえます。
むしろ瞬発力には乏しいので、良馬場や高速馬場になると苦しくなりそうです。

〇ダノンファンタジー

・実績とポテンシャルで世代上位
2歳牝馬チャンピオンで前哨戦のローズSもレコードタイムで快勝。
実績もありポテンシャルも世代上位の馬です。
前走では長期休み明けでも課題であった折り合いは問題なくクリアできていたので、成長も感じます。
桜花賞はその折り合いによって敗れており、オークスは左回りが敗因だと思っています。
なので秋華賞の京都2000mへの適性は問題なさそうです。
ただこの舞台が最適とは思えません。

・不安要素
それでも不安要素は別にあります。
まずは重馬場。
ディープ産駒は重馬場も苦にしない馬が多いですが、この馬は飛びがきれいなので良馬場向きです。
前走ローズSでレコード勝ちしていることからも、良馬場の高速馬場が理想的。
内回りコースもこなせはするでしょうが、本来は直線の長いコースの方が適性は高いでしょう。
それでも鞍上がリーディングトップの川田君なので上手く乗ってくれるという信頼はできますが。

また成長力からすると勝ちまでは厳しく思います。
前走ローズSではオークス以来の休み明けでしたが、馬体重はわずか+2kg増えただけ。
2歳の早い時期から活躍していた馬ですので3歳春ですでに完成されている感があり、ゆえに伸びしろという点ではどうかなと。
折り合いについての精神面では成長が感じられましたが、ポテンシャルはすでにピークを迎えている印象です。

▲パッシングスルー

・舞台設定〇
前々走の1勝クラスでは福島の小回りコース、稍重馬場で勝利。
しかも2着に0.5秒差をつける圧勝でしたのでタフな馬場、小回りコースは歓迎でしょう。
前走紫苑S(1着)も中山2000m戦ですので小回りコースでした。

・データ上の不安
秋華賞が行われる京都の内回りコースは直線が短く、高低差も3.1mあるのでコースとして特殊性が高いです。
そのため過去の秋華賞を見ると上位には関西騎手が並びます。
直近5年の3着以内に関東所属騎手はおらず、最後に関東所属騎手が馬券イン絡んだのは2012年2着ヴィルシーナ鞍上のウチパク騎手までさかのぼらないといません。
さらに関東馬も苦戦していて、昨年のアーモンドアイ、2014年2着ヌーヴォレコルトなどがいますが、いずれもGⅠ馬、アーモンドアイに至っては3冠牝馬です。
関東所属騎手×関東馬は2016年にヴィッシュ(鞍上戸崎さん)がいますが、1人気に支持されながら10着と大敗しています。
関東所属騎手にとって秋華賞は鬼門です。
なぜならトリッキーなコースだからです。

△2頭一気に

△1ブランノワール
穴はこの馬だと思っています。
春は結果を残せませんでしたが、それはまだ成長途上だったから。
チューリップ賞から4か月の休み明けで臨んだ前々走1勝クラス、前走夕月特別を連勝。
前走は2着に0.5秒差の圧勝でした。
長期休み明けの連勝は成長が理由だと考えています。
さらに関西所属騎手で関西馬、さらには内枠の先行馬なので条件としては揃っています。

血統も大変魅力で父は昨年のアーモンドアイと同じロードカナロア。
その母父にはストームキャットを持っていて、この種牡馬は先週、そして今日の2000m戦(2歳未勝利)では1,2着がロードカナロアでした。
母系は欧州で大活躍のサドラーズウェルズ系なのでパワー面を補ってくれていますし、母母父は秋華賞と相性の良いMchiavellian。
血統背景も後押ししてくれています。

△2エスポワール
重馬場ならこの馬。
まだ折り合いに課題があるのでいきなりの相手強化となるGⅠ、そして3か月の休み明けという点は不安要素としてかなりありますが、前走シンガポールTC賞では重馬場で勝利。
2着には0.7秒差をつける圧勝でした。
血統面からも重馬場適性は感じ、父は日本ダービーを泥んこ馬場で制し、凱旋門賞で2着2回と馬場を全く苦にしないオルフェーヴル。
母父は有馬記念連覇を成し遂げたシンボリクリスエスで産駒にはダート馬も多く輩出しているパワー血統。
オルフェーヴルもSクリスエスも有馬記念を勝利しているので、レース経験はありませんが小回り適性もありそうです。

買い方
◎フェアリーポルカ
〇ダノンファンタジー
▲パッシングスルー
△1ブランノワール
△2エスポワール

【馬連】
◎-〇▲△1△2
計4点

予想を終えて・・・

良馬場ならダノンファンタジーかなと思っていましたが、今回は荒れ模様にも思います。
桜花賞馬、オークス馬が不在、実績上位馬であるクロノジェネシスはぶっつけ本番でローテ的にエリ女が本当の狙いにも思えます。
関東馬は台風の影響で輸送を早めに行うイレギュラーがあり、この点からも関西馬が優勢です。
※栗東留学をしているシャドウディーヴァ、パッシングスルーは台風の影響を大きくは受けていません
フェアリーポルカは三浦君次第ですね、先行して好位を取れればチャンスはあるかなと思います。

以上、第24回秋華賞(GⅠ)最終予想でした。
ご覧頂きありがとうございました。

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