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トレノ賞6分見解【7/19(日) 高知7R 18:10発走】
トレノ。
それはスペイン語で「雷鳴」を意味する。
なぜスペイン語?なぜ「雷鳴」?と思うでしょう。
その理由は、、、わかりません(笑)
電光石火の、とか、光の速さ、と光はスピードと結びつくことが多いので、おそらくはそういう意味合いなのではと想像しています。
距離も高知では最短距離の1300mですしね。
今回は高知さんさんテレビ杯 第17回トレノ賞(高知重賞)の出走馬分析をしていきます。
※盛岡競馬の岩鷲賞、佐賀競馬の吉野ヶ里記念もやってますので是非!
本記事は予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)
高知1300m
【脚質】
逃げ・先行有利
【枠】
内枠不利
【馬場】
時計が出やすい
1角まで200mちょい。
レース中最もラップが速い2F目が1~2角になり、後半で最もラップが速くなるラスト2F目が3~4角となります。
したがって先行有馬利の舞台設定です。
高知競馬場は内ラチ沿いの砂が深いので、インを開けるのがセオリー。
高知1300mは直線スタートなので、内枠は砂の深いコースを走らされるため不利となります。
逆に外枠は砂の浅い馬場を走れるので、テンのスピードが乗りやすい。
外過ぎない7~8番枠が最も枠の恩恵を受けると思われます。
トレノ賞出走馬分析
3サクラレグナム(好位)
キャリアを通じて高知で馬券外に沈んだのは、黒船賞(4,5着)の2回と前々走シュヴァルグラン賞(1600m,6着)のみ。
前々走は出遅れによる敗戦なので、スタートさえ出ればこのレベルならば能力は上位です。
高知重賞5勝と実績でも抜けています。
懸念点は枠とスタート。
まず枠ですが、こちらは単純で3番枠と内枠なのでスタートから砂の深いところを走らされます。
それによりテンのスピードが付かず、好位を取れない可能性があります。
それに拍車をかけるように、テンのスピードが11歳になり衰えているように感じます。
3月の御厨人窟賞(1400m)(なんちゅう字面だ)では6番枠ながらダッシュが付かずに道中は4番手と定位置よりも少し後ろになっています。
前走A-2(1400m)でも同様です。
さらに今年に入り1600m戦を使うようになり、すでに3戦もしています。
ちなみに2018-19年は1度も走っておらず、全てが1400m以下でした。
これを邪推すると、テンのスピードが落ちて距離を延ばした、とも考えられます。
今年に入ってからも高知重賞を勝っているので崩れる可能性は低いですが、崩れるとしたら内枠とテンのスピードの衰えによる位置取りでしょう。
4ラブミーリッキー(逃げ)
直近5走で3回逃げており、そのいずれも勝利。
一方で、逃げれなかった2回は勝てていません。
好位から差すのは得意ではないので、重賞の今回で好走するには逃げるしかありません。
しかしながら、4番枠と内目の枠を引いてしまいました。
この枠では牝馬で55kgということを考慮しても逃げられないでしょう。
先行争いで馬群が外から勢いよく襲い掛かってくるので、インに追いやられてしまう枠です。
さらに内枠は砂の深さからテンのスピードが付きづらいので、ハナを切ることは相当に困難になります。
逃げられない条件が揃っており、逃げられないと好走が難しい馬なので、好走は難しいでしょう。
5走前には6ハーツジュニアと直接戦っており、その時にはハナを奪われています。
5ペガッソ(好位)
前々走のエメラルド特別(1400m)では楽にハナをきれていて、しかも2着に1.2秒差の大楽勝でしたので、もしかしたらハナを主張するかもしれません。
前走ヴァンセンヌ賞(1600m,6着)は先行からの差しで結果が出なかったので、本馬の勝ちパターンは好位差しですが、1300mという距離だけに戦法を変える可能性は十分に考えられます。
逃げたら面白いですが、セオリーでは好位差しなのでそちらで分析します。
重賞経験はなく、準重賞クラスは前走のヴァンセンヌ賞(1600m)が初めて。
そこでは4番手で先行しますが見せ場なく6着。
差すどころか後方の馬に差されて敗れています。
直近3戦で2勝している調子の良さですが、前走の6着で壁にぶつかった感があります。
今回はさらに壁の高い重賞。
流れ的には買えない馬ですね。
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6ハーツジュニア(逃げ)
最も逃げやすい枠×逃げたい馬。
ゆえに逃げる可能性はこの馬が最も高いでしょう。
直近5走で4回の逃げ、1回はゲートのタイミングが合わずに2番手となっています。
ゲートで普通に出ればこの馬が逃げると思われます。
前走ルビー特別(1400m)では前半2Fが22.9。
同じ距離では5ペガッソの2走前が23.1、7エイシンヴァラーの前走が23.4、3サクラレグナムの前走が23.5なので、1400m戦ではありますが最も速いテンのスピードとなります。
その上で能力的な部分ですが、上がり馬で重賞や最上位のAクラスでの戦績は直近2戦のみ。
前々走ヴァンセンヌ賞(1600m)は出遅れたので自分のレースをしておらず参考外。
前走ルビー特別(1400m)ではキャプテンオリオンに0.1秒差の2着。
この馬はヴァンセンヌ賞(1600m)で2着に入った馬で、重賞勝ちはないものの2着には何度か入っている実力馬です。
単純比較をすれば、本馬は逃げることができれば重賞でも戦える能力を持っていると判断できます。
ちなみに1300mの持ちタイムはNo.1。(1:21.5)
7エイシンヴァラー(好位)
2018年の黒船賞勝ち馬。
交流重賞勝ち馬がなぜ前走Bクラスを走っているかは、編成と転入のあやでしょうが、それに関しては割愛します。
高知移籍初戦の1400m戦(A-2)で2着に敗れていますが、この時は先頭に立つのが速すぎて直線で差されています。
前走舟谷池特別(1400m,Bクラス)の4角で後続を確認しながら2番手で直線を迎えているところを見ると、先頭に立つと気を抜く可能性があります。
陣営はなるべくなら直線を迎えてから差したいと思っているのでは。
その点、今回は重賞でレベルの高い馬が集まっていますので、早めに先頭に立つほど能力差は出ないと思われます。
7番枠と非常に好位を取りやすい枠にも入れましたし、テンのスピードもある馬なので凡走確率は低いです。
前走はBクラスのレースでしたが、勝ちタイムは同じ距離のサクラレグナムの前走(A-2)やペガッソの前々走(A-1)、ハーツジュニアの前走(A-1,2着)よりも速いので、クラスに捉われずに狙っていきたい馬です。
9ダノングッド(追込)
前走園田FCスプリント(園田,820m)は衝撃的なレースでした、良い意味で。
820mという超短距離戦で3角10番手という、通常なら絶対に届かない位置から追い込んで、勝ち馬とタイム差なしの2着。
あと50m、いや10mあれば差していたのではと思うほど直線の勢いで、上がりはもちろん最速です。
上がり3F34.7は芝並みのタイムですよね。
これだけの脚があるので、終いにかける競馬をしてほしいですね。
強い馬は弱点を述べていきたいのですが、この馬は見つかりません。
コース形態的に追込馬には不利、ということくらいですかね。
脚質が脚質なのでアタマが堅いかと言われれば怪しいですが、3着以内ならと聞かれれば、ほぼ確実だといえます。
10スペルマロン(先行)
高知移籍後に崩れたのは黒船賞の6着と御厨人窟賞(1400m)の9着のみ。
高知1400mでは4戦して1勝しかできていない。
一方で1300mでは2戦2勝、重賞の黒潮スプリンターズカップを勝利しています。
テンのスピードがある馬ではないので、コーナーが近くスピードに乗りづらい1300mや1600mが良いのでしょう。
外枠が引けたことにより前に壁ができる心配もなくなりましたし、比較的楽に先行できるのではと思います。
自分の競馬がしやすいので、崩れる可能性も低いです。
11アースグロウ(差し)
1300m戦だと後方になってしまうでしょう。
2走前のヴァンセンヌ賞(1600m)がテンポよく逃げて3着に好走しているので、逃げた方が味が出るのでしょうが。。。
今回、直近5走で逃げた経験があるのが本馬含めて6頭。
前走ヴェガ特別(1300m)では今回も出走する4ラブミーリッキーにハナを奪われています。
本馬はこの時も大外10番枠からの発走で、1角では6番手でした。
レベルの上がる重賞の今回は逃げるのは難しいでしょう。
さらに大外枠というのも1~2角で外を回されてしまうので不利に働きます。
2F目になる1~2角はレース内で最も速いラップタイムになるところなので、そこで外を回されるのは単純に不利です。
逃げられない、大外枠とマイナス要素が揃っています。
予想について
予想は見解の答え合わせ、競馬の醍醐味でもあります。馬体重を見たいので予想はTwitterでレース当日30分前頃にツイートします。気になる方はそちらをぜひ!
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— ぺち (@Pettit0116) July 14, 2020
以上、高知さんさんテレビ杯 第19回トレノ賞(高知重賞)出走馬分析でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは次の記事まで、ぐっど・ばい✋