【傾向・血統】先週の結果から秋華賞を分析する
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第24回秋華賞(GⅠ)で好走する傾向・血統について分析しました。
枠順や天候によって馬場が変わることもあるので、ここではざっくりとした傾向をお伝えします。
コースや馬場を分析しその舞台にあった適性・血統を探っていきます。
秋華賞適性分析
京都内回りコース2000m戦で行われる舞台、先週に引き続きAコースで4日目の開催となります。
スタートはゴール前200m付近なので、1角までは200mちょいしかありません。
各馬がコーナーまでに位置を取りたいと思うので、先行争いが激しくなりやすくごちゃつきやすくなります。
それがあってか、例年ハイペースになりやすいのが秋華賞の特徴です。
外回りコース同様、内回りコースも向正面からの上り坂→3角途中を頂点にして3角終わりにわたっての下り坂というコース形態ですが、勾配は3.1mと外回りコースよりも約1m勾配がありません。
4角からゴールまでは平坦で、直線は328mと短めです。
内枠の逃げ・先行馬有利
先週の京都大賞典は平均ペースで逃げ馬のダンビュライトが2着、道中3番手にいたドレッドノータスが11人気ながら勝利しています。
いずれの馬も道中は内はラチ沿いを走っており、直線でも素晴らしい伸びを見せていました。
先週は開幕週ということもあり馬場は非常に良く、内外で馬場差がない分距離ロスのない内側が有利となります。
京都大賞典の勝ちタイムは2:23.5と例年よりも少し速め。
高速馬場ではありませんが、馬場が良い分タイムは出ています。
スタートから1角までの距離が短いので、内枠の逃げ・先行馬が有利に働きレースの主導権を握りやすいです。
血統傾向
・過去の秋華賞から
父で見るとディープインパクト産駒が過去3年で3頭の馬券圏内馬、うちヴィブロスは勝利をしています。
ディープインパクトはコースや距離関係なく3歳戦に強いので、これは妥当なデータとなります。
その他で相性の良い血統はBeringとMachiavellian。
Beringはハービンジャーの母父で、ハービンジャー産駒は2017年の勝ち馬ディアドラと3着馬モズカッチャンがいます。
また2017年の2着馬リスグラシューは母父にBeringを持っているので、2017年は1-3着全てにBeringが入っていたことになります。
Machiavellianは2016年の勝ち馬ヴィブロスの母父で、この時の2着馬パールコードも父の母父にMachiavellianを持っています。
・先週のレース(1600m~2400mの3R)から
先週の古馬の芝レースから目についた血統はストームキャットとサンデーサイレンス。
前者は3着以内に4頭、後者は4頭輩出しています。
奇しくも昨年の勝ち馬アーモンドアイは父母父にストームキャット、母父にサンデーサイレンスといずれの血も持っている血統。
また母系には短距離血統が目立ちましたのでこれも念頭に置いておきます。
・血統からわかる傾向
Machiavellianは欧州の中距離種牡馬、Beringは欧州の短距離種牡馬、ストームキャットは米国の短距離種牡馬、サンデーサイレンス(日本型)はオールラウンドで瞬発力が武器の種牡馬です。
Machiavellianは自身が短距離馬でしたので、これらの種牡馬はスピードよりの血統だと思います。
それにサンデーサイレンスの瞬発力。
スピードと瞬発力がキーワードとなりそうです。
今年の出走馬では・・・
カレンブーケドール
クロノジェネシス
ブランノワール
ここら辺が傾向・血統面でマッチした馬です。
週末にはこのブログをもとにした予想をブログにしますのでお楽しみに!
以上、第24回秋華賞(GⅠ)の傾向・血統分析でした。
ご覧いただきありがとうございました。