【3連覇アルバート】から第53回ステイヤーズS(2019)の血統を分析する
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第53回ステイヤーズステークス(GⅡ)を血統を分析しています。
このレースといえば3連覇を果たし2年ぶりに出走するアルバート!!
ステイヤーズS血統のヒントはこの馬にあると思い今回のブログテーマにしました。
アルバートの血統
父アドマイヤドンは芝・ダートともにGⅠを獲った両刀。
因みに昨年の勝ち馬リッジマンの父スウェプトオーヴァーボードも芝・ダート両方で重賞を勝っている。
父母父トニービンはハーツクライやルーラーシップと同じ配合、過去3年ではアルバートとハーツクライ産駒で延べ4頭の3着以内馬を輩出している。
父は芝ダート両方で活躍した馬、もしくは産駒が芝ダート両方で活躍している種牡馬が良さそう。
そして父系にトニービン持ちは加点材料。
母は1600m,1400m,1200mでそれぞれ2勝している。
マラソンレースなので長距離馬かと思いきや、母馬は短距離~マイラー。
ただその父は菊花賞馬のダンスインザダークで英国3冠馬のスタミナ血統ニジンスキーを内包している。
母母父は日本で成功したノーザンテースト、ステイゴールドなど成長力を伝承する血。
母系では、母馬は芝馬なら距離は問わない、ニジンスキーのような欧州のスタミナ血統を持っている事が望ましい。
ノーザンテーストは父系、母系いずれでも入っていると〇。
【アルバート血統まとめ】
・父系→芝ダート両刀種牡馬、トニービン持ち
・母系→母は芝馬、欧州スタミナ血統持ち
・その他→ノーザンテースト持ち
今年の出走馬では・・・
父は芝ではロジユニヴァース(日本ダービー)、アンライバルド(皐月賞)など、ダートではビッグバン(北海道2歳優駿)、ゴールスキー(根岸S)、アムールポエジー(関東オークス)など芝ダートともに産駒は活躍している。
母馬は芝で4勝、ダートで1勝の馬なので芝適性の方が高い。
母父はニジンスキー系、欧州スタミナ血統を持っている。
母系にはノーザンテースト(母母母父)もいて、父系・母系いずれも理想的な血統。
父は芝・ダート両方で重賞を勝った米国産の馬。
母馬は芝で2勝、いずれも2000mの中距離馬。
母父はサンシロウと同じニジンスキー系。
父・母・母父といずれも条件を満たすバランスの良い血統。
父は芝ではオウケンブルースリ(菊花賞)、トーセンジョーダン(天皇賞(秋))、ダートではアウォーディー(JBCクラシック)、ディアドムス(全日本2歳優駿)がいる。
自身は芝馬だったが種牡馬としては両刀。
父ジャングルポケットの父はトニービンなので、父系に持っていたい血も内包している。
母馬は芝のマイラー、メジロドーベルを母に持つ良血。
母父は欧州のスタミナ血統ではないが、菊花賞・有馬記念・天皇賞(春)を制した生粋のステイヤー。
種牡馬としては芝ダート両方でGⅠ馬を輩出している両刀種牡馬。
最後に
今回はアルバートを基準に血統分析をしましたが、通常通りに分析するとディープインパクト産駒が直近3年では馬券に絡んでいます。
今年の出走馬ではメイショウテンゲン、モンドインテロがディープ産駒。
メイショウは母母父サドラーズウェルズがおり、母馬は京都大賞典などを制したメイショウベルーガ。
モンドに関しては母父がロベルト系のブライアンズタイムで母馬は芝馬。
2頭とも良い血統を持っているので、上記3頭と併せて注目しておきたい。
以上、第53回ステイヤーズステークス(GⅡ)の血統分析でした。
ご覧いただきありがとうございました。