【園田チャレンジカップ2020】園田1400m×ハイペース必至=差し優勢
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は12頭立ての6頭見解です。
それでは、第17回園田チャレンジカップ(重賞Ⅱ)の出走馬見解をしていきます。
園田チャレンジカップ出走馬分析
園田1400mは最初のコーナーまでの距離が園田競馬場内で最も長い。
1角までは約400mある。
1周1051mという非常にコンパクトな競馬場で、コーナー4つも小回り。
差しが決まりづらい競馬場だが、レースで最もラップタイムの速い2F目が直線なので1400m戦は前半のペースが上がりやすく差しも決まる。
さらに今回は短距離戦の逃げ馬がおり、有力馬に逃げ馬が多い。
重賞園田FCスプリント(820m)を逃げて勝利したエイシンエンジョイ、4連勝中のナリタミニスター、重賞園田ウィンターカップ勝ち馬ナチュラリーが逃げ馬。
よって前半のペースは速くなることが想像でき、差し有利の展開とみる。
1ナムラムート(差し)
元中央馬で主戦場は1200m戦だった。
4走前から園田に移籍し、現在4戦3勝。
園田に限れば3戦3勝という内容。
前走は交流重賞のサマーチャンピオンで、中央馬相手に5着掲示板を確保している。
ここでは1400mに対応できることを示した。
逃げて勝利もしているが、中段あたりからの差しが本来の脚質。
前々走ではイルティモーネ相手に勝利しているが、この時は6頭立ての少頭数を4番手から追走。
イルティモーネよりも外を回し、1230mの先行有利のコースでイルティよりも後方から差し切っている。
最後には差を詰められているものの、セーフティリードを保っての勝利なので、1400mに変わってもここの逆転は考えづらい。
今回は逃げ馬多数で差しが決まりやすい1400m戦ということで、この馬にレースが向いている。
距離適性的には1230mかもしれないが、コースとの相性を考えれば最初の400mが直線の1400m戦の方が差しやすい。
脚質の差による優位性が高く、軸候補。
3エイシンエンジョイ(逃げ)
820mの超短距離重賞を逃げて勝利しているので、テンのスピードはこの馬が1番。
園田1400m戦は3-2-0-0と相性が良く、タフな園田の馬場と相性が良い。
というか、門別、大井、園田、笠松と異なる馬場でそれぞれ高いパフォーマンスを見せているので、相当な万能型。
どんな馬場にも対応できる。
ただ1400mで直近は勝てていない。
2・3走前はいずれも最後の直線で失速をしており、距離の長さが敗因に見える。
今回は同脚質の馬も多く、しかも有力馬。
前半で脚を使ってしまうことは明白で、コース相性・相手関係ともに厳しい。
相手に抑える程度。
5イルティモーネ(差し)
前走が全くやる気のない中での敗戦。
5頭立ての5番手最後方で、見せ場なく敗れている。
最初のコーナーですでに先頭集団からかなり差をつけられており、そこから巻き返すことなく最後方のままフィニッシュ。
タイムも直近では最も遅く、能力というよりも精神的なものに感じる。
とにかく覇気がなかった。
一度メンタルが落ちた馬が急激に変わることは難しく、ここは軽視で良い。
8ナリタミニスター(逃げ)
元々中央馬だったが1勝もできずに園田へ移籍。
園田の水が相当に合ったのか、園田移籍後は5連勝、前走までで13勝もしている。
砂が深くタフな馬場の園田がこの馬には合っている。
なので、園田でもタフな良馬場が良い。
逃げなくても勝ってきてはいるが、逃げた方が結果が出ているのでできれば逃げたい。
だが、本馬はテンのスピードはそこまで速くない。
前走も出ムチを入れてやっとハナを取れた形で、今回出走するナチュラリーやエイシンエンジョイにはテンのスピードで劣るだろう。
前々走の重賞金沢スプリントカップではハナを切れていない。
重賞レベルだとテンは厳しい。
タフなレースに持ち込みたいので、先行争いでは仕掛けると思われる。
瞬発力勝負になると分が悪く、ハイペースの消耗戦に強いので番手からの競馬だとしても前半から仕掛けていきたい。
そうすれば仕掛けどころでスタミナ勝負になり、この馬の得意な展開になる。
こういった馬はペースの上がりやすい重賞のようなレベルの高いレースの方が向く。
逃げ馬にピタッとつける位置にいれれば、勝機はある。
9ナチュラリー(逃げ)
この馬も逃げ馬。
エイシンエンジョイとの直接対決では本馬が逃げているので、おそらくテンのスピードはこの馬が最も速い。
逃げてなんぼの馬でもあるので、逃げるのはこの馬だろう。
逃げれば連対できる馬。
ここ2年で連対を外したのは、他地区の2レースと交流重賞2レース。
交流重賞を除くと、園田ではここ2年で1度も連対を外していないという堅実ぶり。
後続に脚を使わせる逃げをするので、なかなか捉えることができない。
ただ、今回は逃げ馬多数でペースが速くなることが濃厚なので、すんなりとはいかなそう。
先行争いから激しくなるので、最後まで逃げ切るのは至難の業。
能力が1枚も2枚も上じゃないと勝ちきれないだろう。
直近では他地区重賞ながら崩れてもいる本馬なので、今回に限ると信頼度は下がる。
休み明けでもあるので。
10バイラ(好位)
中央でOPにまで行った馬で、京都の端午Sを勝利している。
時計の出やすい京都を得意としているならば、馬場の質が大きく異なる園田への適性は低いだろう。
前走が移籍初戦で4着だったが、2番手からペースも速くないのに4角で失速している。
園田で走るなら1230mの方が良いと思う。
11ヒダルマ(先行)
この馬もナリタミニスター同様、中央では1勝もできずに園田へ。
園田移籍後は破竹の勢いで12連勝、重賞の摂津盃も制している。
とにかく園田の馬場が合うのだろう。
なので、これもナリタ同様良馬場向きだろう。
ただ、ナリタと異なる点は距離適性。
連勝時は1400mだったが、重賞では1700-1870mと中距離をチョイスしている。
3走前の1400m戦では、中段の辺りからの競馬になっており、好位をキープできていない。
向正面でズルズル位置を下げてしまっている。
中段から差せるほどの瞬発力はないので、結果は6着大敗。
前々走、前走と1700m戦で逃げ、好位から結果を残しているので、本馬は好位差しの馬なのだが、1400mでは好位を取れない可能性が高い。
1700mを走ってきたことによって、馬も1400mの流れに対応できないのではないか。
しかも今回は逃げ馬多数でペースも上がりそうなので、なおさらである。
仮に好位を取れたとしても、強力な逃げ馬が多数いるので展開面で難しさがでる。
どのみち厳しいレースが待っている。
予想(9/10時点)
◎1ナムラムート
〇9ナチュラリー
▲8ナチュラリー
△11ヒダルマ
△5イルティモーネ
【馬連】
◎-〇▲△△(4点)
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— ぺち (@Pettit0116) September 10, 2020
16:25発走 pic.twitter.com/k7XcveewNJ
以上、第17回園田チャレンジカップ(重賞Ⅱ)出走馬見解でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは次の記事まで、ぐっど・ばい✋
(明日は盛岡競馬の青藍賞の見解です)
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