【展開重要】楠賞2020予想見解
※画像は先日行われた園田クイーンカップ勝ち馬のマコトパパヴェロと鞍上の田中学騎手です
初めましての方も、初めましてじゃない方も!
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は12頭立ての5頭見解です。
それでは、デイリースポーツ賞 第54回楠賞(園田重賞Ⅰ)の出走馬見解をしていきましょう!
楠賞見解
【お品書き】
・園田競馬場の特徴
・1400mに求められる適性
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・展開予想
・有力馬見解(5頭)
展開や馬場状態は当日やってみないと分からない不確定要素ですが、コース形態・競馬場の砂の深さ・スタート位置は基本変わりません。
この変わらない条件から、求められる適性を探っていきます。
その上で、展開予想を含めて好走可能性の高い馬の見解を述べていきます。(※約3500字と長めなので、読みたい情報だけお読みください)
園田競馬場
・1周1051mの小回りコース
・コーナー(1~2角、3~4角)は約300mずつ、直線(向正面と正面)は約225mずつ
・向正面は上り坂、3~4角にかけて下り坂
・最後の直線は213m
・砂は深い=時計がかかる
【1400m】
・スタートは4角ポケットから
・最初のコーナーまでは約377mと長め
・短距離戦なので追込は決まりづらい
→好位~先行馬有利
展開予想
今回はとにかく逃げ馬が多い。
前走逃げた馬だけでも3サロルン、5ディアタイザン、7ブルベアガロン、8ステラモナーク、11サラベティと5頭もいる。
加えて、園田1400mなので1角までの距離が長く、ペースが落ちづらい。
今回はハイペース濃厚。
その上で見解を述べていく。
8ステラモナーク(逃げ)
・逃げ馬
・番手でも可
対抗はこの馬。
逃げ馬の多い今回、逃げ馬は基本的には割引。
先行争いで相当に脚を使わされてしまう。
本馬も例外に漏れず、前走のように楽にハナを切ることはできないだろう。
ただ、本馬の場合は番手でも競馬ができる。
2着に好走した兵庫ダービーでは、テンのスピードと枠の並びによりディアタイザンにハナを譲って2番手で競馬をしている。
それでも、最後の直線では差を詰めてフィニッシュしているように、上がりの脚もなくはない。
差し馬ほどの切れ味はないが、好位差しができるレベルの脚はある。
また、逃げなくても崩れなかったという点も評価できる。
展開面での不利が大きいので軸にはできなかったが、安定感とコース実績を考えて対抗評価です。
5ディアタイザン(逃げ)
・是が非でも逃げてくる
・枠の並び的に逃げやすい
兵庫ダービーを7人気の低評価で勝利。
その勝因は逃げたことだろう。
それまでは番手競馬もしていたが、結果は出ておらず、逃げてから才能が開花した。
目下3連勝中だが、いずれも逃げてのもの。
ステラモナークとは異なり番手競馬ができないので、今回も思い切りハナを奪いに来ると思われる。
枠の並び的にも、内目の5番枠に入ったので逃げやすい。
兵庫ダービー時と同じように、ステラモナークを内から見る形になるので、1角まで半馬身でも前にいればコーナーワークでハナを奪える。
内にはサロルンがおり、この馬とバッティングしなければ逃げられる。
サロルンは南関所属馬で初めての重賞、初めての遠征競馬なので不安定なので、ハナへの信頼感では地元の本馬の方が上回る。
逃げられる可能性は高く、逃げられれば好走の可能性も高くなるが、ステラモナーク同様前半で脚を使わされることは間違いないので、本馬は抑えまで。
3サロルン(逃げ)
・ワンターンしか経験がない
・経験値不足
・モンスターの可能性
初めての重賞、初めての遠征競馬は不安だが、それは当日の馬体重とパドックを見るしかない。
現時点(前日に執筆しています)での不安要素はワンターン競馬しかしてきていないこと。
今回の園田1400mはコーナー4つの競馬。
ワンターン競馬とコーナー4つの競馬では、展開の緩急が異なる。
ワンターン競馬は行った行ったで行けてしまうので、逃げ馬にとっては走りやすい。
一方ワンターン競馬では1~2角で一旦減速して脚を溜めなければ最後まで脚が持たない。
コーナー4つ競馬の方が馬の気性面、器用さが求められる。
本馬はこれまで逃げて楽勝をしてきており、他の馬と競う「競馬」をほとんどしていない。
今回は逃げ馬も多いので、道中でのストレスはこれまで以上にかかってくる。
加えて、逃げられる可能性もこれまでよりも低い。
逆にいうと、本馬の勝機は①ハナを奪うこと②他の馬に絡まれることなくマイぺースで直線まで迎えられること、という条件が揃わないと厳しい。
つまり、本馬の不安要素は経験利不足ともいえる。
ただ、それすらも楽に超えてくるポテンシャルは感じる。
前走は船橋B3クラスだったが、直線でもほとんど追われることなく楽勝している。
鞍上は最後の直線で後続を見たり大型ビジョンをみるなど、相当に余裕があった。
ここでもあっさり勝たれても驚きはしない。
それでも、不安要素も多く含んでいるので軸馬向きではない。
抑えには必須。
6ヴァケーション(差し)
・脚質〇
・サウスポー
逃げ馬多数のハイペースだとすると、本馬の差し脚質は優位性が高い。
展開面での恩恵が受けられる。
前走は名古屋1400m重賞で勝利しており、遠征競馬、距離短縮の壁を難なくクリア。
今回も似たような舞台なので、人気にはなるだろう。
ただ、前走は勝利んしていながらも不安要素も露呈している。
それは右回り適性。
もともとサウスポーで、川崎の全日本2歳優駿を制しているように左回りを得意としている馬。
前走なポテンシャルで勝ってしまったという印象。
4角で大きく膨らんでいた。
1~2角でも、枠の並びもあるが大外を回しており、右回りになるとぎこちなくなる。
ここで名古屋競馬場と園田競馬場の大きな違いを紹介する。
1400m戦では4角ポケットからのスタートで、1周も距離も似ているが、大きな違いはコーナーの角度。
名古屋競馬場が1~2角、3~4角が350mずつあるのに対し、園田競馬場は300mほどしかない。
つまり、園田は名古屋以上にコーナーの角度がきつくなる。
名古屋でもコーナリングに苦労していた馬が、それ以上にコーナー角度がきつくなる園田でのレースとなると不安は増幅する。
確かに展開面での利があり、末脚も鋭い馬だが、前走のように4角で膨らんでしまっては差し切れないだろう。
コーナーがきついことでコーナー加速もつきづらい。
213mの短い直線だけでは差し切るのは難しいだろう。
よって、本馬も抑え評価。
そして、ご協力のお願いの後に紹介する馬が楠賞の軸馬です。
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9ティーズダンク(差し)
・前走で露呈した適性
・園田への適性
・展開の利
前走は盛岡のダービーグランプリで2着。
地元もフレッチャビアンカに敗れたが、単純にキレ負けだった。
本馬は砂の軽い馬場は向かず、時計のかかる馬場でこその馬ということが前走で分かった。
本馬のキャリアを振り返ると、門別デビューで重賞サンライズカップを制覇。
その後南関に移籍し全日本2歳優駿3着、前々走も川崎の戸塚記念で好走している。
好走は砂の深い競馬場ばかりなのである。
一方で大井のような砂の軽い競馬場では、重賞でも3着はあるが勝ちきることはできていない。
そこで今回の園田1400m。
園田競馬場は川崎以上に砂が深く時計がかかる競馬場。
本馬の適性にピッタリである。
タフな馬場でこそ本馬の末脚は活きる。
距離適性は実績をみると中距離向きだが、今回はハイペースの1400m戦なので消耗戦になると想定している。
そういった展開ならば、1400mでもこなせるのではと思っている。
平均ペースの1400mだと後方から差し切るのは難しいが、スタミナ勝負になれば向正面からのまくり差しが決まりやすくなる。
全日本2歳優駿や戸塚記念でも、後方からのまくり差しで好走しているので、そういったイメージ。
川崎の好走でコーナリング適性も証明しているので、地方競馬場の中でも小回りコースな園田でも大丈夫だろう。
ヴァケーションと異なり右回り実績もある。
右回りも並に走るならばヴァケーションが軸馬だったが、その適性の差で本馬を軸馬とした。
予想(11/3時点)
※最終予想はレース当日Twitterにて!!
◎9ティーズダンク
〇8ステラモナーク
▲5ディアタイザン
△3サロルン、6ヴァケーション
【馬連】◎-〇▲△△(4点)
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以上、デイリースポーツ賞 第54回楠賞(園田重賞Ⅰ)出走馬見解でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは次の記事まで、ぐっど・ばい✋
(この後17:00頃に門別競馬の道営記念の見解をアップします)
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