【大高坂賞2021】フクノブリュックProfiling~脚の回転力と一瞬のキレ~
初めましての方も、初めましてじゃない方も!
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
高知1400mで行われる㈱エフエム高知協賛 第10回大高坂賞(重賞)。
今回は高知県知事賞3着馬フクノブリュックを特集します。
高知県知事賞では最後スタミナ切れで1・2着馬に突き放されてしまいましたが、そんな本馬の個性とは!?
今回は脚の回転力と一瞬のキレ”フクノブリュック”のプロファイリングをしていきます!!
フクノブリュックProfiling
ここからは近走の内容から、本馬の個性について探っていきます。
高知県知事賞(重賞)2020/12/31
高知2400m=1着
後半3F39.8=2:42.4(本馬2:44.4)
良馬場時のOP連対平均:2:50.9
トラックバイアス:-2.1
距離が長いのでタイムはあまりあてにならないが、2012年以降重or不良馬場で行われており、その間9回の中では3番目に速いタイム。
レースは差し決着。上がり最速の本馬が1着、同2位の馬が2着、同3位の馬が3着となっている。
長距離適性に加え、上がりの脚がある馬が上位にきている。
本馬は上がり3位の脚を使ってはいるものの、タイム的には41.4と遅く、直線では脚が上がっていた。
上がり最速が勝ち馬の39.7、同2位が39.9なので、その差は歴然。
距離が合っていなかったことに加えて、時計の速い馬場も合っていなかった。
ピッチ走法なので緩急のある展開よりもスピードが一定の方が得意で、馬場も速い時計になるとストライド走法の馬が走りやすくなるので相対的に分が悪くなる。
木下智史競馬99特別(A-2)2020/12/20
高知1400m=2着
前半2F24.4-後半3F39.0=1:30.8(本馬1:30.8)
良馬場時のA連対平均:1:31.7
トラックバイアス:-0.9
勝ちタイムはトラックバイアスを考慮すると平均通り。
レースは差し有利だった。
勝ち馬は道中5番手、2着の本馬は逃げ、3着は4番手。
スタートから1角時点では3頭が逃げグループで、4番手以降が離された隊列。
その3頭の内、馬券に残ったのは1頭のみで、その他は後続からの差し馬だった。
本馬は後続グループの前目からの差し切り勝ち。
最後はハナ差だったので、3~4角でインを突けたことが大きな勝因だろう。
ピッチ走法でコーナリングも上手なので、コーナーをインから強襲するできれば大きなアドバンテージとなる。
馬場も良馬場でバイアスが-0.9にとどまったので(高知は良馬場になることが少ない)、それも本馬に味方した。
総評と大高坂賞予想見解
ピッチ走法の差し馬です。
ただ、差し馬といってもスタートは悪くないので、毎回中団辺りにはいることができます。
高知県知事賞の敗戦、木下智史競馬99特別でゴール前に差し返されそうになったことからも、本馬は一瞬のキレで勝負する馬。
言い換えると、長く良い脚は使えません。
以上のことから、スローの瞬発力勝負に強いことがわかるので、距離適性に関しては高知競馬場で言えばマイルがベスト、次いで1900mor1400m。
馬場はタフな方が向く。
大高坂賞は1400m戦。
若干距離は短いように思うが、今回は馬場が期待できます。
1週間で雨が降らない予報なので、良馬場、悪くても稍重までにとどまるであろうと思います。(直近の1/12の高知競馬場は全レース重馬場だった)
レースを見てても目立つくらいのピッチ走法なので、タフな馬場になればなるほど本馬が有利になります。
1400mという距離も展開次第です。
スローな流れになればチャンスあり。
そして、今回有力馬が軒並み差し馬なのでペースは上がらないのではと思います。
スローペース、時計のかかる馬場という条件が揃えば好走確率が上がります。
ペースはレースが始まらないと分からないので、時計のかかる馬場ならばスペルマロンの相手としてワイドで狙いたい馬。
ただ、先に分析したペガッソの方が今回は評価は上です。
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以上、脚の回転力と一瞬のキレ”フクノブリュック”Profilingでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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