ワグネリアン

【予想】神戸新聞杯(2019)~休み明けに強いのは~

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第67回神戸新聞杯(GⅡ)の予想です。
予想のポイントは以下。
馬場(Bコース):外差し圧倒、ただ雨降ったら不明(土曜で要確認)
阪神2400m:スタートから1角までは400m強、高低差は2.4m、最後の直線は476.3mで残り200m地点から約2mの急坂を上る
重視:瞬発力と春の実績
血統:①ディープインパクト産駒、②ステイヤー型サンデーサイレンス持ち
【参照】【傾向・血統】先週の結果から神戸新聞杯を分析する - club keiba
ここらへんを踏まえて予想していきます。

神戸新聞杯予想

◎サートゥルナーリア
今年の3歳世代牡馬は4頭を中心に回っています。
ホープフルS・皐月賞馬サートゥルナーリア、皐月賞2着・ダービー3着ヴェロックス、皐月賞3着・日本ダービー2着ダノンキングリー、朝日杯FS・NHKマイルC勝ち馬アドマイヤマーズの4頭。
ダービー馬ロジャーバローズは引退してしまったので、この4頭が抜けて強い構図となっています。
そのうえでも主役なのがサートゥルナーリア。
日本ダービーまでは無敗で、GⅠ2勝、皐月賞はステップレースを使わずに勝利と期待に違わぬ強さを見せています。
日本ダービーでは初めての敗戦を喫していますが、スタートの出遅れが響き、かつ距離適性も最適ではないと思います。
なので今回の阪神2400mも若干長く感じます。
ダービーも最後にヴェロックスに差し返されていましたので、2000mまでの馬でしょう。
それでも実績はヴェロックスと並び断然で、皐月賞のようにレース間隔が開いていても問題ないのは、今回休み明けの馬が多いことを踏まえると心強いです。
数字的には派手さはありませんが、キャリア5戦で上がり最速3回、2位が2回と3位以下がありません。
神戸新聞杯は外差しの瞬発力勝負になりやすいので、上がりの脚が使えるのは大きな魅力です。
血統的にも父はマイル以下で活躍したロードカナロアですが、母父は天皇賞(春)も制しているステイヤー色の強いスペシャルウィークで、サドラーズウェルズも母系にいます。
良馬場でしか走ったことがありませんが、渋った馬場も血統的には問題なさそうです。
同世代で前哨戦的な緩めの展開ならば、2400mも大丈夫でしょう。

〇ヴェロックス
距離適性的にはサートゥルナーリアよりもこの馬です。
スピードに持続力があり、日本ダービーではサートゥルナーリアに一度は差されますが、残り100mで差し返しています。
スタミナ豊富で中段よりも前から競馬ができるので、大崩れが考えづらい馬です。
今回のメンバーではワールドプレミアとシフルマンには若葉Sで負かしていますし、直接対決で敗れているのはサートゥルナーリアにのみ。
若葉Sでは稍重馬場で勝利もしていますので、渋った馬場にも対応できます。

瞬発力がある馬ではないので、スローペースになりやすい前哨戦よりも展開が流れるおGⅠ戦の方が向く印象があります。
血統的にも父ジャスタウェイはサンデー系ですが2000mまでの馬。
母系が2400m血統ですが、データ的には△。

▲ワールドプレミア
春は若葉Sでヴェロックスに0.6秒差をつけられて敗れていますが、その差を今回でどこまで埋められるか。
先週の阪神芝外回りのレース傾向をみると距離延長をしている馬の好走が目立ち、かつディープインパクト産駒が4Rで3勝、4頭が馬券に絡んでいますので、この馬はまさにデータにはまっています。
ワールドエースの全弟ということを考えると、重賞級の器はあると思います。

ただ上位2頭とはまだまだ力差があるように感じますし、6か月半の休み明けなので春のクラシック組と同じように休み明けとなります。
優位性は見つかりません。

△2頭一気に
△1シフルマン

前走は古馬相手に勝利、2着のハイヒールはその後1勝し、小倉日経OPでも勝ち馬に0.1秒差の3着と好走しています。
強い古馬相手に勝利している実績は成長の証で、春からの逆転が見込めます。
ただそれは上位2頭ではなく、ワールドプレミアに対してですが。

△2レッドジェニアル
京都新聞杯を制しており、日本ダービーでも最後に差を詰めてサートゥルナーリアとは僅か0.3秒差なので、上位2頭を除くとこの馬が3番手なのですが、いかんせん最終追い切りの動きがピリッとしなかったので評価を下げています。
2400mへの距離適性もありますし、外差しの瞬発力勝負で重賞も勝っているので、舞台設定は合っています。
母父マンハッタンカフェはステイヤー型サンデーサイレンス系ですので血統も〇。


買い方
◎サートゥルナーリア
〇ヴェロックス
▲ワールドプレミア
△1シフルマン
△2レッドジェニアル

【3連単フォーメーション】
◎〇→◎〇→▲△1△2
計6点

予想を終えて・・・

サートゥルナーリア、ヴェロックスは抜けています。
逆らうべからずですね。
雨予報で馬場がどうなるかまだ分かりませんので、時間に余力がある方は土曜競馬を見てから予想することを推奨します。
これだけレコードがバンバン出ているので、多少の雨では馬場は変わらなそうだと思い、今回は雨はほとんど考慮せずに予想しています。
血統的にも上位2頭は渋った馬場もこなせそうですが。

こちらも併せてぜひ!
【適性】神戸新聞杯~甘く危険な人気馬たち~ - club keiba

以上、第67回神戸新聞杯(GⅡ)最終予想でした。
ご覧頂きありがとうございました。

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