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【全頭見解】川崎記念2021編

初めましての方も、初めましてじゃない方も!
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。

今回は第70回川崎記念(JpnⅠ)の全頭見解です。
いよいよ2021年のダートJpnⅠのスタート!!
中央でも2月のフェブラリーSがGⅠ開幕レースとなるので、芝のレースよりもダートレースの方がシーズンスタートが早いんですよね。
今回は、地方では東京大賞典2着のカジノフォンテン、同5着のミューチャリーが、一方中央勢では東京大賞典3連覇のオメガパフューム、地方適性を見せているロードブレスなどが出走します。
近年は中央・地方の力差が詰まってきている印象ですので、全頭見解を皆様の予想の参考にして頂ければと思います!!

川崎記念2021全頭見解

ここからは近走の内容から、各馬の個性について探っていきます。

1カジノフォンテン

本馬に関してはこちらでがっつり分析していますのでぜひ!!

馬券的妙味:★★★☆☆

2ハナズレジェンド

東京大賞典では上がり最速の35.7をマーク。
ゴール前では猛追をするも、同じく猛追した5着ミューチャリーとの差は離されてのフィニッシュだったので、長く良い脚ではミューチャリーに分がある。
終始内ラチ沿いを走っていたが、ピッチ走法の追込馬なのでこの戦法は理に適っている。
コーナーのきつい川崎競馬場にもコース適性は高いだろう。
今回は2番枠の内枠なので、前走同様内ラチ沿いで脚を溜めて直線で爆発させられる。
あとは馬場状態だが、当日の天気予報は雨。
これは中央所属馬で上がり勝負をした本馬には大きく味方する。
馬場が硬く時計が出る方が追込は決まりやすくなるし、本馬も経験のない深い砂よりは走りやすいだろう。
そもそも、本馬は芝馬なので、普通に考えれば時計のかかる馬場は合わない。
良馬場なら消しだったが、雨が降ることによってチャンスが出てきた。
当日の馬場次第では穴候補。

馬券的妙味:★★★★☆

3タービランス

浦和記念では11頭立ての中8番手で追走しているように、交流重賞となると位置が取れない。
飛びの大きな走りをする大型馬なので、テンのスピードでは分が悪いのがその要因だろう。
4~5番手からの差しを得意とする馬だが、中団よりも後方からの差しとなると瞬発力が足りなくなってしまう。
浦和記念では上がり2位の脚を使ってはいるものの、内ラチ沿いから距離ロスのないコース取りだったというのが大きい。
今回は内枠ではあるものの、同じような狙いをするハナズレジェンドがいるのでそれもやりづらい。

馬券的妙味:★★★☆☆

4ダノンファラオ

近走は先行することに苦しんでいる。
東京大賞典でも結果的には3番手だが、スタートから出ムチを入れてのものだった。
浦和記念でも3~4番手を追走している。
東京大賞典(12着)・浦和記念(1着)はともにスローの瞬発力勝負となったが、結果は真逆となった。
個人的見解としては、馬場の差が結果を変えたのではと思っている。
東京大賞典の大井コースと浦和記念の浦和コースでは浦和の方が馬場が軽く時計が出やすい。
加えて、それぞれの当日の馬場は、大井が平均以上に時計がかかっており、逆に浦和は平均よりもはるかに時計が出る馬場だった。
つまり、本馬は時計の出やすい、軽い馬場を好むのではと思う。
中央でも東京・京都といった時計の出やすい馬場(タフさよりもスピード重視の馬場)で勝利を挙げている。
今回の川崎競馬場は南関で最も時計のかかる競馬場。
当日は雨予報なので、ある程度時計は速くはなるものの、それでも浦和記念ほどにはならないだろう。
馬場適性という面で川崎コースはプラスには思えない。
また、本馬は大型馬なのでコーナーのきつい川崎コースは走りづらく思う。
馬群の外を走った方が良いが、反面距離ロスは大きくなる。
馬格的にもプラスには思えない。

馬券的妙味:★★★☆☆

5メイショウオオゼキ
実績的にさすがに厳しい。

馬券的妙味:☆☆☆☆☆

6ミューチャリー

本馬に関してはこちらでがっつり分析していますので是非!!

馬券的妙味:★★★★☆

7デルマルーヴル

重賞勝ちは2歳時の兵庫ジュニアグランプリ(園田)と名古屋2500mの名古屋グランプリの2勝。
園田は馬場の深い時計のかかる馬場。
名古屋も園田ほどではないが、川崎並みに時計のかかる馬場の性質を持つ。
本馬は時計のかかる馬場での好走が目立つ。
一方で南関で最も時計の出る浦和では、浦和記念を昨年は6着、一昨年は4着と馬券に絡めていないように相性が悪い。
ここから、本馬は時計のかかる馬場を得意とすることがわかる。
なので、馬場的には川崎は合う。
そこで近走だが、直近の好走は日本テレビ盃で、この時はハイペースで差し有利の中で後方からの差しで2着に入っている。
良い頃に比べると位置取りが後方になっている。
したがって、今回も展開の恩恵を受けないと厳しいだろう。
ハイペースになれば、川崎記念3着もあるようにコース適性はあるので上位に食い込むことも可能だろう。

馬券的妙味:★★★★☆

8オメガパフューム

馬券的妙味:★★☆☆☆

9ロードブレス

近走で大崩れがないが、前走の浦和記念、そして4走前のスレイプニルSではスローの瞬発力勝負で敗れている。
また2つに共通するのは馬場が軽く時計が出やすい馬場ということ。
特にスレイプニルSは上がり最速馬が35.5、本馬でも35.7という速い時計をマークしている。
本馬の苦手とするレースは、スローの瞬発力勝負だろう。
逆に時計のかかる馬場でのハイペースのスタミナ勝負には強く、それが2走前の日本テレビ盃。
前後半3Fが33.8-39.5という超ハイペースを勝ちきっている。
走法的にも差し馬にしては飛びが小さいので、ある程度流れたペースでのスタミナ勝負が向く。

今回の川崎記念は適性に対してドンピシャに近い。
時計のかかる馬場は〇。2100mという距離なので必然的にある程度スタミナは必要となり、極端にスローの瞬発力勝負にでもならない限りは崩れないように思う。

馬券的妙味:★★★★★

10マインシャッツ
メイショウオオゼキと同様に、実績的に厳しい。

馬券的妙味:☆☆☆☆☆ 

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以上、【全頭見解】川崎記念2021編でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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それでは、次の記事でまたお会いましょう✋

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