【盛岡競馬】4分で見解~オパールカップ(2020)編~
7/12(日)11R 18:10発走
色の変化を見る。オパールにはそんな意味が含まれています。砂から芝へ、オパールのように変化を遂げる馬はどの馬か。
地方競馬ですが芝重賞。
盛岡競馬場にだけ存在する地方競馬唯一の芝コース。
ゆえに地方各地からダートよりも芝に適性がある馬が集います。
JRA3歳ダートではユニコーンSがそうであるように、このレースは地方所属馬による芝の頂上決定戦なのです。
今回は㈱優駿協賛 第21回オパールカップ(ニシケンモノノフ賞)の見解をしていきます。
本記事は予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)
オパールカップ全頭分析
6リュウノチョッパー(差し)
距離延長、芝替わり、盛岡ともに〇。
前走ウイナーC(水沢1400m)はテンのスピードでついていけておらず、出ムチを入れてやっと中段という感じでした。
なので距離延長でテンの緩む展開はプラス。
さらに、盛岡の芝1700mは直線発走なので、スタートから上り坂、1~2角にかけても上り坂です。
これもテンのスピードが緩む要因となるので、本馬にとってはプラスですね。
芝に関しては全頭が未知ですが、水沢の深い砂<盛岡の軽い砂向きなので、ダートよりも明らかに軽い芝にも比較的に適性があると思われます。
前走が重賞で5着ですが、それよりも条件が合っているので、それ以上のパフォーマンスは期待できます。
ダート馬ながら瞬発型の馬なので、芝レースの差し有利な展開も追い風となりそう。
7フジノロケット(差し)
2歳時のジュニアグランプリ(盛岡芝1600m)でポピュラーソング、シーサンプーター、コンバットファストを撃破。
直線での瞬発力は芝馬そのもの。
上がり36秒台を出せるのはこの馬くらいじゃないですかね。
最後はのちに北斗盃3着、北海優駿2着と門別で活躍しているジンボとのマッチレースを制しているということも、強い相手なだけにポイントが高いです。
芝に限れば能力は抜けています。
2歳時はスタートで立ち遅れることがありましたが、近走ではそれも改善されています。
盛岡はコーナーも緩く差しが決まりやすいコース。
この馬にはぴったりなコースといえます。
9エイシンハルニレ(逃げ)
逃げ馬ながら逃げられなかった前走ウイナーC(水沢1400m)。
スタート直後には出ムチを入れ、それでも3番手という苦しい展開。
それでも砂を被らないコース取りと持ち前のスタミナでなんとか3着を確保しています。
逃げ馬、2番手の馬は最下位に沈んでいますので、ペース的にもきつかったです。
総じて本馬にとっては苦しいながらの好走は逆に評価できます。
今回は距離延長とメンバー構成的に、前走よりかははるかにハナを切りやすい。
ハナをきれること、この馬にとってはそれが1番大事です。
直近のベストパフォーマンスは3走前の馬蹄賞(名古屋1800m)。
そこでは上がり38.5と速いタイムをマークして2着に好走しています。
このこちから、本馬はスローの瞬発力勝負に強い逃げ馬だということがわかります。
今回は芝の1700m戦なので、そのようなt宴会が期待できます。
逃げ馬ながらかわされても粘り強く走り続けてくれるのも心強いですね。
1000m戦ですが、芝で3着という経験もあるので、芝適性もなくはない。
13シーサンプーター(追込)
右手前が好きな馬なので、中距離戦においては左回りの方が合うでしょう。
2歳時には芝の重賞勝ちがあるように、芝適性は証明済み。
とにかくタフな展開を好む馬なので、ハイペースのスタミナ勝負が理想的。
若鮎賞(芝1600m,1着)とジュニアグランプリ(芝1600m,4着)の比較
レースの上がり3F38.1/自身37.2(若鮎賞)
レースの上がり3F36.9/自身37.5(ジュニアG)
左回りだとコーナーの捌きがスムーズではないので、直線にかけるしかないが、それでも右手前に替われば伸びもすごい。
盛岡コースは直線が300mと長めなので、差しは届きやすい。
あと、ジュニアGでは中段の位置を取りに行っていますが、道中は後方で脚を溜めた方が好走できます。
軽視した馬たち
1オルレアンシェリ(追込)
前走がB2組で下から2番目、前々走は同クラスで最下位。
芝のレースも1度だけ経験していますが(盛岡芝1000m)、今回出走する10リッコーポコー(2着)、9エイシンハルニレ(3着)に先着を許す5着となっています。
ここでは力不足が否めません。
2エアーポケット(差し)
決め手に欠けるスタミナ型の馬なので、ダート戦向きに思う。
距離短縮もマイナス。
3コンバットファスト(追込)
2歳時には芝での重賞で3着の実績があるが、近走はB1クラスでも掲示板が精一杯。
適性もあるのであろうが、成長力に疑問が残る。
4ハッピールーラ(差し)
本馬もB2で結果が出ておらずなので厳しいでしょう。
8アンズビジン(先行)
1400mがベスト。
それでも前走ウイナーC(水沢1400m)では最後の直線で差を広げられていたので、距離延長は苦しい。
芝云々の前に距離に不安アリ。
10リッコーポコー(先行)
前走(水沢1600m)が先行有利なペースでありながら3番手で6着。
単純な能力として、これでは厳しい。。
11ポピュラーソング(追込)
ジュニアグランプリ(芝1600m)で3着に好走経験があるものの、本質的にはマイルは長い印象。
南関移籍後はワンターン競馬で結果を残しており、距離も1400m以下まで。
今回はジュニアグランプリよりも100m距離が延びます。
たかが100mですが、それでも短距離馬のこの馬にとっては試練の長さです。
12フィドル(先行)
中央時代は芝の1200mで勝利しています。
問題は距離で、芝1400mの新潟コースでは直線で3回手前を替えています。
おそらく苦しかったことが想像できます。
今回の芝1700mという距離は、長いように思います。
14ナーリー(追込)
芝のレースは中央での3戦しかないが、見せ場らしい見せ場はない。
前走B1(1600m)ではかなり離れたところから追い込んでの4着でしたが、芝のレースではそこまでの脚はないので、あまり見どころがありません。
予想について
予想は見解の答え合わせ、競馬の醍醐味でもあります。馬体重を見たいので予想はTwitterでレース当日30分前頃にツイートします。気になる方はそちらをぜひ!
またTwitterは記事の通知機能も兼ねていますので、フォローしていただくと記事をいち早く読むことができます。
Follow me!!
以上、第21回オパールカップ(ニシケンモノノフ賞)全頭見解でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
それでは次の記事まで、ぐっど・ばい✋
ここから先は
¥ 150
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?