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【金沢競馬】12頭5分で読める徽軫賞(2020)全頭見解

※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
第2回徽軫賞(金沢)の全頭見解をしていきます。
ある意味難しい分析でした。
牝馬は調子の浮き沈みが激しいので、判断が難しいですね。
というか、徽軫って「ことじ」って読むらしいです。
兼六園の琴柱灯篭からきているのかな?と思います。
ふわっとしててすみません。

徽軫賞見解

逃げ・好位勢

12ハナイロコマチ
B1一クラス馬。
このクラスだからという意味合いが強いが、中距離戦に強く短距離戦だと脆さが出る。
もともと中央の芝で使っていた馬で、1400-1600mで2,3着に好走している経験がある。
なので、時速の最高値は地方ダート馬よりも速い。
そのスピードがあるので、金沢移籍後は中距離戦では追走を許さないが、距離が短くなるにつれてその効果は薄れる。
そして、スタミナはそこまでなく、直線では毎度いっぱいいっぱいになっている。
つまりクラスが下位の間は、スタミナがなくても中距離戦ならばスピードの差で押し切れているが、クラスが上がると中距離戦ではスタミナ面で苦しくなる。
そういった意味では短距離戦の方が適性は高いと思われる。
なので1500mは良い。
ただ今回は格上挑戦なので、これまでよりも苦しい逃げになるだろう。
これまでは単騎で逃げ、仕掛けどころでは絡まれる前にスピードの差で突き放せていたが、レベルが上がり1500mの距離ということもあるので同じようにはいかない。
仕掛けどころでは突き放すのが難しくなり、その分プレッシャーがかかる。
直線ではすぐに脚が上がってしまうので、仕掛けどころである程度の差をつけておかないとすぐに差されてしまうだろう。
これまでよりもはるかに苦しいレースが予想される。

テンの速さには安定感があるので、逃げ馬はこの馬だろう。
門別・金沢で6レース走っているが、いずれも逃げることができている。
スピードのある馬なので、競り掛けてくる馬の有無にかかわらずペースもある程度流れるだろう。
本馬の出走するレースは上がりのかかるレースが多い。

6フラッシュアロー
1700m戦ではA1二組で2着があり実績面では上だが、1500m戦の方が適性は高いと感じている。
というのも、1700m戦だと時に逃げてしまうことがある。
それはスタートの上手さと他の馬のテンの遅さが起因しているが、ハナを切ると口向きが悪くなることがある。
3走前がまさにそれで、この馬は2~3番手からの競馬の方が折り合いがつく。
なので1700m戦に比べてテンの速い1500m戦の方が合う。
今回は12ハナイロコマチがいるので、ハナに立つ心配はない。
番手競馬だと安定感が出るし、1500m戦は(1-2-0-1)と結果も出ている。
決め手に欠ける馬なのでスローの瞬発力勝負になると厳しいが、今回の逃げ馬でスローになることは考えづらい。
スタミナ勝負ならば期待できる。

4メイショウカラタチ
前走1900m戦(A1二組)では道中折り合いを欠き、最後はガス欠となっていたので距離短縮はプラスだが、それでも見どころがない。
重賞経験がなく、直近4走で3度の最下位、残りの1度もブービー。
これでは難しいだろう。

10ロンギングルック
好走時はスローな展開を先行してのもので、展開の恩恵が強い。
4走前の休み明け初戦の3着後、5,8,7着とレースを重ねるごとに調子が悪くなっている印象。
これまで先行できていたのに、前走は位置取りも中段あたりで好位を取れていない。
先行力という観点からも、距離はもっとあった方が良い。
ゆうて石川ダービー馬、2000m戦で金沢3歳の頂点に立っているのである。
1500mだと短い。

先行~中段勢

7ミラクルフーガ
前走1900m戦(A1二)はキャリア最長距離のレースで、単純に長かった。
もともとエンジンのかかりが遅い馬だが、仕掛けどころですでに垂れていた。
2走前の1700m戦(A2一)でも仕掛けどころでは遅れていたが、こちらは何とか差し切って勝利を挙げている。
好位差しが得意でいながらエンジンのかかりが遅いので、できれば自分から動く展開が理想的。
金沢移籍後は8戦して前走以外は全て掲示板に載っている堅実派。
相手のレベルが上がっても相手なりに走っているのは、このエンジンのかかりの遅さで取りこぼしが多いからだと思われる。
それをカバーしやすいのは短い距離で、レースの緩急が少ない方がこの馬としてはレースがしやすい。
距離短縮はプラス。
ある程度のペースで逃げそうな今回の逃げ馬との相性も良い。

8ノーブルステップ
1700m、1900m戦だと微妙に折り合いがついていないので、距離短縮は良い。
その分、後方に追いやられてしまうが。。
6走前に1500m戦(B1四組)を走っているが、この時は道中置いていかれ気味だったが仕掛けどころでは先頭との差を詰められている。
直線では馬に挟まれてブレーキをかけるも、そこから伸び直して、結果は4着だったが挟んできた2頭には先着している。
ゴール後も脚色が良く、勝ち馬を抜かしているので脚を余していたことがわかる。
負けて強しの内容だった。
今回はその時以来の1500m戦になるが、展開を考えれば好走できる下地はある。
中段からの差しで勝利してきている馬なので、差しが届きやすい展開は歓迎。

2メイデンボヤージュ
スタートから出ムチを入れても中段あたりになる。
それを考えると距離は長いほうが良い。
距離が短くなると追走できなくて終わってしまう。

差し・追込勢

1ミスアンナ
3走前に逃げて3着というのがあるが、基本的には差し馬。
今回は距離短縮での参戦でもあるので、位置取りは後方になるだろう。
前走1900m戦(A1二組)はスタートから押して行っても道中は6番手だった。
向正面はじめから押して行って、最後まで脚を使えていたので、スタミナは相当にある。
なので1500mの馬ではないともいえる。
今回はある程度ペースが流れる想定なので、幾分この馬にも向く展開にはなりそうだが。。。
6走前には1500m(A1一組)で勝利、10ロンギングルック、3フェイマスラブを下している。
適性は感じないが、実績はあるので切るに切れないような馬。

3フェイマスラブ
前走利家盃は牡馬も含めた重賞でレベルが高く、かつ2000mという距離適性を考えれば度外視で良い。
追込馬だがしっかりとしまいの脚を使える追込馬。
この点は他の追込馬と一線を画す。
上がりで38秒台前半を使えるのは本馬と1ミスアンナくらい。
しかも本馬はそれをコンスタントに出せるので、追込馬ながら着順に安定感がある。
2走前の1500m戦(A1二組)では4角で9頭立ての7番手、大外ぶん回しでも勝ち馬トウショウデュエルに0.5秒差の2着だった。
トウショウデュエルは次走利家盃で3着に好走している実力馬なので、相手関係を考えれば上出来。
牝馬限定戦の重賞ならば、能力上位。

9カトリーヌスリジエ
A2組で苦戦。
牝馬限定重賞とはいえ、OPレベルでは難しいだろう。
1500m戦だと道中の追走に苦労し、馬群に参加できていない。

5ハルヲヨブオンナ
毎回位置取りが後方すぎる。
かといって上がりの脚があるわけでもないので、単純に追走に苦労しているのだろう。
本馬は前走がA2一クラス。
レベルの上がる今回は、さらに追走に苦労するだろう。
自分の競馬をさせてもらえない。

11ロンプフェイス
直近4戦で3度の2桁着順。
今回出走する馬とも何度も戦っては敗れている。
前走は今回も出走する5頭の中で最下位、前々走は3頭中最下位、3走前も3頭中最下位。
ノーチャンス。 

予想について

予想は見解の答え合わせ、競馬の醍醐味でもあります。当日の馬場状態を見たいのでTwitterで当日レース1時間前頃にツイートします。気になる方はそちらをぜひ!& Follow me!!

以上、第2回徽軫賞(金沢)全頭見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。

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