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【コズミックフォース】日本ダービー3着馬の地方競馬適性・特徴・弱点とは(@報知グランプリカップ)

記事のアウトライン

本記事は、近走の内容をざざっと分析し、その上で本馬がどういう馬なのかについて本質を探っていこう!という趣旨の記事です。

近走のレース内容では展開・ラップ・レースタイム・馬場状態を考慮した上で勝因(敗因)を分析。
そこから見えてくる本馬の特徴や適性、弱点なんかを最後に「総評」としてまとめています。
「総評」欄では出走レースとの相性も併せて載せているので、レースの予想にも役立てていただければ幸いです。

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チバテレ盃(準重賞)2021/1/14

1700m=1着
前半3F38.3-後半3F37.4=1:48.0(2着馬1:48.3)
良馬場時のOP連対平均:1:49.0
馬場差:0.4秒速い

2015年から行われているチバテレ盃の過去7回の内、2番目のタイム。
馬場差を踏まえても、連対平均以上のタイムをマークできていますので、タイム面では評価できます。
レース内容はスローの瞬発力勝負。
勝ち馬の本馬が道中3番手、2着馬が2番手、3着馬が5番手と前目で決まっています。

本馬はもともと中央の芝馬で、3歳時には日本ダービーで3着という実績を持ちます。
つまり、軽い馬場で上がり勝負に強いわけです。
今回は地方のダート戦ながら、そのようなスローの瞬発力勝負となり、本馬の得意とする展開になっています。
上がり3Fは本馬が最速で37.2。
レース自体の上がり3Fも37.4なので、前にいないと厳しいレース展開でした。

麻生OP(特別)2020/12/17

1500m=2着
前半3F35.1-後半3F40.0=1:33.7(本馬1:33.9)
良馬場時のOP連対平均:1:33.4
馬場差:0.6秒遅い

この日は時計のかかる馬場だったので、勝ち時計の1:33.7は悪くない数字。
前半3Fが35.1というハイペースで、勝ち馬は道中10番手、2着の本馬は4番手、3着馬は最後方からの競馬でした。
後方有利といってよいでしょう。

ということで、本馬は位置取り的に不利でありながら2着に粘っている、と肯定的な表現できます。
中央時代は芝馬で東京コースという時計の出やすい馬場を得意としていたので、ただでさえ南関で最も時計のかかる川崎コースで、なおかつ平均以上に時計のかかる馬場だったことを考慮すれば、2着という結果は着順以上に評価できます。

1500mという短距離戦でありながら、スタートから先行できた点は意外でした。
テンのスピードに関しては南関のこのクラスでも通用しているので、南関重賞ならば1600m以上なら対応できそうです。

総評と報知グランプリカップとの相性

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