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【消耗戦】5頭3分で読める福島牝馬S(2020)予想見解

※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
第17回福島牝馬ステークス(GⅢ)の見解をしていきます。
昨年は珍しくスローの瞬発力勝負になりましたが、例年で見れば平均ペースのスタミナ勝負。
福島は直線の短い小回りコースですから、3~4角でのまくる能力が問われます。

福島牝馬S見解

逃げ馬は12モルフェオルフェ。
マイラーの逃げ馬なので、馬なりでも35秒台くらいで逃げてしまう。
福島1800mならばこの速さはハイペースに匹敵する。
直線が短く3角からのロングスパート、スタミナ勝負になりやすいコース形態なので、ペースも鑑みると非常にタフなレースとなりそう。

11デンコウアンジュ

モルフェオルフェの逃げによってペースは流れると想定。
加えて、先週の福島は外が伸びるトラックバイアスだったので、展開・TBともにこの馬に向く。
11番枠と外目の枠も今の馬場状態ならばプラスだろう。

前走中山牝馬Sでは56kgの斤量で4角大外分回しての4着。
それでも3着エスポワールとはハナ差とほとんど差がなく、いくら外が伸びる馬場といえどかなりの距離ロスがあったことを考えれば内容は悪くない。
前々走愛知杯では開幕週の馬場を活かしたイン突きが上手くハマり勝利、この時も56kgという重いハンデを背負っている。
平均以上のペースで上がりのかかる展開が得意な馬だが、今回はまさにそのようなレースになると思っている。
後方からの瞬発型という意味では他にフィリアプーラが似たタイプだが、フィリアプーラは道中の位置取りが後ろすぎてしまいの脚が活かし切れない。
その点デンコウアンジュは、近走は特に中団よりも少し後ろという、ぎりぎり末脚が届くような位置を取れるようになった。
スタートの改善が近走の好走につながっていると思われる。
道中10番手辺りが取れれば勝機は上がる。

逆にスローペースになったとしても、瞬発力があるので崩れることは考えづらい。
崩れるとした4角で前が詰まったり、馬群を捌くのに苦労する、もしくはスローペースで前走のように4角大外分回しで膨らむパターンか。 

6カリビアンゴールド

前走中山牝馬S(15着)は流れに乗れておらず、マイラーの馬が1800mのペースについていけないということは考えられないので、雪の不良馬場という馬場に起因しているだろう。
道中で流れについてくのでやっとで、直線に向いた時点ですでに脚が余っていなかった。
これは良馬場に変われば改善されると思っている。

直近では平均ペースのマイル戦で先行して結果を残してきている。
今回の逃げ馬がまさにマイラーの逃げ馬モルフェオルフェなので、カリビアンゴールドの好むペースになると思われる。
マイルが最適距離だが、ロスなく立ち回れれば1800mでもこなせるはず。
今の福島はインが荒れているので、最も恵まれる枠は真ん中の枠。
馬場の荒れている部分ときれいな部分の丁度境目になる6番枠は、先行するうえでは絶好といえる。
2走前の勝ち馬ヴァルディゼールはシンザン記念勝ち馬の京都マイル巧者。
その舞台で0.2秒差負けならば、むしろ評価できる内容。
馬場が変わって見直せる。

先行馬で粘り強さが売りなので、直線の短い小回りコースの方が向くと思われる。
とんでもないハイペースにでもならない限りは、先行できれば問題はなさそう。
スタートで後手を踏み、先行できないと脚質的に厳しくなる。

7マルシュロレーヌ

まだ2勝クラスを勝ったばかりだが、2連勝の中身が良い。
前々走は今回と同じ福島でのレース。
距離は200m長い2000m戦だったが、平均ペースを外からまくっての強い勝ち方。
前走は阪神2000m戦。
こちらはスローペースを4番手で先行し、直線ではインを突き危なげのない勝利。
差しと先行、外とインと異なる脚質、異なるコース取りで勝利できている。
今回のペースを考えると中団辺りになるだろうから、差し競馬を想定。
絶好の真ん中7番枠なので、終始馬場の良いところを走れる。
瞬発型ではなくスピード持続型なので、持久戦になりやすい福島コースとの相性は良さそう。
2連勝が小回りコースという点も福島との相性の良さを感じる。
まだ条件馬なので力負けの可能性は十分あるが、その適性を買いたい。 

1エスポワール

能力、実績は重賞を勝てる者があるが、前走の位置取りがどうも気になる。
これまで2~3番手の先行策を取ってきた馬だが、前走は道中9番手。
しまいの脚で勝負するタイプではないので、当然差し切れずの3着に終わっている。
先行して粘り込むのがこの馬の強みなので、後方からの瞬発力勝負、もしくはスタミナ勝負は分が悪い。
加えて今回は最内1番枠。
馬場の悪いインを走らなければならず、途中で外に出すには自在性が求められる。
エスポワールに自在性は感じず、どちらかといえばズブいタイプなので、器用に立ち回れるかが心配。
直近の成績とこれらの不安要素を天秤にかけると、重い印は打ちづらい。

14フェアリーポルカ

前走中山牝馬Sは内枠3番というのが大きく影響した勝利だったように思う。
内枠だったのでスタートしてすぐに最内を確保して、1~2角で上手く立ち回れて道中6番手という位置を取れている。
逆に前々走は外枠14番からの発走で、道中は9番手から進み差し切れずに4着に敗れている。
後手を踏むとキレ負けするので、中団よりも前にいることが勝利の条件となる。
今回は前々走と同じ14番枠。
すんなり位置が取れるかがカギとなる。

逆に前目の位置が取れれば、トラックバイアス的にも外は良いしレースはしやすくなると思われる。 

予想について

予想は見解の答え合わせ、競馬の醍醐味でもあります。当日の馬場状態を見たいのでTwitterで当日レース1時間前頃にツイートします。気になる方はそちらをぜひ!& Follow me!!

以上、第17回福島牝馬ステークス(GⅢ)予想見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。

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