オンラインでも野外フェスの一体感は出せる。「教えるフェスタ2020」に登壇して得たこと
「オンラインで講師が次々と登場する野外フェスのようなイベントをやるから出てみない?」
お世話になっているサンプル師が教えるバッグ教室の中村先生から声をかけてもらい、おもしろそう!「はい!」と二つ返事で、おそらく史上初のレザークラフト・バッグ作り教室のオンラインイベントに登壇することになりました。
わたしの他には専門学校でバッグ作りをされている方、レザークラフト教室をされている方、カービングの先生、ミシンやさんなどなど錚々たる11人のメンバーによる講習を視聴できる、12時間のノンストップ講座フェスはなんと100人以上が参加するイベントになりました。
この講座、どうやって開催されたかというと、お申し込みしてくださった方を共通のライングループに案内してグループ内でオンラインでライブ配信するという仕組み。
ライブの発信者は動画で映りますが視聴者さんは映らず、リアルタイムでコメントで質問ができるんです。(インスタライブと同じ仕組み)なので自宅でも通勤中でも家事の合間に流し見しててもいいし、がっつり画面に釘付けで講師にリアルに質問してもいい。自由に参加できるのが最大の魅力ですね。
さらに先生が事前にひとりひとりと接続テストを行い、準備に準備を重ねて当日に挑みました。
因みにわたしは「コロナ時代のSNS発信術」というタイトルでSNSについてのお話をさせていただきました。(こちらの話はまたいずれ)
イベント当日朝9時50分。先生の簡単な挨拶の後いよいよフェスがスタートしました。 1コマ1時間〜1時間半で次々と講師が登場します。レザークラフトと言っても範囲は広く見てくださる方も様々。わたしのイメージでは視聴者が多い時間と少ない時間があるだろうな〜と思ってたんですけどね、意外や意外。常時70〜80人が視聴していてびっくりしました。
わたしの登壇は15時からだったんですがスタートから出番まで途中昼ご飯を食べたりしつつテレビのように付けっ放しで見ていましたし、その後用事があって移動した時も見ながら電車に乗って視聴してました。
するとなんかね、だんだんコメントしている方のハンドルネームにも愛着が出てきたり、みんなのへえ〜とかワオ〜!みたいな驚きや興奮がコメント越しに伝わってくるのをみるのも楽しくなってくるんですよ。
さらにいうと途中、接続エラーでLINEグループを作り直して移動したりと小さなハプニングがあったんですがそれすらも一体感となって、ラスト22時前、大阪の先生たちがみんな麦わら帽子を被り(麦わら帽子をミシンで縫う神業デモンストレーションがあったんです!)最後の挨拶をする場面ではわたしの脳内にサライの大合唱が響いていました。
小さな画面越しに見る講座なのにだんだん生まれる一体感。講師も大阪教室を拠点に東京、愛媛、兵庫などを衛星生中継(!)で挟みつつ、視聴者さんは北は確か青森から南は沖縄まで。小さなトラブルも乗り越えてレザーやバッグ作りを愛するという共通点さえあれば物理的な距離は関係なくなるんだと強く感じた1日でした。
何より、事前に楽しく最後までやり遂げるという熱意と丁寧な下準備を重ねに重ねた中村先生を始めとするスタッフの皆さんの準備の賜物と思います。
このフェスの参加料金は1万円。なので1講座約900円!!見逃し録画配信もこの後用意してくださるそうでこのお値段。すごくないですか??間違いなく来年もあると思うので、ここで初めて知った〜!!というあなた。ぜひ来年の教えるフェスタに参加してくださいね。わたしも来年も登壇できるといいな〜。