しみずの爆笑恋愛遍歴 episode2
episode1に引き続き今回は🐸との出来事をまとめていきます。(episode1を読まないとわかんなくなっちゃいます)
さて、前回は🦆のことをようやく忘れられたというところで終わりました。これが中三の夏の話です。中学生の時は部活こそやっていなかったものの委員会などである程度忙しく、友達もいたので充実した日々を送らせていただいておりました。なので、好きな人がいない期間があっても平気だったんですよね。
🐸もクラスが同じ子でした。中二の時からクラスメイトです。仲はぼちぼちいいくらいでした。特に共通の話題はありません。ただ、中三になるとなぜか異常に席が近くなる現象が発生しました。教室然り、美術室然り、音楽室然り、何度席替をしても席が離れないんです。運命ですね✨。
で、本当に単純で、接点が増えると好きになった気分になるんですよね。めちゃくちゃ明るいという訳でもなければすごい顔がタイプなわけでもなかったんですが話していれば楽しいし結構話を聞いてくれる感じだったので嬉しかったです。それで秋頃から、好きなのかもと思うようになりました。
🐸はTwitterをやっていて、数少ないTwitterのリア垢が繋がっている友人でした。何かの拍子にDMを始めまして、僕がベラベラ話しまくりますんでずーっとDMが終わらないんですね。後なぜかリプ欄でも会話を続けてました。リプとDMで並行しながら会話をする謎状況でした。楽しかったですね。なんの話をしていたかは覚えてませんが、雑談ですね。つば九郎の話とか、課題が大変だとか、試験勉強がやばいとか、そんなところだったと思います。🐸は演劇部の人で、高校演劇部の顧問をずっと”推して”おり、永遠にその話を聞かされていた覚えがあります。
さて、私は中高一貫校に通っていたのですが、高校に入ると成績別クラスになるということが決まっていました。私、成績は良かったので多分一番上のクラスだなという感じがしていました。🐸は結構真面目で成績もぼちぼちだったんですが、本当にぼちぼち止まりだった(失礼)なので多分一つ下のクラスだろうという感じがしていました。(実際この通りになります)
え、まずくない?秋の時点で好きになり、もうすぐ卒業、クラスは別れる予感がしています。クラスが離れれば接点も減るだろうしただTwitterが繋がっている人になってしまう。なんとか卒業前に仕留めておかないと。
冬休み中も欠かさずDMをしつつ、2月から3月にかけてそういう話を増やしていきました。恋愛関係の。なんとなく匂わせですよね。で、三月の八日だったかと思います。DMでですが勇気を持って告白しました。成功です!
こうして二人目の彼女ができたしみず。これでクラスが離れても大丈夫。毎日学校が楽しい!そんな状態で中学校を卒業しました。ただ、ここで一つ問題が発生していたんです。
🦆の時は何がいけなかったんだろうか。傾向と対策。そうだ、なんの連絡もとってなかったのがまずいんだ!と思いました。幸いにも元々よくDMをしていたのでまずこれを継続。これで繋ぎ止めておくことができるなというように考えていました。付き合いたてのアツアツな時期にこれをやっても別にそこまで問題ありませんが、、、
さて、中学校を卒業し晴れて高校生です。クラスは分かれていましたが、DMはしているし大丈夫。大丈夫。大丈夫。大丈夫?寂しい。寂しい!!!!
🦆の件もありすっかり拗らせてしまっていたしみず。ずっと一緒にいたい、一緒じゃない時間があったら嫌だ。他の男とも全く会話しないでほしい。そんなメンヘラが知らぬ間に出来上がっていたんです。まずやったことは、演劇部に入りました。これで部活の間はずっと一緒にいられる。(元々演劇部に興味があったのもあります。目立ちたがりだし)
でも、高校生ですよ?みんな色々忙しいんです。クラスの活動だってたくさんあります。そりゃいろんな人と接点持つことになるじゃないですか。私はそれに耐えられなかったんです。毎日同じバスで帰りました。何かで遅れて待ってくれなかったりしたらめちゃくちゃ怒りました。連絡が遅れたりしたらすごく機嫌を悪くしました。モラハラって言うんですよこういうの。
僕がこんなモラハラをしていたのには他にも理由があります。すごく不安がり屋さんだったんです。🐸は恥ずかしいからという理由で僕との交際を隠そうとしました。まあよくある話ですわね。でも僕は歪曲してこの事実を捉えました。僕と付き合ってるなんて不名誉なこと言えないのかな。実は遊びで付き合ってるだけだから周りには言えないのかな。僕は周りに言うことで二人だけの関係をある種”公式的”なものにして、相手を繋ぎ止めようとしていました。だから、周りの人”公認”カップルになりたかったんです。愚かですね。
しかも、結婚願望がないとか言うんです。結婚なんて公式そのものじゃないですか。それを否定されている。結婚しないってことはいつかは別れるってこと?嫌なんだけど。あんな辛い思いもうしたくないんだけど。
勝手に追い込まれていき、メンタルを病み、本当は勉強しなきゃいけないのに連絡来ないかなとスマホと睨めっこする日々。即レスすれば会話回数の期待値を増やせると思ったから。
1日とかDMが帰ってこなかった時にはもうすごい長文メッセージを送りました。このノートのここまでの部分と同じくらいの長さのメッセージを送ってました。多分読んでなかったんじゃないでしょうか。
相手のことを何も信じれなくなっていました。中学の時にオプチャでやらかして親にLINE消された、と言う話を聞いてたんですが、それも本当か?と疑うようになっていました。
でも、完全に自分が悪かったとは思ってないんですよね。まず、根本的な話ですが、🦆の時と同じように、🐸も別に僕のことは好きじゃなかったらしいんです。好きって言ってと言っても言ってくれない。(お世辞でいいから言えよ)
たまにお世辞で言ってくれても好きなところを聞いたら詰まる。DMで入ってくれても直接は言ってくれない。
あと、手繋いだりするのも拒まれたの、結構辛かった。
挙句の果てには好きかどうかわからんと言われました。7月末日だったと記憶しています。この頃からのモラハラムーブはもうとてつもないですよ。
ただまあ同じ部活なので、変なことはできませんし、あまり大事も起こしてはいけません。その頃私は大会にメインキャラクターとして出演することが決まっており、モラハラも欠かさずしてはいましたが、結構忙しかったんです。相手も同じ演劇部ですから、僕が疲れてることくらいは把握してくれてました。
大会が10月の4日にありました。なんとか初舞台を演じ切りました。周りにいっつも流されてる意志の弱い男子高校生の役でした。明る朝、普通にDMで振られました。
正直、自分も好きなのかなんなのかわからなくなっていました。ずっとモラハラしていて話していて楽しいなんてことありませんからね。そもそも7月の時点で別れておくべきだったんです。相手が自分のことを好きじゃないことくらいわかっていたし、この関係を続ける気力は僕にもありませんでした。また癇癪を起こしそうなところ、すんなり交際終了を受け入れました。大会が終わるまで待っていてくれありがたかった、と言うのがいちばんの感想でした。
振られる前日に🦆に付き合っていることと振られそうなことを相談していました。結構対策とか一緒に考えてたんですが、対策を打つ前に振られました。びっくりしてましたね。そりゃそうか。
お察しの通り、🦆の時のように引きずることはなく、すんなり切り替えられました。相談してる時の🦆が優しくてそっちになびきそうになったりはしましたが、ひとまず一旦恋愛はストップ、と言う感じです。
ここまで聞くと僕が最悪な人なので僕が受けた被害も紹介しておこうと思います。
🐸には毎月数百円程度で帰るプレゼントを渡していました。○ヶ月記念とか言って。可愛いキーホルダーとかペンとかをあげてました。半年記念は気合い入ってたんです。それで部活の関係で外出した時にプレゼントを渡そうとしたんです。ヘッダーにいるレッサーパンダのぬいぐるみがそれです。でも、周りに人がいてバレちゃうから受け取れないとか言うんです。いや、さっともらえや。黙ってカバンに入れろよ。受け取らないとかあるんか。別に付き合ってなくても物の受け渡しくらいしておかしくないだろ。結局もらってくれませんでした。これでだいぶ傷ついた、と言うのはあります。(今も特級呪物として我が家に保管されています)
さて、episode2はいかがだったでしょうか。ここまでの経験が全て今後の話につながります。episode3もお楽しみに。