本と図書室と図書館、本屋さん
学校司書さんの手伝いを新たに仕事として始めると母に話したら「あら。絵本なんて読まなかったのにね。ごめんね。」なんて言われた。
確かに母や父に読み聞かせてもらった記憶はない。絵本は箪笥に何冊か入ってた。3番目だしそんなもんだとも思う。
それに引越しもしてるし、捨てたものもあるんだろう。
切ない話しから始まってしまった。
もうちょっと小さい頃の記憶を辿る。引っ越す前の3〜4歳の頃。
そういえば幼稚園で絵本をいっぱい読んでいたことを思い出した😯
暗唱もしたような。。。スタンプカードとか作ってもらったり🤔
懐かしい。楽しかった記憶がある。
ところが、
小学生になり、図書室で本を借りなきゃいけない授業では何を借りていいんだか分からず楽しい時間ではなかった。
動物の話しなら難しくないかなーと借りた椋鳩十さんの本で読書好きに火がついた。
ファンタジー、恋愛、ホラー、ミステリー。色々読んだ。
面白いと思える本に出会えれば、どんどん本を読むようになる。(本が読めなくても聞いたり映像を見たり出来る。)
そして、ひょんなことから息子の通う学校の図書ボランティアに参加し、すっかりハマる。
壁面装飾は図画工作で面白くないわけがないし、
絵本は短い文章で分かりやすく、絵は想像が膨らむようになってる。ナニコレ楽しい。
紙芝居やパネルシアターを役を割り当てて声で演じる。
やだ。楽しい。
生徒さんたちも目をキラキラさせながら聞いてくれる。
お家で読み聞かせが出来なくても、図書館に連れていけなくても、園や学校で本に触れ合う機会があれば、本好きは開花するらしい。
私は子供が歩いていける距離に旧町営図書館があるので、その利用を促したいが、ボラで通ってるところの図書司書さん的にはもっと身近な学校図書室をたくさん利用して欲しいそうだ。
確かに。。。
私自身、小中高と学校図書室を利用していた記憶がある。
ただ…探せないんだよね。
読みたいものが分からず姉が買って読んだSFものを借りて読んだり。
そのうち、行動範囲も広がり駅チカの本屋さんへ行き、ぶらぶらと面白そうな本を見つけてちょっと読んでから買ったり。
ここを短縮させるのが学校図書室の利用というわけだ。
学校図書室にある絵本を図書ボランティアさんが読み聞かせし、それを『読み聞かせの本はこれ』と手に取りやすいところに置いておく。そうすると借りる生徒さんがたくさんいるそうだ。
なるほど。これはいい窓口だ。