No.208：思わず二度見

以前も何回か書いた気がしますが、私の現在の職場はなぜか「独り言」をいう人が多い。おそらく、接客的なことをしているときにはさすがにやってないと思うのですが、自分のデスクに戻って、なにか書き物をしてると出ちゃうみたいなのですよね。それも小さい声じゃないので、思わず聞き返すと独り言だったなんてことも年中。正直言って内容によっては、かなり耐え難いのですが、なんとなくそういう人も許容されるような職場だからしょうがないのかなあと思っていました。

先日、他の部署の人と飲みに行ったときに、やっぱりヘッドフォンがあると仕事がはかどる、という話になって、そうだよね～と共感を求めて色々エピソードを話したらドン引きされたので、どうやらうちの部署は許容される範囲ではないらしい…。

とはいえ、最近はハンズフリーで外で通話している人も結構いて、駅のホームなんかでブツブツ言ってるからと言って、ちょっと変な人ということにはならないので、なんかブツブツいってて変だなあと思ったときには、イヤホンしてるか、鎖骨のあたりに手をやってマイクを口に近づけていないかを確かめるようになりました。

仕事が遅くなっての帰り、バスの二人掛けの席に座っていたら、あとから座ってきたおじさんが、なにやら話はじめたので、え、バスの中で通話はいやだなあと横を向いたら、なにか独り言をいっていて、そしてそれは知っている人だった！とってもびっくりかつ正直ちょっと怖かった。酔っぱらうと説教する系のお方だというのは知っていたけど…。電車の中とかでブツブツ言ってる人を見ると、ああ春だからなあなんて思ってたけど、知り合いだっていうだけで、こんなに怖いとは。幸い話しかけられなかったので、そっと距離をとって帰ってきました。ふぅ～。