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No.232:馬とか鹿とかは風邪ひかない

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このところ、続けて「突然の熱発で……」という電話がきて用事を頼まれる、あるいは仕事を託されることがあった。電話を受けたときは「あらら、それじゃあしょうがありませんね、お大事になさってくださいね、やっておきます」とにこやかに対応していたのだが、電話を切ってからしばらくしてなんとなくモヤモヤしていた。

ちなみに風邪をひくこと自体に文句はない。特に小さいお子さんがおうちにいる方はどうしてもひきやすいだろうし、世の中ままならないことはいっぱいある。自分だってそういうことはままある。

たぶん、もやっとしてたのは、いずれのケースも「いそがしい、いそがしい」と言い続ける人々だったからなのかもしれない。片方は、なんでも引き受けちゃうお人で、少しでも時間があれば対応してくれてしまうお方。段取り上手でもあるので、彼が休みになったからといって、私がやらなければいけないことはわずかだ。もうひと方は風邪だろうがなんだろうが仕事に来る人で、マスクもせずにひどい咳をして何かを撒いて歩いている。いいから家で寝ててよって感じ。

いそがしい、いそがしいアピールが効いているのかいないのか、「調子を崩すほど大変」なのだから、彼に仕事を割り振るのは減らしましょうな雰囲気が出来上がっている。うーん、それだったら、必要な時に休みをとって、淡々と仕事している人をもう少し評価してあげていいんじゃないかなあ。

まあ、かく言う私はやりたくない仕事は断るタイプなので、「これ以上仕事ふるとおこられそう」なので、割り振りが抑えられているらしい。(/・ω・)/

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