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世界サブカルチャー史 シーズン4 21世紀の地政学 ジャポニズム編!!!

こんにちは。あるいはこんばんは。おしゃま図書です。

皆さん、NHKの「世界サブカルチャー史」ご存知ですか? この間から新シリーズが始まりました。

世界は日本をどうみてきたか。あるいは、日本は世界にどう「日本」をみせていったのか。
日本の映画やアニメ、ゲームなどから紐解く今回のシリーズ、ジャポニズム編は、日本とフランスの違いをアニメやマンガから考える「アリアケパンチ」的にも、非常に興味深いテーマ。
松岡正剛が指摘する「小さきもの」を愛でる日本人の特性、海外に輸出された「日本」を描いた作品たち。そこで選び取られる日本は、明らかに、リアルな日本とは少し違う、演出された日本なのではないか、というのが興味深い。
そして私自身も、例えばパリでも活躍した日本人モデル山口小夜子や冨永愛の切れ長の目をみると、つい、「外国人が好きそうな顔だな」と思ってしまう。日本が演出してきた「不思議の国ニッポン」のプロトタイプに、私自身も引きずられているような気がするのです。

というか。第一号を書くときにとても参考にした「水曜日のアニメが待ち遠しい」の著者であり、フラ語学習者にはNHKフランス語講座の講師でもおなじみのトリスタン・ブルネ氏も、出てた!!! 
番組は、ブルネ氏の話や、ほかにも日本のカルチャーの研究者によるコメントが興味深く、聞きながら、答え合わせをしているような気持ちでした。

ちなみに、アリアケパンチの第一号は、ブルネ氏の本を参考に、なぜフランス人は日本のアニメをみてきたのかを考えた本です。もう私の手元に在庫はありませんが、タコシェさんにはまだ若干在庫があるので、気になる方はぜひ。

ブルネ氏の本もおもしろいですよ。


第2回は来週また再放送するので、見逃した方はぜひ!
それにしても、松岡正剛がスーパーマリオのことを「スーマリ」って言うの、すごくツボでした。



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