セーラームーン絶賛鑑賞中
こんにちは。あるいはこんばんは。
おしゃま図書です。皆さんゴールデンウイークはどのようにお過ごしですか。
私は、夏コミに出すアリアケパンチ4号のテーマ『セーラームーン』にするので、マンガとアニメでおさらい中。
というのも、UNEXTで一気に見られるからです。(別にUNEXTの回し者ではありません)
・美少女戦士セーラームーン(1992)
・美少女戦士セーラームーンR(1993)
・美少女戦士セーラームーンR劇場版(1993)
・美少女戦士セーラームーンS(1994)
・美少女戦士セーラームーンS劇場版(1994)
・美少女戦士セーラームーンSuperS(1995)
・美少女戦士セーラームーンSuperS劇場版(1995)
・美少女戦士セーラームーンSuperS外伝亜美ちゃんの初恋(1995)
・美少女戦士セーラームーン セーラースターズ(1996)
・美少女戦士セーラームーンCrystal(2014)
・美少女戦士セーラームーンEternal前編(2021)
・美少女戦士セーラームーンEternal後編(2021)
(2022.5.5修正・追記)
マンガの方は全巻復習で読み返しましたけれど、アニメの方は、5月3日に、とりあえず無印を観終わりました!!!
それで改めて観て思うのは、マンガよりもだいぶコメディに寄ってるなーということ。セーラームーンのファンにとっては至極当たり前なことだと思いますけれど、改めて箇条書きに挙げてみようと思います。
・全体のお話のトーンが、ラブよりラブコメ、ラブコメよりコメディ、って感じ
・うさぎのキャラ、アニメの方がすぐ泣くし、ギャンギャンうるさくて若干ニュアンス違う気がする
・セーラー戦士が揃うまでのオリジナル話がかなり多い
・変身シーンが長くてエロい
・後半になるにつれて戦闘シーンでのパンチラが目立つ気がする
・アニメ版では、ダーク・キングダム四天王のうち、ゾフライトとクンツァイトのBL臭がすごい
私の中でのオタクは、相方が基準になってしまうのですが、その相方が「マンガはあんまり面白くない」と言っていたのですよ。で、アニメとマンガの違いを感じたときに、もしかしてこれって、男女差で受け止め方が全く異なるコンテンツなんじゃないかなと思ったのです。
私は「ジェンダー」とか「フェミニズム」の問題などに首を突っ込むのは門外漢だし、好きではないのですが、なんかこう、男と女の受け止め方の違いみたいなのが、『セーラームーン』のアニメとマンガの違いにつながっているのかもしれない、なんて若干思った次第。
だって、相方は14歳の女の子だったことがないんだもの。
(『ヴァージンスーサイズ』で最初に死んだ末娘セシリアが、医者になんで自殺未遂をしたのか聞かれて答えるときのような感じで)
マンガは「うさこ/セーラームーン」と「まもちゃん/タキシード仮面」の恋に後半はシフトしていって、「前世で結ばれていた運命の恋人」の要素がかなり前面に出ていくので、マンガを読んでいると、セーラームーンと竹取物語の関連性についても「なるほどね!」と思えるのです。
セーラームーンは月の国のお姫様なわけですが、それってもう、まんま「かぐや姫」ですもんね。
で、月の人間と地上の人間は一緒になれないというのは、かぐや姫と帝の恋が結ばれないことからもきています(だからこそ、うさぎとまもちゃんは、地球に「転生」してきて結ばれるわけですね)。
あと、不老不死ね。かぐや姫は、月に帰るときに帝に不老不死の薬を置き土産としますが、『セーラームーン』でも月の人間は不老不死とまではいかなくても、かなりの長寿で、1000年以上生きている。
20歳くらいから姿も変わらない。
ただ、それだけでは、”アリアケパンチ(日仏文化批評)”にはならないわけなので…。もっとフランスでのセーラームーンの立ち位置などを、調べたいところです。