〜私のキャリア〜
あなたは、
パラレルキャリアという言葉について
知っていますか?
パラレルキャリアとは、
“一つの働き方に拘らず
複数のキャリアを形成する考え方”を
意味します。
私は、看護師であり
パン・おやつ教室の先生でもあり、
まさしくパラレルキャリアです。
今でこそ
パラレルキャリアという生き方が
浸透していますが、
私が看護師になった頃は
パラレルキャリアという言葉も無く、
看護師に限らず
一つの職を貫くという姿勢が
当たり前になっており、
私自身も同様の考え方を持っていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1684706513650-DIEIrVOSsa.jpg?width=1200)
そんな中、
娘は口唇口蓋裂という
先天的な個性を持って産まれて来ました。
数回の手術や
長期に渡る通院…。
娘をしっかりサポート出来るようにと
フルタイムからパートへと転向し、
育休からの復帰を果たしました。
そこからは、
私の人生において
数々の大きな転機を迎える事になったのです。
まず一つ目は、
ハンドメイドとの出会いでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1684706596203-vsq3RP1xgC.jpg?width=1200)
私は
元々根っからの不器用で
まさに手芸アレルギーという状態でしたが(笑)、
たまたまSNSで見つけた
私の嫌いな針や糸を使わずに作れる
ハンドメイドの作品を見て、
『娘の為に
何か作ってあげたい!』という
トキメキが湧き上がったのが
全てのきっかけでした。
すぐにレッスンを受け、
ライセンスを取得しただけでは飽き足らず、
夜な夜な作品作りに没頭していました。
そして、
『イベントに出店したりするようになれば
ずっと作品作りを楽しむ事が出来る!』と
副業が可能という
パートの特権を活かし、
マルシェへの出店を決意しました。
私のパラレルキャリアは
まさにここからスタートしたのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1684706667811-VhjDiPyPef.jpg?width=1200)
また、
息子の卵アレルギーがきっかけで、
『安心・安全な
おいしいパンを食べさせてあげたい』
という思いから
パン作りの方法を学び、
その美味しさと簡単さを
誰かにシェアしたくなり、
パン教室の先生としても
活動を始めました。
さらには
“我が子達の脱!毎日スナック菓子”を目指して
米粉のスイーツについても学び、
今に至ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1684706715286-9IHorB6vyu.jpg?width=1200)
ハンドメイド…
パン…
米粉スイーツ…
一見バラバラなように見えますが、
子ども達への愛という
一本の糸で全てが繋がっています。
…とは言え、
元々は
看護師一筋で生きる!と
情熱を燃やしていた人間ですので、
同じ看護師として働く友人達が
バリバリとキャリアを積み上げている
話を聞いては、
『これで本当に良かったのだろうか…。』と
ふと感じる事も
度々ありました。
しかし、
看護師と教室業の二本柱で
活動し続けていくうちに、
『ぶっ飛んでてカッコいい!』と
応援してくれる人が徐々に増え、
自分の生き方を
心から認めてあげられるようになり、
しまいには、
『人と同じではつまらない!』とまで
思えるまでになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1684706755890-7DNyBIVpuy.jpg?width=1200)
たからこそ、
生計の為に…と仕方なく
やり甲斐を見出せないまま
一つの職に縛られている人に対して、
『もっと自由で良いんだよ。』
『もっと欲張りに生きて良いんだよ。』
と、
パラレルキャリアで生きる事の
素晴らしさを伝えたいのです。
ママが活き活きとしている事によって
家族へも
笑顔で接する事が出来るし、
子ども達へ
”皆通じゃない”ママの背中を
見せ続けて行く事で、
子ども達の生き方の
選択肢を広げてあげる事も
出来るのではないかと
思っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1684706790889-qdRLSZWJIi.jpg?width=1200)
人生は一度きり。
やりたい事があるのなら
自分の気持ちに欲張りに生きたら良いし、
一つの事に
縛られる必要はない!
私は、
パラレルキャリアを選んだ自分を
誇りに思っています。