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進む時間と心と体

この記事には「アイドルマスターシャイニーカラーズ」のコミュのネタバレを含みます。主に、今回新しく実装されました【Housekeeping!】芹沢あさひのコミュについて触れていますので、まだ読まれていない方はブラウザバックを推奨します。また、ここに書かれていることは全て私の想像によるものです。

いらない前説

みなさん、おはようございます。ついに実装されましたね、【Housekeeping!】芹沢あさひが。とは言っても、もう数日が経っていますが。

何と言ってもこのカード…イラストが良すぎる!!!

特訓前のメイド姿では、洗濯物を持って走り回ったり、はたきを片手にくるくる回ってみたり、ネコにウインクしたり......。何人ものあさひさんPが、あのアニメーションで息を引き取りました。ご冥福とご復活をお祈りします。

そして何と言っても特訓後!何だあれは!公式放送で公開されたときは「ニーア オートマタコラボか?」と疑いました。
シャニマスくんには幾度となく申し上げていますが、特訓前と特訓後の脈絡がなさすぎるんですよ!いつもありがとう!!

ここの二人の顔、いいよね。あとみんなお揃いツインテールなのもすばらです。あさひさんは髪が短いからぴょこってしてるんですよ。最高。

さて、イラストの話はここまでにしてさっさとコミュについての感想文に入りたいと思います。このコミュは、当イラスト実装と同時に行われているイベント「The Straylight」のイベントコミュとほぼ同時期に進んでいると思われますが、今回はそちらのコミュについてはほとんど触れません。また別の記事にして書くかもです。

それと、以下の文章からはプロデューサーのことを「P」と書かせていただきます。ご了承ください。

1.カラマリポテト

今回のコミュは、あさひさんがミュージカルのオーディションを受けようとしているところからの話になります。(ここが「The Straylight」のコミュとつながっている?)

彼女とPは、レッスン終わりに打ち合わせがてら昼食を食べているのですが、あさひさんの反応が芳しくありません。

よく話を聞いてみると、今は痛くないもののダンスレッスン中には足に痛みがあったらしく、トレーナーも心配しているようでした。

しかしあさひさんは、今は痛くないということもありあまり気にしていないようです。本人がそういうなら、とPも今回は深く言及することなく、箱に入ったポテトをトレーに出します。

と、ここであさひさんの提案により「ポテト de 砂山崩し」が開催されることとなります。

ここで選択肢が入るのですが

左の場合は、勢いよく取ったPが棒を倒して負け

真ん中の場合は、勢いよくPが取って成功。それにつられたあさひさんが大きくとりすぎて失敗。

右の場合は、二人とも慎重に取りすぎて戦況が全く進まない。
といったような結末でした。

今回、あさひさんはミュージカルに関しても集中力が散漫になっている描写もあります。

ここで原因として挙げられるのは、やはり「足の痛み」なんだと思います。

今回のタイトル『カラマリポテト』で表されているのは、足の痛みという原因によりあさひさんが絡めとられ、色々なことがうまくいっていない様子なのではないかと思いました。絡まってしまったポテトは、勢いに任せて動かしてしまうとすべてが崩れてしまい、かといって慎重に進みすぎると何も進まない。そういった二人の葛藤が描かれていると思われます。

2.ふねをこぐ

場面は移り、あさひさんがミュージカルの脇役であるメイドのマーガレットに選ばれ、他の出演者たちとセリフ合わせをしているところになります。

その途中、ようやくあさひさんのセリフの番が回ってくるのですが、あさひさんの反応がありません。

肩をたたいて呼んでみると、居眠りをしていたようで、起きるとすぐにセリフを読み始めました。

......とここで、今回のタイトル回収がてら雑談なんですけど。

正直なところ、今日日居眠りをしている人を見て、「船こいでる!」っていう人、どれくらいいらっしゃるんでしょうか。座った状態で、頭を前後にこくこく揺らしながら居眠りしている様子が、ボートをパドルみたいなので漕ぐ様子に似てることから、そう呼んでると思うんですけど、最近あんまり聞きませんね。

てことで雑談終わり。

セリフ合わせが終わった後Pは、あさひさんと一緒にセリフ合わせをしていた主演俳優さんと出くわします。先ほどあさひさんが居眠りをしていたことを詫びると

めちゃくちゃな聖人でした。
これ俳優さんって書いてあるけど、さっきの口調からするとたぶん女性の方ですよね。
と思って調べてみたところ、俳優という言葉は男優と女優を包含しているようで、女性・男性どちらに使用しても問題ないようでした。ここで女性かどうかの明言をするのは無粋でした。勉強になります。

さて、Pは俳優さんと話した後、あさひさんと合流。セリフ合わせでの居眠りについて言い聞かせようとします。

が、それより先にあさひさんからの相談がありました。

予想外の言葉に、Pは驚きます。理由を聞くと「足がキリキリ痛む」ということらしく、病院で診てもらうことを勧めますが

と言って行きたがりません。可愛い。

やなことをいっぱい言われる、という発言のおかげで、『あさひさんが過去に何らかの理由で病院を受診し、その際に何かしら嫌なことがあった』という実績が解除されました。僕らはこういうのが好きなんすよ。

さて、時を戻しましょう。

病院に行きたくないと言っているあさひさんに対して、ここで選択肢です。

ここの選択肢はこの後の会話にはあまり響きません。あさひさんはしぶしぶ病院に行って診てもらい、なんともないという確証・安心感をもらいに行くことにしました。

3.シー・スルー

数日後、あさひさんは病院へと向かい、Pはその帰りを外で待っているところからです。

帰ってきたあさひさんは、初めてレントゲンを撮ったこと、色々検査をされたが異常はなかったことなどを話してくれました。

二枚目の最後にあさひさんが、成長期にはよくあるって言っていた、ということからも、これまでのあさひさんの足の痛みの正体は「成長痛」であることが窺えます。

みんなもあったよね。小さいころ、ぶつけてもいないのに肘とか膝とか関節が痛んだりしたこと。成長に伴って骨が伸長したり未発達な筋肉が疲労することで、不定期に痛みや不快感を生じるそうです。

原因もわかり、今現在は何も心配がないと分かって安心したPがあさひさんに、帰ろうかと促すと

これまでレッスンを休んでいたり、ミュージカルに向けての練習があまりできていないことから、あさひさん自身も何かしなければという気持ちに駆られているようです。そこで、あまり体を動かさずにできることはないか、ということで選択肢。

左では、事務所に帰ってから劇中で行う予定の、紅茶をいれる練習を、

真ん中では、メイドが行う家事について知るために、家に帰って洗濯や料理を、

右では、近くの洋館へ足を運び、実際に劇中のメイドがどのような場所で過ごしていたのかを経験することになり、コミュは終了します。

4.泳ぎ出る魚

ミュージカルの本番前の通し稽古当日。

実際の衣装を着て、劇中のセリフをPに放ったあさひさん。可愛い。

急に振られたPは慌てて台本を開き、相手方のセリフを読みます。が。

まぁ、しょうがないっすかね。

しかしPは、あさひさんがしっかりとセリフを覚えられていることに安心しますが、あさひさんはまだ納得のいかないような顔をしています。

普段は衣装のことなど気にしないのにな、と思い、もう一つの心配事について問いかけます。

あるある。病は気からみたいな、そういう感じのやつね。

ということで、あさひさんはPからの激励を受けて通し稽古へと向かい、ここで皆さんご存じの特訓前アニメーションが流れます。これを舞台袖で見ていたPは思わず

と思っていました。

この辺で、「The Straylight」のコミュの第三話で演出家に指摘されていたような、「抜群に上手いけど魂がこもっていない」ことや「表現力が足りない」ところは克服されているのではないかと思います。

練習が終わって帰ってきたあさひさん本人も

このように言っているので、周囲の環境に合わせてベストの動きができるような、そんな成長が彼女の中であったのではないかと思います。

今回の「泳ぎ出る魚」というタイトルは、舞台の上の役としての芹沢あさひと、ストレイライトとしての芹沢あさひを演じ分け、それぞれで生き生きと動くあさひさんを「水を得た魚」になぞらえてのものかなと考えました。

True. くもはれてのちの光

無事に舞台本番を終え、打ち上げと称して最初に二人で食べたポテトのお店にやってきたあさひさんとP。

また舞台に出られるように、どんどん売り込みをしていくか?と問いかけると

もう足の痛みはすっかり引いていたようです。

また舞台に立つこと自体は嫌ではないようで、「同じステージでも、舞台とライブではなんか違った」と、些細ではあるもののその違いについて掴んでいるような、そんな成長が垣間見えました。

と、少し硬い話をしてからの

スンッ顔でポテト食べます。ポテトを食べるとなれば、あれをしますよね。

そうだね、砂山崩しだね。砂山崩しのためには棒が必要だよね。

砂山崩しのための棒と言ったらあれだよね。

そうだね。バムバムくんだね。…なんなんすかね、これ。

そんな感じで砂山崩しは進んでいきますが、Pがすぐにバムバムくんを倒してしまいます。

すぐ終わっちゃったからつまんないっす!もう一回やるっすよ!

とのことで、二人の前にはまた新しいポテトの山が立ちはだかります。

こんな風に次も…

あとがき、というかいらない雑談

というわけで、私の読書感想文というか、ちょっとした解釈を書かせていただきました。ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
今回のコミュでは、あさひさんが心身ともに成長していく姿を体の成長の代名詞である「成長痛」と共に見ていきました。
このコミュの前後の身長を測ってあげたいです。どれくらい伸びたのかな。

細かい話なんすけど、最初にPと砂山(ポテト)崩しをしたときに『一度手を付けたらそこからは動かせない』みたいなルールに対してあさひさんが「そうなんすか⁉」って言ってるところ見て、今まで他の誰かと一緒にやったことはないんじゃないかとか思ったんですよ。でもまぁローカルルールとかありそうだし、結果的には、そんなことねぇっかってところに落ち着きました。どうなんすかね。

最初にも書かせていただきましたが、これはただの私の想像であって、これが正解であるとはさらさら思っていないので、『ここの表現ってこういうことなんじゃね?』とかありましたら、お気軽にコメントください!

それではまた、次の機会に。

たらこ