2016年4月第2週
5日(火)
オッサン と ○○ネコ の新生活が始まってそろそろ1か月が経とうとしていますが、新しいことにまったく順応できない Chacha さんは少々神経衰弱傾向にあり、新しいコードレス掃除機の挑発にすっかり戦意喪失気味で椅子の奥に一時撤退です。掃除機はすでにスタンドに帰陣してしまっていますが、警戒レベルはじぇんじぇん下がりそうにありません。
先々週、「なんかスッキリしないねぇ」と医者に言われた オッサン です。この日、再び新たな名言を耳にしようと期待しながらの医者通いです。残念ながら先々週を上回るお言葉はいただけませんでしたが、この日と来週の2日間で少し調べていただくことにしました。この病院の 桜 の花のピンクが濃くなってきました。たぶんそろそろ訪れる花散る時を知らせています。
7日(木)
この日、とうとう ○○ネコ Chacha は新居からの逃亡を試みました。朝、仕事を向かう途中に前の家に ○○ネコ を預けようと一緒に玄関を出たときにスキをみて脱走です。それもよりによって4Fの大家さんのバルコニーへ。しかもよりによって雨の日を選んで。この2つをわざわざ選択して脱走するなんてさすが勘のいいネコです。ネコ柄がプリントされたカットソーで雨の中対応していただくほどのネコ好きの奥さんをもってしても手に負えないので、大家さんにしばらく様子を見ていただくことにして、いっさいをお任せして仕事に向かうことに。(;´д`)トホホ。陽のあるうちに仕事を終えて帰宅すると玄関先に見たことないキャリーが……。大家さんがわざわざ我が家の ○○ネコ を捕まえて届けてくれていました。さっそくお礼に伺いましたが、まだ引っ越しの挨拶をすませていなかった借り手の オッサン としては ○○ネコ のおかげで最高?!の挨拶の機会をいただく結果となりました。Chacha さん、グッジョブ!(含む複雑な気持ち)。
(IMAGEはのちほど)
9日(土)
相変わらず「どこかへ行きたい症候群」(たぶん「前の家に帰りたい症候群」という診断が出そうです)を患っている ○○ネコ です。玄関ドアを開けようとするのはイイのですが、基本自分の限界ということの線引きをしないネコなので、長々とやっているのを眼にして気の毒に思う オッサン が夜中に散歩に連れ出すことになります。ただこの場合の散歩は成人(人:×→猫:○)ネコをかかえて歩く オッサン の体にイイことずくめなりますので公園のベンチで休むことが必須となります。散歩のストレスで抜けるネコの毛だらけの紺のパーカーの オッサン 本人と、基本抱っこが大嫌いなものの外を歩く方がさらに苦手なため仕方なく抱っこされている ○○ネコ Chacha さんです。
近くの学校の 桜 が街灯に照らされてイイ感じだったのでポチリます。夜の 桜 も目をひきます。この下で集まって酒を飲む習慣を生んだ日本人の感性を自分も備えていることを感じます。
10日(日)
本来なら PARACUP2016 に参加して ハーフマラソン 3.5h に出走する予定でしたが、どうも体調が整わないことに加えて、今週と来週の2日を使って医者で検査を受けることになったことで、PARACUP2016 は今年は参加を見合わせることとしました。あっ、そうでした。もう一つ、明治安田生命 2016 J1リーグ 川崎フロンターレ vs. サガン鳥栖 に先週に引き続いて 我が 田口家 のセンターバックお二人をお連れすることが木曜の夜に決まったことも参加見合わせることにした大きな要因です。この日は競技場近くでお二人を降ろしてフロンパークで楽しんでもらっている間に、駐車場を見つけてからいったん武蔵小杉の駅近くへ。駅前の植え込みにキレイな形の タンポポ を見かけたので早速ポチリます。いつも散歩している T 川 ではかつての公害の影響を受けた タンポポ ばかりを見ているためにきれいな花の タンポポ を見かけるとついついポチリがちになります。
駅から競技場への途中に通る アズネロ通り (オッサン勝手に命名) の ハナミズキ がそろそろ楽しみになってきましたが、その前に腰の高さほどの トウダンツツジ が白い花を咲かせています。もちろん目の前の箱からたった今名前を知りますた。
フロンパーク入口の ピコリーノ 改め ウィントス も オッサン より先に到着していました。遠路はるばるお疲れ様です。
フロンパーク到着。この日のフロンパークは「那須どうぶつ王国ランド」&「陸前高田ランド春」開催です。三陸の蒸し牡蠣にはとくに長蛇の列が。オッサン のセンターバックのおふたりは オッサン が駐車場に車を入れて駅で買い物をしている時間、1時間半を並んでそのうまさを堪能しましたが、牡蠣を蒸しあげる能力に対して待つ人の列の長さが上回っているように見えたので オッサン は遠慮します。那須からは アルパカ さんなどのいつもの面々が 等々力 に集合しています。
試合前の 「イーグルフライトパフォーマンス」 についてはさすがは フロンターレ プロモーション部!!!。ちょっと違いを見せるという点で面目躍如の企画でした。詳しい話は イーグル の尊厳を守るために避けますが1万8千人で埋まるスタジアム内を飛ばされる鷹の眼(鷹の眼:× → 鷹の身:○)なったらそういう結果になるのも「無理はないっしょ」という結果に。2度目のフライトでは 鷹匠 の元にすら戻らず笑いを取りに行くあたりお呼びしたのは フロンターレ にふさわしい 鷹 さんだったようです。試合はバージョンをあげてきた サガン鳥栖 に対して固唾を飲むような90分。後半は 小林 悠 を主に追いかけて見ていましたが、かつて フロンターレ に所属していた タニ こと“算数できないほうの”谷口(一部のフロサポの発言より - けっして Black Taguchi の言葉ではありません)とのマッチアップが気持ちが入っていて見ごたえありました。
息が詰まる90分を終えて最後に待っていたのは 等々力 沸騰でした。いったんは 大久保 のオフサイドで ノーゴールの判定にあきらめムードが漂った後の最後のワンプレーで 小林 悠 の振り向きざまの弾丸クロスから 大久保 嘉人 のヘディングゴール!!!。手にしていた タオマフ が最後の最後に振る機会を得られたことを喜んでいつもより多く回っています(もちろん 海老一染之助・染太郎の名調子でお願いします)。ゴール裏の大旗の暴れ具合もこれまでの 90分 の思いのすべてがこの瞬間に一気に解放されたかのようです。
そして メインスタンド もこのノート2度目の登場のフレーズですが 山下 久美子 のライブハウスの比にならないほどの規模で ソウダチ です。
選手たちが GOAL を祝って集まった陸上のトラックでは、テレビカメラのクルーにスチールカメラマンが後ろ向きでぶつかり両者が倒れ、
タッピー こと 田坂 が戻ろうとするみなに声をかけて再び集めて 長老 ケンゴ の次女誕生を祝ってゆりかごダンスが行われ、
やっぱり一番はしゃいでいるのが大いなる次男坊 中村 憲剛 であったことが判明し、
最後に 漢 大久保 嘉人 はチームの バンディエラ にして マエストロ の祝福の抱擁を受け、
その間、観客はそれまでのイッサイガッサイを忘れて至福を味わう。これこそが The 等々力劇場!!!。
次の キックオフ と同時に 試合終了 の笛が吹かれて、最後のワンプレーで試合が決したことをスタジアムの全員が知ることになりました。勝者にはその喜びに存分に浸ることが許されてピッチのど真ん中で派手に分かち合っています。
この日は一方の歯医者(歯医者:× → 敗者:○)も十分にタタエラレルべき存在となる闘いぶりでした。サガン鳥栖サポ の姿もそれを表しているかのようです。
クラブのスタッフまでもが選手と一体化しているかのような笑顔の場内一周です。負けた試合ではこれほどキレイに並ぶことは決してありません。オッサン も安心して帰れます。
満足のいかない試合ではニコリともしない試合後の場内1周ですが、すでに次なることを脳内で考え始めているかのような ケンゴ さんのこの顔つきは今後も引き続き相当期待できそうです。
そしてなによりオメデタイ存在だったのがこの日、ウィニングハイタッチ に当選した方々。なにせアディショナルタイムが終わりそうになる時間までこの日のウィニングハイタッチは行われずに解散する憂き目にあう運命だったのが、最後の最後にチームの勝利を受けて最高の雰囲気の中で場内のトラックに降り立つことが叶ったこと。もう一生忘れらんねぇよ、きっと。かくいう オッサン もかつて参加したときに ジェシ の手を握って万歳して以来一切手を洗っていません(今、アラフィフ オッサン、嘘を言いました)。
オッサン 個人的には、先週に引き続きこのお二人に2週にわたって満足いただいたことが何よりでした。まだまだこういうことに足を運ぼうと思ってくれることにうれしさを感じます。そして先週は帰りの運転のために辞退していたアルコールでしたが、2週連続の苦行はこの オッサン には無理だったようでこの日は試合の始まる前から断りなしに勝手にお二人のどちらか一方にお任せして 2チャラーン させていただきましたことを最後にご報告させていただきます。謝謝。