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透真
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サンキャッチャー

サンキャッチャー

あなたと結ばれた日、
あなたのお部屋の窓辺のサンキャッチャーが、部屋中にキラキラ虹を作ってた。
ギターとテーブル以外は何も無いような、少し散らかった狭いお部屋。
サンキャッチャーとあなただけが輝いてた。

暗くなるまで愛し合ってくたびれてお腹がすいて、2人でカップ麺を食べました。お盆を床に置いて。
あなたは、太陽みたいに綺麗なガラスのコップに、お水を注いでくれました。

お部屋の電気がオレンジがか

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透真

透真

妄想。

こんなに良いお天気の日に
ひとりバスに揺られながら
貴方を想う。

もしも
わたしの隣に貴方がいたら。。

まるで楽園にいるみたいに
この上なくしあわせなのでしょう。。

お日様のしたの貴方はきっと
眩しすぎて、
素敵すぎて、
わたしきっと真っ直ぐに
貴方を見られないわ。。

貴方を、
わたしのEdenへお招きしたいの。

貴方は…
Edenへ、入れるでしょうか。。？

貴方の羽根は
それは美しい

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透真

透真

チョコレェト

チョコレェト

んーっとね、もうすぐバレンタインなの。
バレンタインさんが死んだ日。
ここ2年くらい、自分用のご褒美チョコの日になっちゃった。
だって男のコは
チョコレェトがそんなに好きじゃないんだもの。
貴方も、あなたも、彼もキミも、あの人も。
チョコレェトみたいにひと粒でちょこんと可愛く、舌のうえでとろける甘さは
女のコのものよ、どう考えても。
でも
だから
女のコの大切なもの、
貴方にあげたいって
思っちゃ

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透真

透真

わんこ

わんこ

わんこを飼いたいと思ったの

思い切り愛情を注げる
そしてその愛に応えてくれる

そんな対象

だからパパにおねだりしたけど
面倒みないからだめだって

ほら
飼い犬は責任もって最後まで面倒みなきゃ
パパもそう言ってる

わたしは

貴方の愛にたっぷりの愛で応える忠犬だったでしょ？

時々わがままいうけど、噛んだりしません
おトイレだって自分でできます

貴方が躾てくださったとおりに

ほんとうは

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透真

魂の双子

魂の双子

綺麗なものを見つけると、貴方を思い出します。

貴方はとても美しいから。

綺麗なものを見つけると、貴方に伝えたくなります。

貴方は美しいものの価値や、どんなものが美しいのか、解ってらっしゃるから。

わたしは、意図せずに、
自分の美的感覚から外れたものや、
過激なものに触れてしまい、
心がざわざわと落ち着かなくなったら、
貴方が撮られたお写真を観ます。

貴方のお写真は唯一無二の美しさですもの

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透真

透真

わたしのベッド

わたしのベッド

わたしは1日1度死ぬ
お薬を飲んで、きっかり1時間後に
あたたかいお布団の中で
ぬいぐるみを抱っこして
オルゴールをき聴きながら

まだお空が暗い黎明に
わたしはまた蘇る
生まれ変わったわたしは
新しい1日を生きる
わたしのベッドはね
柩なの

透真

透真

恨みごと。

恨みごと。

切ないのは
もうすぐ雨が降るからよね？

泣きたいのは
お腹の傷が痛むからよね？

寂しいのは
もうすぐ月のものが始まるからよね？

怖いのは
お外が暗いからよね？

ねぇ、
だいじょうぶですよって
頭を撫でて？

わたしはひとりぽっちじゃないって信じさせて？
お願いよ。

地上に放られたのではなくて、
仕わされたのだって
想いたいのよ。

切ないのも
泣きたいのも
寂しいのも
怖いのも

ぜんぶ

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透真

透真

白

白

おんなのひとは恐いから嫌い
おとこのひとは下品だから嫌い
にんげんは醜いから嫌い
どうぶつは野蛮だから嫌い

じゃあ、何が好きなの？

天使

なかなかお目にかかれないね

うん
だから生きづらいの
類は友を呼ぶっていう言葉があるでしょ？
だから、わたしにお友達はいないの

さみしいのかい？

少し

だけどしかたがないの
白は、ほかの色をはじくから

何色かに染まってしまうのはいや
そうなるくら

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透真

透真

ハティとスコール🌕*°

ハティとスコール🌕*°

今日は満月
ついこの間まで、チェシャ猫が笑ってるみたいな三日月だったのに
満ちてゆく
満ちてゆく
それとともに
不安になる
ゆらゆらと
落ち着かなくなる
うずうずと
お月様を追っかけてる狼の名前はなんだっけ？
早く捕まえて食べてしまって
お願いよ
だけど
太陽だけは絶対に食べちゃだめ

透真

透真

勿忘草

勿忘草

わたしを忘れないで
わたしはその花言葉を好きになれなかったの
控えめな花姿とは違って図々しい
そう思っていたの
わたしは
わたしがいなくなるなら、わたしを大切に想ってくれているひとには
わたしを忘れてほしい
想い出なんてない方が、いっそ清々しく

けれど、
大好きな貴方
貴方には、わたしを忘れてほしくないの
ずっとわたしとの想い出に苦しめられればいいと思うわ
永遠に、わたしを想い続けていてほしいの

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透真

透真

お空が恋しい

お空が恋しい

窓が無いお部屋は嫌い
息が詰まっちゃう

お空が恋しい
お空が恋しい
広く広く、果てのない碧
もくもくと、ふわふわな雲

その広いお空のうえから、わたしを呼ぶ誰かのことなんて気にしていないで
ただ碧につつまれたい