無職もアリじゃない?【主夫マガジン#0】
「主夫マガジン」なるものを始める。
主夫マガジンとは?
「主夫マガジン」では、主夫の日常や、主夫という選択肢に対して多くの人が抱く疑問や質問に答える形式で記事を書く。
(*ここでいう「主夫」を「主婦」と読み替えても大きな齟齬はない)
記事の内容は、知人から寄せられた質問や、ネットで検索されている疑問に基づき、自分なりの視点で答えていくものだ。後述するが、読者からも質問を募集してみる。
このマガジンの目的は、主夫を肯定することに留まらず、賃労働一辺倒の社会の風潮から離れ、賃労働以外の選択肢を広めることにある。
テーマの具体例
「質問・疑問に答える形式で」と述べたが、テーマにする予定の質問・疑問をいくつか紹介する。
なんで主夫になろうと思ったの?
なんで主夫になれたの?
親や義両親の反応は?
働いてないの?
主夫になる魅力は?
などなど、主夫に関することなら何でもネタにしようと思っている。
動機(建前)
主夫マガジンを作ったのは、単なる思いつきだ。「主夫ネタで記事を書けそうだな〜。マガジンでも作るか」という軽いノリで始めた。とはいえ、建前的な動機もある。
無職は悪じゃない
それは「働かない=悪」という風潮へのアンチテーゼだ。現代社会では、家事労働をする主婦・主夫は「働いていない者」とみなされ、社会的立場を弱くしている。この背景には「働いていない=悪」という前提がある。
我々は「無職<無賃労働<賃金労働」という不等式のもと、労働を促される。実際、無職という言葉には負のイメージがつきまとう。無職とは「定職に就いていない者」を指すだけで、それ以上でもそれ以下でもないのに。
色々な無職がいる
無職にはさまざまな形がある。ニート、ヒモ、自給自足、資産家、主婦、主夫、その他明確な肩書きがない無職もいる。世の無職たちは、それぞれの理念を基に、それぞれの方法で生活している。それらを「無職」としてひとまとめにし、批判の対象にしている現状がある。
私は「主夫を増やしたい」とは思っていない。でも、主夫を選択肢の一つに考える人が増えてほしいとは思っている。先述したニートやヒモだって、選択肢の一つとして同列に扱われて良いと考えている。
私はニートや自給自足の経験はないが、主夫に関しては現在進行形で経験している。だからこそ、自分ができるのは、新たな選択肢としての「主夫」について語ることだ。主夫マガジンを通じて、主夫に関する(独断と偏見にまみれた)知見を広めたい。これが、建前的な動機だ。
質問募集中!
「マシュマロ」という匿名メッセージサービスを用いて、質問を募集する。
登録不要、匿名で質問できる。私からも、誰が質問を送ってきたのかを把握できない仕様になっている。
「妻に養ってもらって恥ずかしくないの?」
「年収いくら?」
「離婚したらどうするの?」
などなど、率直な疑問も大歓迎。その代わり、私も率直に答える。
ただ、ネガティブな内容だと自動的に削除されるっぽい。ネガティブな表現をしたい人は、伏せ字や隠語を用いて工夫をした方がいいかもしれない。
ブログのサーバ費に充てさせていただきます。